平均年収は1,000万越えの企業も!4大鉄鋼メーカーの業績ランキング

4大鉄鋼メーカー

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「たまに聞く4大鉄鋼メーカーってどういう意味なんだろう?」
「そもそも鉄鋼メーカーってどんな業界なのかな?」

鉄鋼メーカーに興味を抱くあなたは、このような疑問を抱えているのではないでしょうか?

そこで今回は鉄鋼メーカーとは何かについて解説します。

記事の後半では4大鉄鋼メーカーの業績ランキングを紹介しているので、この記事を参考に鉄鋼業界への理解を深めましょう!

なお、「そもそもメーカーって何だろう?」と悩んでいる方は、以下の記事がおすすめですよ。

目次

1.そもそも鉄鋼メーカーとは?

鉄鋼メーカーとは鉄鉱石や原料炭、鉄クズなどを材料に製鋼や鋼材製品を生産するメーカーです。

主に、高炉メーカーと電炉メーカーの2種類に分けられますが、このうち高炉メーカーに属する日本製鉄、JFEホールディングス、神戸製鋼所、日鉄日新製鋼の4社を指して4大鉄鋼メーカーと呼びます。

より厳密に言うと、日本の高炉メーカーは上記の4社しか存在していなかったのですが、このうちの1社である日鉄日新製鋼は、2020年4月1日に日本製鉄に吸収合併されてしまいました。

なので、現在は3大鉄鋼メーカーと呼ぶのが正確ですね。

鉄鋼メーカーは知名度こそ低いものの、日本の経済を長年支え続けてきた影の立役者でもあります。

また、鉄はあらゆる産業分野に関わる重要な素材なので、メーカーの業界動向を分析するために鉄鋼メーカーは外せない存在です。

(1)高炉メーカーと電炉メーカーの違い

高炉メーカーと電炉メーカーの主な違いは以下の通りです。

高炉メーカーと電炉メーカーの違い

  • 材料
  • 粗鋼生産量
  • 規模と会社数

高炉メーカーは主に鉄鋼材や原料炭を材料に製鉄しますが、それに対し電炉メーカーは鉄クスやスクラップを材料に製鉄します。

鉄クズと聞くと何だかマイナス印象を持ってしまいがちですが、品質においては大きな差はありません。

それよりも重要なのは、粗鋼(加工される前の鋼)生産量の比率でしょう。

日本では年間1.1億トンもの粗鋼が生産されるのですが、このうちの約75%を高炉メーカーが担っています。

当然、これほどの粗鋼を生産するともなると巨大な産業装置を必要としますから、日本の高炉メーカーが3社しかないのに対し、電炉メーカーは約30社も存在するわけですね。

(2)日本の鉄鋼メーカーの粗鋼生産量は世界でもトップクラス!

世界鉄鋼協会(worldsteel)の発表によると、2019年時点での世界の粗鋼生産量は以下のようになっています。

1位:中国(99,634万トン)
2位:インド(11,124万トン)
3位:日本(9,928万トン)
4位:アメリカ(8,792万トン)
5位:ロシア(7,157万トン)
引用:世界鉄鋼協会(worldsteel)

中国の圧倒的な生産量ばかりに目が行きがちですが、注目すべきは日本の順位でしょう。

なんとアメリカやロシアといった大国を抑え、3位に輝いています。

この理由は様々ですが、一般的には他国よりも粗鋼を生産するコストを削減しているからだとされています。

ちなみに、メーカー別の粗鋼生産量ランキングは以下の通りです。

順位社名粗鋼生産量
1位アルセロール・ミッタルルクセンブルク9,642万トン
2位中国宝武鋼鉄集団中国8,707万トン
3位日本製鉄日本4,922万トン
4位河北鋼鉄集団中国4,680万トン
5位ポスコ韓国4,286万トン
6位江蘇沙鋼集団中国4,066万トン
7位鞍山鋼鉄集団中国3,736万トン
8位JFEホールディングス日本2,915万トン
9位北京建龍重工集団中国2,788万トン
10位首鋼集団中国2,734万トン

引用:世界鉄鋼協会(worldsteel)

ご覧のように日本企業である日本製鉄が第3位、JFEホールディングス第8位にランクインしています。

日本の鉄鋼メーカーが世界に誇れる存在だということがよく分かるのではないでしょうか。

2.4大鉄鋼メーカーの業績ランキング!

