【スーパーゼネコン】売上ランキングと平均年収!就職に強い大学や学歴は?

スーパーゼネコン ランキング

楽に、ホワイト企業に入りたくありませんか?


就活キャリアでは、ナビサイトにはない、穴場ホワイト企業、隠れ優良企業の求人を

200社以上ご紹介可能。


また、自己分析の進め方や、あなたに合った企業選び、志望動機、選考対策まで

ゼロからサポートいたします。


カンタン30秒で登録完了!/



  • 「スーパーゼネコンの業績ランキングってどうなっているのだろう?」
  • 「やっぱり事業規模が大きい分、平均年収も高いのかな…?」

スーパーゼネコンを志望しているあなたは、このような疑問を抱えているのではないでしょうか。

そこで本記事では、スーパーゼネコンの売上ランキングと平均年収について解説します。

記事の後半では、就職に必要な学歴や学部について紹介しているので、これを読めばどんな人がスーパーゼネコンに就職するのか分かりますよ!

なお、スーパーゼネコンについて理解するには、ゼネコンについても知っておく必要があります。

以下の記事では、ゼネコンの種類や事業内容について紹介しているので、「そもそもゼネコンって何なのだろう?」という方は参考にしてくださいね。

目次

1.スーパーゼネコンの売上ランキングと平均年収

外資系メーカー 年収

スーパーゼネコンの売上ランキングとその平均年収は以下のとおりです。

六本木ヒルズや東京スカイツリーなども手掛けた「大林組」が第1位、今回紹介する中で平均年収が最も高い「鹿島建設」が第2位という結果になりました。

それでは、各企業の特徴について具体的に確認しましょう。

第1位:鹿島建設(1135万円)

鹿島建設

スーパーゼネコンの売上ランキング第1位は鹿島建設、その平均年収は1135万円でした。

鹿島建設はスーパーゼネコンの中でも特に技術力に強みを持っている企業で、超高層ビルの建築を得意としています。

主な施工実績

  • 霞が関ビル
  • 国立新美術館
  • 東京ミッドタウン日比谷
  • フジテレビ本社ビル
  • GINZA SIX

その耐震技術を活かして、ダムやトンネルといったインフラ建設も行なっており、2021年度の売上高(連結)は1兆9071億円に達しています。

企業名鹿島建設株式会社
本社東京都港区元赤坂1-3-1
設立1930年2月22日
従業員数単独:7,989人
連結:18,905人
売上高(連結)1兆9071億円
平均年収1135万円
平均年齢44.2歳
新卒採用数(2021年度)大卒:129人
院卒:114人
公式サイトホームページはこちら
採用ページはこちら

第2位:大林組(1032万円)

大林組

スーパーゼネコンの売上ランキング第2位は大林組、その平均年収は1032万円でした。

大林組は関西発祥スーパーゼネコンで、特に大型建設や土木事業に強みを持っています。

[box class=”yellow_box” title=”主な施工実績”]

  • 表参道ヒルズ
  • 東京スカイツリー
  • なんばパークス
  • 六本木ヒルズ
  • JR新宿ミライナタワー

[/box]

他にも、公共事業やエネルギー事業にも力を入れており、2021年度の売上高は1兆7668億円を記録しています。

これは全企業の中でもトップ100にランクインする額で、建設業界では大和ハウス工業や積水ハウスに次ぐ第3位です。

企業名株式会社大林組
本社東京都港区港南2丁目15番2号
設立1936年12月19日
従業員数単独:9,125人
連結:15,267人
売上高(連結)1兆7668億円
平均年収1032万円
平均年齢42.6歳
新卒採用数(2022年度)313人
公式サイトホームページはこちら
採用ページはこちら

第3位:大成建設(985万円)

大成建設

スーパーゼネコンの売上ランキング第3位は大成建設、その平均年収は985万円でした。

大成建設はスーパーゼネコンの中で唯一の非同族会社で、都市開発や土木事業など様々な分野で実績を持っています。

主な施工実績

  • 伊良原ダム
  • 新広島空港
  • テレビ東京社屋
  • 東京都庁
  • 法然寺五重塔

そんな大成建設の2021年度売上高(連結)は、1兆4,801億円でした。

第4位の清水建設とは、長年熾烈な競争を繰り広げており、その年ごとに売上高の順位が変動しています。

企業名大成建設株式会社
本社東京都新宿区西新宿一丁目25番1号
設立1917年12月28日
従業員数単独:8,507人
連結:13,977人
売上高(連結)1兆4,801億円
平均年収42.9歳
平均年齢985万円
新卒採用数(2022年度)250人
公式サイトアクセスはこちら
採用ページはこちら

