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IT企業の職種や仕事内容を徹底解説!就活生におすすめの企業と年収も紹介

「就活でIT業界を志望しているけど、具体的な職種が思いつかない」
「自分の時間も大事にしたいし、あまりキツイ職種はちょっとヤダな……」

これから何十年も付き合っていく会社ですから、仕事の内容やハードさは事前にしっかり把握しておきたいですよね?

何も考えずに就職してしまい、後から転職になると正直二度手間…再就職がうまくいかないとバイトに逆戻りなんてこともあり得るんです!

そこでこの記事では、IT業界の具体的な職種と仕事内容、IT業界に就職するメリットとデメリット、人気企業などを紹介していきます。

本記事を読めば、IT業界の全容を把握し、自分に合っている職種を選ぶことができますよ!

目次

IT業界とは?具体的な職種と仕事内容を紹介

IT業界 職種と仕事内容

IT業界とは、インターネット事業に関わる全ての職種を総称したものです。

具体的には以下のような職種があります。

  1. 情報処理サービス
  2. インターネット・Web関連
  3. ソフトウェア業界
  4. ハードウェア業界

以上の4つに大きく区分けでき、さらにこの中に細かな職業があるんです。

自分の敵職探しをするためにも、まずはどんな仕事内容なのかを見ていきましょう。

1.情報処理サービス

IT業界に含まれる2つ目の職種は情報処理サービスです。

  1. ITコンサル
  2. セールスエンジニア

この2つの職種が当てはまります。

それぞれの仕事内容を紹介していきましょう。

#1:ITコンサル

ITコンサルとは、IT技術を活用して企業の課題解決をする仕事です。

システム開発の提案、最適化などをして企業の経営における問題を解決に導きます。

具体的な仕事内容

  • クライアントの課題をヒアリングと分析
  • 課題解決のためのIT施策の提案
  • 提案したプロジェクトの遂行・進捗管理

企業にはそれぞれ悩みがあります。

例えば「販促に力を入れたい」だとか「会社の理念が社員に浸透していない」とか、様々なものがあるでしょう。

その問題を聞き出して、解決するために何が必要なのかを考えて提案をするのが役目。

クライアントの経営課題の解決および業務フローを作成し、その通りに実行すれば経営がスムーズに行くように助ける必要があります。

ITコンサル職に付くのであれば、まずはコミュニケーション能力、特に傾聴力が必要。

さらに冷静な分析と業務フローを提案する論理的な思考力も大事です。

プロジェクトの進捗管理なども行うため、タスク管理能力も重要になります。

ITコンサルの具体的な仕事内容はこの記事でも詳しく触れていますよ。

ITコンサルタントとは? 業務内容・必要資格や対策方法を解説

2021.04.06

#2:セールスエンジニア

セールスエンジニアとは、クライアントが希望するシステム開発を行う人のこと。

クライアントが必要とするシステムがどんなものかを聞き出し、設計していきます。

具体的な仕事内容

  • クライアントが求めるシステムをヒアリング
  • ヒアリング内容をもとにシステム設計を行う
  • 仕様の決定・プログラミング
  • テスト

ITコンサルがヒアリングして提案した内容をもとに、企業がシステム開発を依頼する先がセールスエンジニアというイメージですね。

こちらも打ち合わせが多い職種で、コミュニケーション能力が必要とされます。

さらに未経験の職種のシステム構築を依頼されることもあるので、業務フローを理解する力も重要。

もちろんプログラミングの知識も必要とされるでしょう。

2.インターネット・Web関連

IT業界に含まれる1つ目の職種はインターネット・Web関連です。

  1. Webデザイナー
  2. Webディレクター

以上が含まれます。

この2つの職種の仕事内容を詳細に解説していきます。

#1:Webデザイナー

