戦略コンサルタントの仕事内容と業界BIG3とは?就活初期に必見!

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  • 「戦略コンサルタントに興味あるけど総合コンサルタントとの違いって何?…」
  • 「戦略コンサルタントの仕事内容がよく分からない…」

戦略コンサルタントの仕事に興味があっても、まだ具体的な仕事内容までは掴めていないのではないでしょうか?

そんな就活初期のあなたのために今回は戦略コンサルタントについて以下の5点を軸に徹底的に解説します!

この記事を読んで戦略コンサルタントについて理解を深め、選考に備えましょう!

目次

1.戦略コンサルの特徴5つ

戦略コンサルティングファームの特徴は5つあります。

企業の経営層が抱える問題を解決する
クライアントの役職が高い
少数精鋭である
給料が高い
クライアント先に常駐するプロジェクトが少ない

順に説明します。

(1)企業の経営層が抱える問題を解決する

戦略コンサルの特徴1つ目は、企業の経営層が抱える問題を解決するということです。

戦略コンサルタントは、ビジネスの上流部分と言われる、企業の経営課題を解決するための施策を提案します。

例えば、業績UPのための中長期の戦略立案や、マーケティング戦略、新規事業立案、M&Aなどの計画を立てます。

新卒から、企業の経営を動かす大きなプロジェクトを経験できるのが醍醐味です。

(2)クライアントの役職が高い

戦略コンサルの特徴2つ目は、クライアントの役職が高いことです。

戦略コンサルタントは企業全体の経営に関する課題解決を依頼されるため、顧客は(CxO)と呼ばれる経営者層となることが多いです。

また、1つの案件が高額なため、顧客も政府や大企業に絞られ、若手社員コンサルタント時でも大企業の経営者層と対等に仕事ができます。

このように、戦略コンサルタントの顧客は、グローバル展開の大企業や、全国規模のメジャー企業のような大規模な組織の経営層が多いのが特徴です。

(3)少数精鋭である

戦略コンサルの特徴3つ目は、少数精鋭であることです。

戦略コンサルティングファームは採用人数が少なく、新卒だと毎年10人前後の採用が大部分を占めます。

総合コンサルティングファームは100人以上の新卒採用なので、戦略コンサルは少数精鋭志向が総合コンサルと比較すると、より強い傾向があります。

そのため、レベルの高い集団で切磋琢磨できる成長環境が得られます。

(4)給料が高い

戦略コンサルの特徴4つ目は、給料が高いことです。

戦略コンサルタントを1人雇うためには、総合コンサルタントを1人雇う場合に比べて、より多くの報酬が必要となります。

新卒社員はアナリストと呼ばれる職位からスタートするため、年収500万円〜600万円となります。

2.3年程で出世し、職位が上がれば、年収が倍の1,400万円ほどになるため、他業界で働く同級生より裕福な生活を送ることができます。

(5)クライアント先に常駐するプロジェクトが少ない

戦略コンサルの特徴5つ目は、クライアント先に常駐するプロジェクトが少ないことです。

総合コンサルタントは、業務改善やシステムコンサルティングの場合、顧客の会社に常駐します。

しかし、戦略策定の際は、特段にその必要がないため、自社で業務を行うことが多いです。

このように、クライアント先に常駐する必要が特段にない場合は、自社で業務を行います。

2.戦略コンサルタントの仕事内容

ここまで、戦略コンサルの特徴を総合コンサルと比較しながら説明しました。

ここからは、戦略コンサルの仕事内容について説明します。

(1)戦略コンサルの仕事の流れ

簡単に言うと、戦略コンサルの仕事の流れは5ステップです。

  1. ヒアリング
  2. 提案書作成&プレゼン
  3. 初回ミーティング
  4. 調査・分析・成果物作成
  5. 最終報告

順に説明します。

#1:ヒアリング

1ステップ目は、ヒアリングです。

ヒアリングとは、顧客への聞き取り調査のための打ち合わせです。

顧客の要望を聞き、置かれている状況を把握して、課題解決のための糸口を探ります。

ヒアリングで得た情報をもとに、有効な戦略を立てていきます。

#2:提案書作成&プレゼン

2ステップ目は、提案書作成&プレゼンです。

ヒアリングで得た情報と自社の強みや自身の経験をもとに戦略を練り、プロポーザル(提案書)を作ります。

提案書には、プロジェクトの背景や目的、実行スケジュール、必要費用などが明記されます。

また、大規模なプロジェクトの場合は、クライアントは複数のコンサルティングファームに声を掛け、比較して、案件を発注する会社を決めます。

そのため、クライアントにとってコンサルティングファームの良し悪しが明確になるのがこのステップになります。

#3:初回ミーティング

3ステップ目は、初回ミーティングです。

初回ミーティングはプロジェクト受注後にお客様と初めて行うミーティングで、キックオフと呼ばれます。

初回ミーティングを上手くこなし、顧客を納得させることができれば、プロジェクトの成否は良い方向へと向かいます。

そのため、この時点で最終成果物に近いものを提示することができればその後のプロジェクトが円滑に進行します。

#4:調査・分析・成果物作成

4ステップ目は、調査・分析・成果物作成です。

調査・分析・成果物作成はプロジェクトデリバリーと呼ばれます。

これには、代表的な形態が3つあります。

順に、ネットやデータベースを用いたデスクワーク形態、社内外の専門家にヒアリングする形態、そしてプロジェクトの途中でお客様とワークショップを開き、要望を再抽出する形態です。