第4位:清水建設(971万円)

清水建設

スーパーゼネコンの売上ランキング第4位は清水建設、その平均年収は971万円でした。

清水建設は、もともと宮大工を起源に持つスーパーゼネコンで、伝統的な儀式である手斧始めを毎年欠かさず行なっていることで知られています。

特に、医療機関や大学といった民間建築を得意としているほか、寺院建築の実績も豊富です。

主な施工実績

  • 警視庁本部庁舎
  • サンシャイン60
  • 東京モード学園コクーンタワー
  • 八ッ場ダム
  • 横浜スタジアム

大規模な建築事業を手掛ける一方で、売上に繋がりにくい中小建築物の施工も積極的に請け負っています。

売上高は1兆4,564億円です。

企業名清水建設株式会社
本社東京都中央区京橋二丁目16番1号
設立1937年8月24日
従業員数単独:10,743人
連結:16,869人
売上高(連結)1兆4,564億円
平均年収971万円
平均年齢42.8歳
新卒採用数(2021年度)大卒:183人
院卒:134人
公式サイトアクセスはこちら
採用ページはこちら

こちらの記事で、主なゼネコン33社の平均年収ランキングを紹介しているので、あわせてご覧くださいね。

第5位:竹中工務店(990万円)

竹中工務店

スーパーゼネコンの売上ランキング第5位は竹中工務店、その平均年収は990万円でした。

竹中工務店は、スーパーゼネコンの中で唯一の非上場企業で、設計から施工までを一貫して行っていることで知られています。

主な施工実績

  • あべのハルカス
  • 東京タワー
  • 東京ドーム
  • 日本武道館
  • 横浜ランドマークタワー

2021年度の売上高(連結)が1兆2,604億円と、今回紹介した企業の中では最も低いですが、一方で自己資本比率は約50%と財政基盤が最も安定しています。

また、あべのハルカスや東京タワーといった知名度の高い建築物を手掛けていることから、就活生の間で根強い人気を集めています。

企業名株式会社竹中工務店
本社大阪市中央区本町4丁目1-13
設立1899年2月
従業員数単独:7,757人
連結:13,212人
売上高(連結)1兆2,604億円
平均年収990万円
平均年齢44.0歳
新卒採用数(2021年度)大卒:103人
院卒:83人
公式サイトアクセスはこちら
採用ページはこちら

2.スーパーゼネコンの中で最も人気なのは鹿島建設!

スーパーゼネコン各社の業績や平均年収が分かったところで、次にどの企業に人気が集まっているのかチェックしましょう。

株式会社テクノプロ・コンストラクションが全国の学生・社会人2,000人を対象に行なったアンケートによると、『入社したい、入社したかった会社ランキング』で1位に輝いたのは鹿島建設でした。