Webデザイナーとは、クライアントから依頼されたWebサイトのデザイン担当のことです。

企業や個人のクライアントのイメージ通りにサイト制作をし、全体のサイト構成などを構築するのが仕事です。

具体的な仕事内容

  • Webサイトの構成やレイアウトを決める
  • デザイン作り
  • サイト全体のコーディング

サイト全体をどんな雰囲気にするか、テーマカラーや記事の表示順などを決めます。

そしてデザインを詳細に作り込み、イメージを形にしていくのがお仕事。

WebサイトはHTMLやCSS、Javascriptなど様々な言語で構成されており、これをまとめてコーディングと呼びます。

このコーディングを行い、サイトレイアウトに沿ってWeb上で表示できるように調整。

特別な資格は必要ありませんが、サイト作りに欠かせないコーディングの知識、そしてクライアントの希望を汲み取るコミュニケーション能力も必要です。

また納期までにサイトを完成させる必要があるため、タスク管理能力も必要になってくるでしょう。

#2:Webディレクター

Webディレクターとは、クリエイターたちの仕事のリーダーです。

先ほど紹介したWebデザイナー、ライター、SEO担当者などのクリエイターたちの仕事をまとめ、管理するのが仕事。

具体的な仕事内容

  • サイト制作のスケジュール管理・進捗管理
  • クライアントとの打ち合わせ
  • 各担当者が仕上げた仕事のチェック

以上が具体的な仕事内容。

ディレクターも特殊な知識は必要ありませんが、最終責任者のため一通りのWeb知識が必要です。

例えば検索順位に関わるSEOの知識、タスク管理能力、Webデザインの基礎的知識は必要とされるでしょう。

またクライアントがWeb制作会社にサイト作りを依頼する際は「自社販促のため」など目的を持っていますので、その目的を果たすための戦略作りも必須。

ディレクターはインターネット・Web関連の中でも激務の部類に入ります。

3.ソフトウェア業界

IT業界に含まれる3つ目の職種はソフトウェア業界です。

  1. プログラマー
  2. システムエンジニア
  3. ネットワークエンジニア

具体的にはこの3つの職種があります。

#1:プログラマー

プログラマーとは、プログラム言語を使ってシステムやソフトウェアを作る仕事です。

システムエンジニアが設定したシステムを具体的なソフトウェアとして実現させるのが役割。

具体的な仕事内容

  • 設計に沿ったプログラムを組む
  • システムの動作チェック

プログラミング言語の知識はもちろん、システムエンジニアが設計した内容を理解する力も必要。

また、チームで協力することが多いので、協調性があることも適正の1つです。

仕事のハードさは時期によって変わり、納期前などは徹夜が続くことも。

逆に設計段階の間は落ち着いていて、定時で帰宅できることもあります。

#2:システムエンジニア

システムエンジニアとは、クライアントの要求通りのソフトウェアを設計する役目です。

先ほど紹介したプログラマーのための設計図を作る役割と思ってください。

具体的な仕事内容

  • クライアントの要求を聞き取り
  • ソフトウェアの仕様決定
  • 予算・人員・進捗管理

クライアントと打ち合わせも多いためコミュニケーション能力、そして仕様決定のためにプログラミング知識も必要とされます。

また、プログラマーのタスク管理なども仕事内容なので、納期管理の能力も適正としてあげられるでしょう。

プログラマーに設計図を引き渡すまでは繁忙期、その後プログラミング段階は少し仕事が落ち着くなど時期によりハードさが変わります。

#3:ネットワークエンジニア

ネットワークエンジニアとはコンピューターネットワークのシステム構築を行う仕事です。

企業が使用するネットワークの設計から構築、そして監視と運用を一気に引き受けます。

具体的な仕事内容

  • コンピューターや電子機器同士を接続するネットワーク環境の設計
  • 設計図に基づいた回線の設置
  • ネットワーク機器の設定の変更
  • 設置した機器の点検・故障対応