またプロジェクトデリバリ―においては、お客様の要望に沿ったリサーチ、ヒアリングなどができているか、適宜注意しながら作業を行う必要があります。

#5:最終報告

5ステップ目は、最終報告です。

1〜4ステップにおいて成果物を作り上げ、最終報告では、プレゼンテーションという形でクライアントに報告します。

最終報告では、成果の報告と次のプロジェクトの営業を行ってプロジェクトを完了します。

最終報告の時点では、顧客の要望、業界、サービスに対する知識が増えています。

そのため、成果物報告に加えて、他のコンサルティングファームと競合せずに次のプロジェクトを受注するため、次のプロジェクトの営業を行います。

3.【BIG3徹底解説】戦略コンサル3社の特徴

戦略コンサル業界のBIG3とは以下の3つを指します。

  1. マッキンゼー
  2. BCG
  3. ベイン&カンパニー

ここでは、戦略コンサルBIG3の案件の特徴、年収、ワークライフバランス・人間関係、人材育成環境について会社ごとに解説します。

(1)マッキンゼー

マッキンゼーは、世界60カ国に105拠点以上の支社を持つ世界的なコンサルティングファームです。

そのため、所属コンサルタントは世界中のプロジェクトに関わることができます。

#1:案件の特徴

マッキンゼーの案件はグローバル案件が豊富です。

マッキンゼーは世界的にNO.1のシェアを築いているため、他ファームより質・量共にスケールの大きい案件が集まります。

グローバル案件に関わりたい方はお勧めです。

#2:年収

学部卒・院卒初任給で550万〜825万円ほどもらえます。

ベース年俸は550万円です。

新卒5年目から8年目で役職が上がれば、1,100万から2,100万円ほどもらえます。

ベース年俸は1,100万円から1,400万円です。

#3:ワークライフバランス・人間関係

公式ページでも労働時間が長いことが明記されている通り定時に帰ることは困難です。

しかし成果を出せばよいので、業務を効率よくこなして自分の時間を確保している方もいます。

人間関係に関しては、社員同士のオフィス外の交友も多く人間関係はウェットです。

しかし、仕事となるとドライで妥協が無い雰囲気になります。

#4:人材育成環境

マッキンゼーには入社前のBerliz英語研修、人数制限が存在しないMBA留学資金提供、9月入社システム等、キャリア形成を支援する制度が存在します。

このような手厚な育成制度が存在するため、入社時は能力より、キャラクターや潜在能力を尊重されている傾向があります。

(2)BCG

BCGは最初に日本進出を果たした戦略コンサルティング会社です。

そのため、国内で他の戦略コンサルティング会社より強いポジションを確立しています。

日本におけるビジネス規模、コンサルタント数も多く、日本政府を顧客とする案件も多く請け負っています。

#1:案件の特徴

BCGは日本のビジネス界とのパイプが太く、国内ではマッキンゼーを抜いて非常に強いポジションを確立しています。

また中には、日本政府を顧客とした案件もあります。

国家戦略に関わることができるという点がBCGの大きな魅力です。

#2:年収

学部卒・院卒初任給で700万円ほどもらえます。

ベース年俸は600万円です。

新卒6年目から8年目で1,320万円から1,800万円ほどもらえます。

ベース年俸は1,200万円です。

#3:ワークライフバランス・人間関係

顧客である経営者層の要望に応えるため、労働時間が長くなる傾向があります。

しかし会社全体で働き方改革に取り組み、ライフステージに合わせ社員が仕事とプライベートの両立を図れる制度があります。

人間関係は比較的日本的なウェットで温厚です。

そしてプロジェクトを成功されるためのパーツではなく、社員を一個人として大事にする文化があります。

#4:人材育成環境

アプレンティスシップ(従弟制度)、キャリア・アドバイザーによるサポート、プロジェクトリーダーによるOJTなど支援体制が存在し、全面的な支援制度があります。