4大鉄鋼メーカーの業績ランキングを紹介します。

4大鉄鋼メーカーの業績ランキング

1位:日本製鉄(売上高5兆9,215億円)

2位:JFEホールディングス(売上高は3兆7,297億円)

3位:神戸製鋼所(売上高1兆8,698億円)

4位:日鉄日新製鋼(売上高6,300億円)

先ほども説明した通り、このうちの1つである日鉄日新製鋼に日本製鉄に吸収合併されてしまいましたが、あくまで参考として紹介しています。

それではこれらの企業の業績について、具体的に確認しましょう。

1位:日本製鉄(売上高5兆9,215億円)

4大鉄鋼メーカーの業績ランキング第1位に輝いたのは日本製鉄、その売上高は5兆9,215億円です。

日本製鉄は日本国内最大手の粗鋼生産量を誇る鉄鋼メーカーで、2019年4月に新日本製鐵のから現在の社名へと変更されました。

主に生産しているのは、大形構造物に使われる圧板や建築分野に使われるH形鋼などで、特に鉄道用車輪や車軸に関しては国内のシェアほぼ100%を誇ります。

社名日本製鉄
本社所在地東京都
自己資本比率35.5%
売上高5兆9,215億円
平均年収613万円

2位:JFEホールディングス(売上高3兆7,297億円)

4大鉄鋼メーカーの業績ランキング第2位はJFEホールディングス、その売上高は3兆7,297億円です。

JFEホールディングスは1912年に設立された日本鋼管株式會社にルーツを持つ鉄鋼メーカーで、2002年に現在の社名へと変更されました。

粗鋼生産量は年間約3,000万トンと日本製鉄に大きく突き放されていますが、平均年収は1,090万と鉄鋼業界トップクラスの水準を誇ります。

ちなみに、このように平均年収が高い理由としては、JFEのほうが社員の年齢層が高いこと、持ち株会社に大卒以上の管理職が集中していることなどが挙げられます。

社名JFEホールディングス
本社所在地東京都
自己資本比率35%
売上高3兆7,297億円
平均年収1,090万円

3位:神戸製鋼所(売上高1兆8,698億円)

4大鉄鋼メーカーの業績ランキング第3位は神戸製鋼所、その売上高は1兆8,698億円です。

神戸製鋼所はその名の通り兵庫県に本社を構える鉄鋼メーカーで、1905年に創業されました。

今回紹介する鉄鋼メーカーとしては最も鉄鋼事業への依存度が低く、素材部門や機械部門、電力部門の3本を柱に経営しています。

社名神戸製鋼所
本社所在地兵庫県
自己資本比率27.2%
売上高1兆8,698億円
平均年収569万円

4位:日鉄日新製鋼(売上高6,141億円)

4大鉄鋼メーカーの業績ランキング第4位は日鉄日新製鋼、その売上高は6,300億円です。

日鉄日新製鋼は1959年に創業した鉄鋼メーカーで、かつては約30社ものグループ会社を抱える大企業として鉄鋼業界を支えていました。

その後、先ほども説明したように2020年4月1日に日本製鉄に吸収合併されています。

社名日鉄日新製鋼
本社所在地東京都
自己資本比率32.6%
売上高6,141億円
平均年収582万円

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2.まとめ

この記事では以下の内容について解説しました。

まとめ

  • そもそも鉄鋼メーカーとは?
  • 4大鉄鋼メーカーの業績ランキング

鉄鋼メーカーは日本の経済を長年支え続けてきている巨大な産業分野です。

しかし、最近では赤字問題やコロナウィルスの影響も相まって、その不況が危ぶまれています。

そのため、鉄鋼メーカーに就職しようと考えている方は、今後の動向に注目したいですね。

なお、「他のメーカー業界の平均年収ってどうなっているのだろう?」と疑問の方は、以下の記事も読んでくださいね。

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