外資系投資銀行とは?日系投資銀行との違いと求められる素質

投資銀行

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「投資銀行とはどのような企業? 」
「普通の銀行や証券会社とはどう違うの? 」

といった投資銀行についての疑問を持っていませんか?

投資銀行とは、法人向けの金融サービスであり、高い専門性と体力が求められる業界であり、収入の良さだけに惹かれると後悔してしまうかもしれません!

この記事では、投資銀行とはどのような業態の企業か、外資系・日系の違い、各部門についてなど、投資銀行のいろはについて説明します。

この記事を読めば、投資銀行があなたにとって魅力的な業界なのかどうかが分かりますよ!

目次

1.投資銀行とは

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投資銀行とは企業の資金調達サポートやM&Aを行う際のアドバイス業務を行う金融サービスです。

ゴールドマンサックス、モルガン・スタンレーが代表的な投資銀行です。

銀行という名前がついていますが銀行とは違い、企業が資金調達をする際の証券を買い取って投資家に販売したり、他の会社を買収したり合併して事業成長を加速させていきたいという会社に対してのアドバイス行なっています。

証券に最適な値付けをして上手に販売していくためには、知識や技術、ノウハウが必要となります。

それらを持っているのが投資銀行なのです。

(1)証券会社との違い

証券会社と投資銀行の大きな違いは、市場と取引相手の違いです。

証券会社は、投資家同士が証券の売買を行う際の仲介業務を行なっていますが、投資銀行は主に、資金調達を行う会社の証券を自社で引き受けてそれを販売しています。

日系投資銀行として上がる会社の多くは証券会社なので混同しやすいですが、厳密には違う機能を担っているものになります。

(2)銀行との違い

投資銀行と銀行の違いは、個人や会社に融資を行うかどうかという点です。

投資銀行は資金調達の際のアドバイスやサポート業務を行うのに対し、銀行は預金を企業や個人に融資することで金利を得ています。

「銀行」という名前がついているので混同しやすいですが、全く異なった役割を持っているものになります。

2.外資系投資銀行と日系投資銀行の違い

外資系と日系の違い

投資銀行と言えばゴールドマン・サックスやモルガン・スタンレーのような外資系投資銀行が思い浮かびます。

しかし、日系の投資銀行も存在します。

日系の場合は、投資銀行という独立した企業ではなく銀行や証券会社が投資銀行の役割を持っていることが多いです。

以下、外資系・日系の投資銀行の例です。

外資系投資銀行日系投資銀行
●ゴールドマン・サックス
●モルガン・スタンレー
●JPモルガン
●メリルリンチ
●シティ・グループ証券
●UBS証券
●バークレイズ証券
●ドイツ銀行
●クレディ・スイス
●野村証券
●大和証券
●三菱UFJモルガン・スタンレー証券
●SMBC日興証券
●みずほ証券
●三菱UFJ銀行
●三井住友銀行
●みずほ銀行
●日本政策投資銀行