従弟制度のおかげで、年齢の違うコンサルタント間の結束も増し、短期間でコンサルタントとして独立できるスキルを身に着けることができます。

(3)ベイン&カンパニー

ベイン&カンパニーは真に進むべき道「True North(真北)」を示すことを信条としています。

現在、世界36カ国に57拠点の有し、約8,000人の従業員が在籍しています。

#1:案件の特徴

案件の特徴は業界ごとの偏りがなく、様々な業界の案件を幅広く扱っていることです。

BIG3他の2社と違い、戦略系の案件が多いことや、ファンドに対するM&A支援が比較的多いです。

#2:年収

学部卒・院卒初任給で650万円から750万円ほどもらえます。

ベース年俸は500万円です。

新卒6年目から8年目で1,300万円から1,700万円ほどもらえます。

ベース年俸は1,000万円です。

#3:ワークライフバランス・人間関係

他社と比較するとホワイトであると言われ、「外資就活」によると、コンサルタントは通常、20時から21時頃に自宅に帰ることが多いようです。

ベイン&カンパニーでは”Case Team Norm”というケースごとにチームでルールを決定する制度が存在します。

この制度の下、チーム内で労働時間の取り決めなどを行い労働時間を適正に保つ取り組みをしています。

またこのルールが遵守されたかどうか調べる”Case Team Survey”という制度も存在します。

#4:人材育成環境

“Bain Virtual University”というオンライン・トレーニングがあります。

各職位でトレーニングが用意されており、海外での研修を受講することができます。

またメンター制度も導入されています。

4.戦略コンサルタントに求められる資質4つ

戦略コンサルタント 資質

ここでは、戦略コンサルタントに必要な4つの資質を紹介します。

  1. コミニケーション能力
  2. 論理的思考力
  3. プレゼン能力
  4. 体力・精神力

順に説明します。

(1)コミニケーション能力

戦略コンサルタントに求められる資質1つ目は、コミュニケーション能力です。

コンサルタントとはクライアントやチームメンバーなど人と多く関わる職業です。

プロジェクト成功のためには周りの人と良好な関係を構築することやヒアリングで課題を抽出することが求められます。

そのためには相手の意見を正しく理解し、それに対して自分の意見を正しく伝えることができる能力である「コミュニケーション能力」が必要とされます。

(2)論理的思考力

戦略コンサルタントに求められる資質2つ目は、論理的思考力です。

戦略コンサルタントの仕事は、企業の経営課題の解決策を考えることです。

そのため、求められる資質のうち、論理的思考力は最も不可欠な資質と言えます。

論理的思考力は、問題に対して原因を分析し解決策を考える際や仮説設定を行い検証方法を考える際、報告書のプレゼン構成を練る際など業務全ての場面で必要とされます。

戦略コンサルタントは戦略策定を行うために不可欠な現状分析を行う際に、”フレームワーク”と呼ばれる思考の枠組み(ツール)を用います。

代表例を挙げると、マッキンゼーの”7S”、BCGの”PPM分析”などがあります。

それ以外にも戦略コンサルタントは、SWOT分析、3C、5forces、そのファーム独自に開発したフレームワークなどを用いながら、戦略策定を進めていきます。

このように、論理的思考力は戦略コンサルタントにとってその他コンサルタントより重要な資質と言えます。

(3)プレゼン能力

戦略コンサルタントに求められる資質3つ目は、プレゼン能力です。

コンサルタントは企業から依頼された課題に対する施策をプレゼンテーションにおいて、簡潔に相手に伝える必要があります。

集めた資料やデータ分析に関する情報を整理し、クライアントである経営者に提案が妥当であることを納得させることが求められます。