OSやセキュリティなどの知識が必須スキルです。

さらにクライアントの望むネットワーク環境を作るためのヒアリング能力も欠かせません。

また、構築後もネットワーク環境の監視や、何かあった際のトラブルシューティングも請け負うのも役割。

ネットワーク全体についての幅広い知識が必要とされます。

夜中に呼び出しがかかることもあるため、時間が不規則になることもあるでしょう。

4.ハードウェア業界

4つ目の職種は、ハードウェア業界です。

ハードウェアとは物理的な機器のこと。

たとえば、パソコンであればディスプレイ・キーボード、ハードディスク・マザーボードなどがそれに当たります。

これらのハードウェアの中にソフトウェアを導入することで、1つの機械として動くようになるんですね。

ハードウェア業界の職種は組み込みエンジニアです。組み込みエンジニアとは、機械に組み込まれる開発や設計を行うエンジニアのこと。

機械の外装部分の設計なども行います。

具体的な仕事内容

  • C言語を使用したソフト設計・開発
  • 機械の外装部分の設計

ハードウェア業界ではC言語を使用していることが多いため、プログラミングの知識が必要です。

様々な製品に組み込まれるソフトウェア開発をする技術者なので、幅広い知識が必要とされます。

こちらもチーム単位での作業が多く、コミュニケーション能力も要する仕事です。

IT業界が就活で人気の理由やメリット6つ

IT業界が就活で人気の理由やメリット

IT業界が就活で人気な理由・メリットを6つ紹介します。

  1. まだまだ伸び代の多い業界だから
  2. 給料が高めである
  3. エンジニアなどは将来的に独立も可能
  4. 専門知識を身につけられる
  5. 自由な社風・風通しが良い会社が多い
  6. リモートワークにも積極的に取り組んでいるところが多い