それでは、外資系投資銀行と日系投資銀行では何か違いがあるのでしょうか。

大きな違いを3点紹介します。

(1)案件数は日系が多い

舞い込む案件数に関しては日系の方が多いです。

その理由は下記のようなものが挙げられます。

・大規模案件だけではなく小規模な案件も取り扱っているため
・日系企業とのコネクションがあるため
・日系銀行は日本円での資金調達に強いため

規模に関わらず様々な案件に携われることは、若手のうちからコツコツ経験を積みたい人に向いています。

外資系か日系かを選択するにあたり、重要な判断要素となるでしょう。

(2)給与は外資系が高い

一般的に、給与は外資系の方が高いです。

ただし、外資系は日系よりも業務量が多いです。

外資系の方が人員が少なく、1人で複数案件を抱えるため、必然的に業務量が多くなるのです。

額面だけを見ると外資系の方が魅力的に見えますが、ライフワークバランスは日系の方が良いでしょう。

自分が何を優先するのかを明瞭にすることで選択がしやすくなります。

以下の記事で投資銀行の年収ランキングを紹介しているので参考にしてみてください。

(3)強みを持つフィールドが異なる

外資系と日系では、強みを持つフィールドが異なります。

外資系はクロスボーダーの案件に強い一方、日系は国内市場に強いのが特徴です。

しかし、近年は日系企業が海外企業を買収する動きが盛んになってきたので、日系投資銀行であってもクロスボーダー案件に携われる機会はあります。

例えば、2017年のM&Aの案件である東芝による、日米韓連合への東芝メモリの売却(約2兆円)はゴールドマンサックスと野村證券の2社がアドバイザーをしました。

そのため、フィールドの違いを判断基準の1つ目に設けるのはおすすめしません。

3.投資銀行マンの年収

投資銀行マン 年収

投資銀行員は年収が良いイメージを持っている人が多いでしょう。

確かに年収の高い業界ではありますが、報酬として求める金額の基準は人によって違うはずです。

選考を受ける前に、具体的な数字を知ることでミスマッチを防げます。

上記のランキングを参考にしてみてください。

詳しくは以下の記事を参考にしてください。

4.投資銀行の部門

投資銀行 部門

投資銀行には部門が存在します。

部門ごとに業務内容が大きく変わるので、それぞれの部門がどのような業務をしているのか把握する必要があります。

銀行によっては、選考を希望の部門ごとに行うので、何となくで選ぶのではなく、業務内容をしっかり理解した上で選択するようにしましょう。

以下で各部門について簡単に説明します。

もっと詳しく業務を理解したい方はこちらの記事を参考にしてみてください。

(1)投資銀行部門(IBD)

投資銀行部門(IBD)とは、大手企業の資金調達やM&Aアドバイザリー業務を行う部署のことです。

例えば、とある企業を買収したいと考えている会社があった場合、その会社のアドバイザーとして、買収価格を調べたり株主との交渉、不利にならないような契約内容の策定、買収後の事業運営についてなど多角的な視点から買い手企業のサポートをします。

よく投資銀行は激務だという情報をよく耳にするかと思いますが、特にIBDが激務とされています。

投資銀行における花形の部署であり、就活生のあいだでも非常に人気のある部署です。

(2)証券・マーケット部門

証券・マーケット部門は、株式や債権などの金融商品を、銀行・保険会社に対して提案する業務を行います。

機関投資家(プロの投資家)を相手にする部門のため非常に激しい営業活動が繰り広げられます。

そのため投資銀行の中で最も個人としての人間力が試される部署といわれ、就活生からも非常に人気の高い部署です。

また、業務ごとにいくつかの部署に分かれていることがほとんどで求められる知識も異なってくるため、マーケット部門を志望する方はOB訪問などで詳しく確認すると良いでしょう。