マッキンゼーでは、コンサルタントの他に、報告書・スライド資料作成を行う”資料作成スタッフ”と、情報収集を行う”リサーチャー”の3人で資料を作成します。

この仕組みによってマッキンゼーのコンサルタントは、情報を分析・検証しクライアントの課題に対して解決策を提示する業務に集中でき、質の高い資料を短時間で作成することができます。

(4)体力・精神力

戦略コンサルタントに求められる資質4つ目は、体力・精神力です。

コンサルタントは労働時間が長いため体力が必須です。

クライアントが求める要望に応えるために期限までに多くの業務をこなす必要があるためです。

また、経営者など目上の人に対して、アドバイスを行うため、精神的なプレッシャーも大きく精神力も必要になります。

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5.戦略コンサルタントの選考対策2つ

ここでは、戦略コンサルティングファーム内定のための選考対策を2つ紹介します。

ただし、選考対策の前に気を付けて欲しいことが一つあります。

マッキンゼーなど一度選考を受けて落選すると、ある程度の期間は再受験不可・再受験が不利となることがあるので、気を付けましょう。

では、2つの選考対策を紹介していきます。

  1. テスト対策
  2. ケース面接対策

順に説明します。

(1)テスト対策

1つ目の戦略コンサルタントの選考対策は、テスト対策です。

BIG3の一次選考にはWEBテストがあり、どこもボーダーラインが高くなっています。

テストで落とされてしまっては、面接で自分の良さをアピールすることができません。

BIG3 はそれぞれ違う種類のテストを採用しているので、志望企業のテストの問題に備えましょう。

  • マッキンゼー:玉手箱形式
  • BCG:SPI
  • ベイン&カンパニー:オリジナル問題 類似形式としてGMATとベン図が挙げられる。

テスト対策に関して詳しくはこちらの記事をご覧ください。

(2)ケース面接対策

2つ目の戦略コンサルタントの選考対策は、ケース面接対策です。

ケース面接は4つの手順があります。

  1. 確認
  2. 現状分析
  3. 課題特定
  4. 解決策提案

#1:確認

確認の過程はその後の指針を決定する重要な作業です。

確認が浅いと、その後に思考の過程をひっくり返し、再定義するタイムロスが発生する可能性が出てきます。

そのため、①語句の定義、②クライアント、③目標の3つのポイントを確認する必要があります。

#2:現状分析

現状分析では以前の過程で確認した状況を分析していきます。

この過程ではフレームワークなどを用いて状況を整理しましょう。

#3:課題特定

課題特定の過程では、どこに重大な課題が存在するか特定をします。

課題の中から実現可能性が高く、解決すると効果が高い課題を選択することが基本です。

そのため、①実現可能性と②効果の2つの基準から判断します。

#4:解決策提案

解決策提案では、特定された課題について解決策を提示します。

前過程で確認した情報や自分の知識、経験、そして面接官との受け答えを踏まえ、自分の考えを盛り込み解決策を考えます。

この過程では①戦略立案と②解決策の評価の2つの段階を踏むことが求められます。

もう一度、効果と実現可能性の観点から複数の戦略に対して評価を行い、その中で複数存在する解決策に優先順位を付与します。

6.まとめ

この記事では、戦略コンサルタントの特徴、仕事内容、業界BIG3の各特徴、戦略コンサルタントになるための資質、そして選考対策を紹介しました。

戦略コンサルタントは、激務であり、精神的なプレッシャーも大きいですが、高い収入ややりがい、また充実した成長環境が見込める職種です。

戦略コンサルティングファームからの内定を勝ち取るために、本記事で解説した対策等を実行し、就活を有利に進めていきましょう!

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