理由をそれぞれ解説していきます。

(1)まだまだ伸び代の多い業界だから

IT業界に就職する1つ目のメリットは、まだまだ伸び代の多い業界だからです。

現代ではインターネット関連は生活において欠かせないものとなりました。

今後インターネットがなくなることはないでしょうし、関連する業種の仕事が衰退することもないはずです。

伸び代が多いということは将来的にも安泰ということなので、人気が高い業種となっています。

IT業界の今後の動向については下記の記事で詳しく触れていますので、併せて読んでみてください。

【IT業界の先行き】未来がないと言われる理由と入社前に注意すべき点

2023.02.10

(2)給料が高めである

IT業界に就職する2つ目のメリットは給料が高めであることです。

他業界の新卒と比べ、特殊知識の勉強も必要なIT業界の平均賃金は高め。

東洋経済によると、楽天やサイボウズのようなIT業界が初任給が高い企業にランクインしています。

また社員全体の年収を比較したDODAのデータによると、20代の平均年収が346万円なのに対してIT業界の20代の平均年収は368万円というデータが。

2つのデータを合わせてみても、IT業界は給料が高いことが分かります。

そのため給料面に惹かれてIT業界に就職を決める人も多いのです。

(3)専門知識を身につけられる

IT業界に就職する3つ目のメリットは、専門知識を身につけられることです。

新卒の場合は仕事をしながらプログラミングやデザイン等、職種ごとに必要な知識を勉強することができます。

この知識をもとに独立、または転職もできるのでつぶしが効きやすいのです。

ITに関連する専門的な知識を働きながら学び、将来の独立に繋げられます。

(4)エンジニアなどは将来的に独立も可能

IT業界に就職する4つ目のメリットは、エンジニアなどは将来的に独立も可能なことです。

専門知識を身につけていれば会社に縛られず、自身で仕事を受注していくこともできます。

Webデザイナーなども独立を考えている人も多いですね。

働きつつ知識を身につけ、独立も視野に入れられるのはメリットでしょう。

(5)自由な社風・風通しが良い会社が多い

IT業界に就職する5つ目のメリットは、自由な社風・風通しが良い会社が多いことです。

平均年齢が若いことから、実力主義かつ働き方も自由な会社が多いでしょう。

立場や役職に関係なく提案力のある人の意見が採用されるため、不満や課題を発言しやすい環境です。

(6)リモートワークにも積極的に取り組んでいるところが多い

IT業界に就職する6つ目のメリットは、リモートワークにも積極的に取り組んでいることが多いことです。

ネット環境があれば仕事ができることが多いため、必ず出社してオフィスで仕事をする必要がないとしている会社もあります。

将来的に育児や親の看病等が会った時に、場所を選ばずに仕事ができるのはメリットです。

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3.IT業界でオススメの企業5選

IT業界を目指す方へオススメの企業を5つ紹介します。

  1. Google
  2. 楽天
  3. Yahoo!
  4. LINE
  5. SCSK

概要を簡単に解説していくので参考にしてみましょう。

(1)Google

Googleは今や誰もが知っている検索エンジンの運営会社です。

もちろんGoogleが取り扱うのは検索エンジンだけでなく、各種ツール開発や広告出稿サポートなどまで幅広いです。

職種としてはソフトウェアエンジニア、ツール開発エンジニア、セールスサポートなど多様。

英語が必須スキルとなっているため、ビジネス英語のスキルも求められます。

就職難易度は高いですが、圧倒的に高給なこと・クリエイティブな仕事をできる点においては最もおすすめと言えるでしょう。

平均年収800万円以上と言われており、詳細は不明ですが新卒でも平均よりかなり多くの給料・賞与を受け取れるのも魅力です。

既存社員からも「自分で考えて働く力がつく。自分の裁量が大きいのでやりがいがある」という声も上がっています。

やりがいのある仕事をしたい、と考えている方におすすめです。

(2)楽天

楽天株式会社はECサイトの運営だけでなく、AI開発や金融事業まで幅広く網羅している会社です。

アプリケーションエンジニアやプロデューサー、インフラエンジニア等の技術職、Webマーケティング等の職種の採用枠があります。

新卒の月額はエンジニアで30万円以上と、他社に比べてかなり高いのが特徴です。

残業は月40時間固定とされ業務的にはハードですが、朝から夜まで使用できる無料のカフェテリアなどの福利厚生が人気。

半年ごとの昇給システムを取っており、頑張りが給料に反映しやすいため、モチベーションを高く保って仕事ができる点もおすすめです。

(3)Yahoo!