(3)リサーチ部門

リサーチ部門では、今後の株式市場の推移や債権・金利の動きの分析を行います。

アナリストやリサーチャーと呼ばれる人たちが在籍している部門です。

この分析のをふまえ、投資銀行部門の人たちが顧客へ提案を行うのです。

世界経済の情勢や為替の動きを見た上で顧客企業に役立つレポートを作成する必要があり、高い知見や財務分析スキル、数学的能力が求められる部門といえます。

(4)アセットマネジメント部門

アセットマネジメント部門は、顧客から預かった資産をその人の代わりに運用することで利益をあげ、手数料をもらう仕事です。

個人や企業の資産を増やすために様々な金融商品を発注して運用する業務を担います。

会社によっては別会社で運営されていることもありますので、興味がある方はその会社にアセットマネジメント部門があるかなどをOB訪問できちんと確認しましょう。

以下の銀行にはアセットマネジメント部門があります。

またアセットマネジメント会社とは以下のような企業が挙げられます。

とはいえこれは高い金融知識がないとできないので新卒入社は狭き門といえるかもしれません。

5.投資銀行マンに必要な素質3つ

ここまで投資銀行がいったいどのような企業なのかを説明しました。

業務内容などについて具体的にイメージが出来たかと思います。

それでは、その業務内容からどのような人が投資銀行マンに向いているのかを説明します。

投資銀行での業務を遂行するにあたって求められるスキルや素質が大きく分けると3つあります。

  1. 論理的思考能力がある
  2. 数字に強い
  3. タフである

この3つのスキルについて具体的にどのように必要になるのか、どのようなレベルがあれば活用できるのか紹介していきます。

(1)論理的思考能力がある

1つ目は論理的思考能力があることが求められます。

業務内容が、調査・分析・アウトプットのサイクルを大量かつ高速に繰り返すことなので、日々新しい問題や課題が目の前にあり、それをデータベースやネットワークを駆使して調査し、クライアントにとってのソリューションを考え、提案・アドバイスをし続けていきます。

その仕事を高い品質で行うためには、論理的な思考力が必要です。

例えばフェルミ推定という少ない根拠から答えに限りなく近い数字を見つける能力があると物事を論理的に考えられるようになります。

新卒採用の選考でも論理的思考力を求められるため、入社したい人は今すぐ論理的思考力を鍛えましょう。

問題や課題の分析、ソリューションの分析・考察、クライアントへの説明など、全ての業務において高い論理性が求められるので根拠を大事にして論理的に考え効率的に業務が行えるようにしましょう。

(2)数字に強い

2つ目は数字に強いことが求められます。

数字に対する正確性へのこだわりや、数字的に判断するセンスは必要です。

普段からクライアントワークを行う際に「この価格では損なのか特なのか」といった即座の計算力が求められる世界であり、トレーダーやリサーチはもちろん、セールスでも計算力は重要なスキルです。

しかし、暗算力や難しい計算が必ずしも必要と言うわけではないです。

例えば、「人件費を抑えて、新商品の販売数をあげればいつか黒字になります」と言われても根拠があまりなく納得されません。

そこで、「人件費を10%削減して、新商品の販売数を15%アップさせれば3ヶ月後には1億円の黒字になります」と数字に根拠を持たせることで提案力が増します。

つまり不確実な将来を定量的にシミュレーションすることで、必要な打ち手の優先順位を考えられるビジネスパーソンが投資銀行では活躍ができます。

投資銀行のテストでは計数の点数が必要になることがあるので対策が必要になってきます。

こちらは玉手箱などのテスト対策の記事になるので、対策方法がわからない方は確認しておくことをおすすめします。

(3)ストレス耐性がある

3つ目はストレス耐性、すなわち体力面・精神面のタフさを求められます。

まず体力面のタフさでは、資料作りや大きな案件の執行に関わる場合、徹夜や長時間の連続勤務が求められ、睡眠時間が2〜3時間になります。

そのため長時間でも耐えられるような体力面での強さが必要です。

そして、精神面のタフさは体力面のタフさ以上に求められます。

入社後は高いプレッシャーを受けながら働くことになり、大量の仕事を短時間でこなさなければならない時間的なプレッシャーのほか、高いアウトプットを求められる品質へのプレッシャー、ミスをしてはいけないという正確性のプレッシャーの中で業務を行うことになります。

そういった緊張感の中、膨大な仕事を抱えつつも淡々とこなしていくためには相当精神的にタフである必要があります。

体力的にも精神的にも非常に過酷な環境であるからこそ、案件を執行し、クライアントに感謝された際の達成感が著しく、更なるモチベーションに繋がります。

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6.まとめ

この記事では、外資系・日系問わず投資銀行とはどのような企業なのかについて説明しました。

業態や業務内容など、投資銀行の概要を理解できたと思います。

投資銀行の選考には入念な対策が必要です。

この記事を読んで投資銀行の選考を受けたいと思った方は、早速準備を始めましょう!

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