Yahoo!は日本最大級のポータルサイトを運営している会社です。

検索エンジンのYahoo!やニュースサイトとして利用している人も多いのではないでしょうか。

Yahoo!では新卒一括採用ではなく、ポテンシャル採用として30歳以下の人材を未経験でも募集しています。

就業経験のない新卒生には研修も用意されているので安心してください。

募集している職種はエンジニア、デザイナー、webマーケティング部門のコンサル担当などです。

新卒の年収は400〜500万円程度とさほど高くありませんが、ポータルサイト運営に関わることで幅広い仕事にチャレンジができ、やりがいがあります。

また社内で研修などの制度も充実しており、キャリアチェンジ・スキルアップをすることも可能です。

働きながら成長していける企業と言えるでしょう。

(4)LINE

LINE株式会社は無料チャットツールLINEを始めとした様々なWebサービスを提供している会社です。

最近はファイナンス事業も開始するなど、幅広い事業展開を行なっています。

エンジニア職、デザイナー、マーケティング部門での採用枠を募集。

LINE株式会社の魅力は福利厚生が非常に充実していることです。

無料朝食の提供や社内カフェ、専任マッサージ師による40分500円で受けられるマッサージなど、社員が心身ともに健康に働けるような配慮が充実しています。

また妊活支援やスキルアップ研修も受講でき、私生活やキャリアアップを目指す人にもオススメの企業と言えるでしょう。

(5)SCSK株式会社

SCSK株式会社は、基幹システムやネットワーク開発などを行う企業です。

クラウドサービスやグループウェアなどを幅広く提供しています。

エンジニア・営業職の募集枠があり、初任給は26万円程度。

福利厚生面は上位には劣りますが、給与面は平均月収よりも高め。

IT関連事業を幅広く扱う急激に伸びている企業のため、就活生からも人気が高いです。

4.IT業界に就職するデメリット

次にIT業界に就職をするデメリットを紹介します。

  1. 職種によってはかなりの激務
  2. 入社してから学ぶ知識が非常に多い
  3. 放任主義の会社も多く積極性が必要

今後長く働いていく会社として、先ほど紹介したメリットと双方を比較してから就職の志望企業を決めましょう。

(1)職種によってはかなりの激務

IT業界に就職するデメリットは職種によってはかなりの激務になることです。

特にエンジニアなどは納期前は徹夜が続く、家に仕事を持ち帰ることもあります。

営業なども日報など様々な職種を1人でこなすため、ハードになりがちです。

クライアントの要望や納期次第でかなり激務になる時期があるのはデメリットです。

(2)入社してから学ぶ知識が非常に多い

IT業界に就職するデメリットは入社してから学ぶ知識が非常に多いことです。

新卒はもちろん業界未経験がほとんどですから、入社してから短期間で知識を身につけて業務につかねばなりません。

学習意欲や向上心がなければ勤まらないでしょう。

(3)放任主義の会社も多く積極性が必要

IT業界に就職するデメリットは放任主義の会社も多く、積極性が必要なことです。

自由な社風であるがゆえに、見て学べという風潮も多く、マニュアル整備もされていないところも多いのが実状。

つまり自分から積極的に学ぶ意欲のない待ちの姿勢では、評価もされず将来的に昇進も望めません。

言われたことをしていたい、というタイプの人には向かない職種です。

5.IT業界が求める人材の適正・素質を職種別に紹介

IT業界が求める適正を紹介していきます。

  1. エンジニアなど理系職に求められる適正
  2. 企画・マーケティングなど文系職に求められる適正

あなた自身の性格や傾向と照らし合わせてみてください。

(1)エンジニアなど理系職に求められる適正

エンジニアなど理系職に求められる適正は以下のようなものです。

求められる適正

  • プログラミングスキル
  • コーディングの知識(Webデザイナー)
  • 論理的思考力

エンジニアにも様々な業界がありますが、プログラミングの知識は必須です。

ディレクターを目指すにしても、システムチェックなども仕事に含まれるためプログラミングを知らないと指摘ができないでしょう。

またデザイナーを目指すのであれば、コーディングの知識は必須スキル。

IT業界を志望するのであれば事前にこれらの資格を取る、勉強しておくとアピールで使えます。

またエンジニアなどを目指すにあたり、どういう理由でこの結果が導かれたのかを考える論理的思考力は欠かせません。

(2)企画・マーケティングなど文系職に求められる適正

企画やマーケティングなどの文系職に求められる適正は以下のようなものがあります。

求められる適正

  • コミュニケーション能力
  • 提案力
  • 分析力

特にITコンサルやマーケティング部門ではクライアントとの打ち合わせが非常に多く、コミュニケーション能力は必須スキルです。

相手の悩みを聞き出す、深掘りするなど傾聴力も求められます。

また相手の要望を聞いて言われた通りにするのではなく、自らより良いアイディアを出す提案力も必要。

課題解決のためには、クライアントの現状を分析して問題点を見つけ出す分析力も重視されます。

6.IT業界に就職するための3つのステップ

最後にIT業界に就職するためのステップを紹介しておきます。

  1. インターンに参加する
  2. OB訪問をして社風を学んでおく
  3. 業界研究を早めにしておく

特にIT業界はインターンの採用が早いなど、他企業に比べてフットワークを軽くしておくことが求められる業界。

やる気を見せて、能動的な姿勢を示すためにも以下の3つの取り組んでおきましょう。

(1)インターンに参加する

IT業界に就職する1つ目のステップはインターンに参加することです。

未経験者を雇用するのがほとんどのため、事前にインターンを開催する企業が増えています。

就活生の業界への認識とのギャップを埋め、企業側が素質を判断するためです。

インターンに参加することでやる気を示せますし、あなた自身の業界への認知が誤っていないかも確かめられます。

まずはインターンに積極的に参加して、実際の業務や車内の様子を確かめましょう。

(2)OB訪問をして社風を学んでおく

IT業界に就職する2つ目のステップはOB訪問をして社風を学んでおくことです。

風通しの多い企業が多いと書きましたが、大企業と呼ばれる大手ではまだまだ昭和の年功序列制が取られていることもあります。

そんな企業で「御社の自由な社風に惹かれました!」と面接で言ったら「企業研究がされていない」とみなされてしまうことも。

企業のことは社員が一番よく知っていますから、OB訪問をして社風を聞いておきましょう。

(3)業界研究を早めにしておく

IT業界に就職する3つ目のステップは業界研究を早めにしておくことです。

日々技術が刷新されているIT業界は、製品や企業も素早く入れ替わっていきます。

そのため早めに志望する職種・企業の研究をして基礎を固め、追い込みの時期に最新情報を入れ込むようにするべきなのです。

付け焼き刃では通用しないため、早めに業界研究を始めておきましょう。

7.まとめ

IT業界とは何か、その職種や仕事内容、人気企業や就活のステップまでを説明してきました。

自分が希望するIT業界の職種や働く様子が少しでもイメージができてきたのではないでしょうか。

業界に進みたいと思ったら、社風や企業研究、OB訪問を早めに行い就職準備は早めに始めましょう。

また素質や適性をアピールポイントとしたESや自己アピールの作成にも着手してみてください。

IT業界は伸び代も多く、やりがいのある業界。

ぜひこの記事を参考にして希望企業や職種を選び、内定獲得のために動き出しましょう!

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