出典:株式会社テクノプロ・コンストラクション『学生・社会人が選ぶ「ゼネコンランキング調査」』

また、同じく行われた『学生に入社をオススメしたい会社ランキング』でも、鹿島建設は1位を獲得しています。

出典:株式会社テクノプロ・コンストラクション『学生・社会人が選ぶ「ゼネコンランキング調査」』

この理由として真っ先に挙げられるのは平均年収の高さですが、他にも「社員のワークライフバランスを重視している」ということが挙げられるでしょう。

たとえば、鹿島建設では育児や出産のための時短・休暇制度がすでに制度化されているほか、長時間勤務削減のための取り組みが積極的に行われています。

そのため、2014年には厚生労働省の『くるみんマーク』に、2017年には経済産業省の『新・ダイバーシティ経営企業100選』に選定されているのです。

また、企業口コミサイト「キャリコネ」が発表した『建設業界の“ストレス度の低い企業”ランキング』では、竹中工務店と同率1位を獲得しています。

出典:キャリコネ『建設業界の“ストレス度の低い企業”ランキング』

一般的に、スーパーゼネコンは「労働時間が長い」「仕事内容がキツい」と思われがちですが、その中でも鹿島建設はかなりのホワイト企業なのです。

3.スーパーゼネコンに就職するには?必要な学歴や学部について

スーパーゼネコンの学歴

「スーパーゼネコンの売上高や平均年収について分かった」
「自分もスーパーゼネコンで働きたいけど、自分も就職できるかな…?」

結論から述べると、スーパーゼネコンに就職するためには、学歴や学部が非常に重要です。

それでは、必要な学歴や学部について、細かく確認していきましょう。

(1)学歴はMARCHや関関同立以上が望ましい

東洋経済新報社が発行している『就職四季報 2022年版』によると、2021年度におけるスーパーゼネコンの採用実績校は以下のようになりました。

企業名2021年度の採用実績校(清水建設のみ2020年度の実績)
大林組慶應義塾大学(6人)
東北大学(4人)
明治大学(4人)
早稲田大学(3人)
上智大学(3人)
大阪市立大学(3人)
一橋大学(2人)
横浜市立大学(2人)
法政大学(2人)
立命館大学(2人)
学習院大学(2人)
創価大学(2人)
鹿島建設明治大学(11人)
早稲田大学(7人)
東京大学(6人)
近畿大学(5人)
東京都市大学(5人)
慶應義塾大学(5人)
芝浦工業大学(4人)
新潟大学(4人)
日本大学(4人)
大阪大学(4人)
大成建設日本大学(19人)
早稲田大学(10人)
東京都市大学(7人)
慶應義塾大学(7人)
芝浦工業大学(6人)
東洋大学(5人)
金沢工科大学(4人)
広島工科大学(4人)
法政大学(4人)
名古屋工科大学(4人)
青山学院大学(4人)
横浜国立大学(4人)
中央大学(4人)
清水建設日本大学(15人)
法政大学(8人)
東京理科大学(7人)
早稲田大学(6人)
芝浦工業大学(6人)
明治大学(6人)
横浜国立大学(4人)
岡山大学(4人)
立命館大学(4人)
竹中工務店関西大学(7人)
工学院大学(5人)
早稲田大学(4人)
日本大学(4人)
明治大学(4人)
名古屋市立大学(4人)
北海道大学(3人)
立命館大学(3人)
芝浦工業大学(3人)
和歌山大学(3人)

出典:東洋経済新報社『就職四季報 2022年版』

これらをさらに集計した結果が以下のランキングです。

ゼネコンの採用大学ランキング(大卒)

第1位:日本大学(42人)
第2位:早稲田大学(30人)
第3位:明治大学(25人)
第4位:慶應義塾大学(18人)
第5位:法政大学(14人)

驚くべきことに、中堅私立大学の1つである日本大学が第1位にランクインしています。

実は、日本大学の理工学部には建築学科があり、多くのOB・OGをゼネコン業界に輩出しています。

そのため、建築学科を卒業した就活生は、それだけで好意的に評価されやすいのですね。

入学難易度や偏差値を考慮すると、日本大学はスーパーゼネコンへの就職にうってつけな穴場大学だといえるでしょう。

ただし、これはあくまで珍しいケースで、学歴フィルターのボリュームゾーンはMARCHや関関同立となっています。

基本的には、「MARCHや関関同立以上の学歴がないと就職は難しい」と頭に入れておきましょう。

(2)理系学部出身者のほうが就職しやすい

スーパーゼネコンは、理系学部出身者のほうが圧倒的に就職しやすいです。

実際に、『就職四季報 2022年版』によると、理系出身者は文系出身者よりも2倍以上も多く採用されています。

企業名2021年度の文理別採用実績(清水建設のみ2020年度の実績)
大林組文系:49人
理系:127人
鹿島建設文系:38人
理系:91人
大成建設文系:51人
理系:132人
清水建設文系:55人
理系:128人
竹中工務店文系:37人
理系:46人

出典:東洋経済新報社『就職四季報 2022年版』

なぜこのように差がつくのかというと、理系学部の中でも特に「建築」は専門性と仕事内容が直結しやすいからです。

たとえば、「耐震工学」や「材料力学」「空間デザイン」「都市計画」といったカリキュラムは、すべてゼネコン業界での仕事で活かせる内容となっています。

そのため、理系の中でも特に建築を学んだ人は、スーパーゼネコンに就職しやすいのです。

(3)学歴や学部に自信が持てない場合は大学院進学も選択肢に

学歴や学部に自信が持てない方は、大学院進学も選択肢に入れると良いでしょう。

というのも、スーパーゼネコンは院卒を積極採用しているからですね。

企業名2021年度の大卒・院卒別採用実績(清水建設のみ2020年度の実績)
大林組大卒:176人
院卒:114人
鹿島建設大卒:129人
院卒:114人
大成建設大卒:183人
院卒:113人
清水建設大卒:183人
院卒:134人
竹中工務店大卒:103人
院卒:83人

出典:東洋経済新報社『就職四季報 2022年版』

一般的に、「理系の院卒は就職が難しい」といわれることが多いですが、それは大学院で培った専門性を活かす機会がほとんどないからです。

しかし前述のとおり、建築業界は自身の専門性と仕事内容が直結しやすいです。

そのため、院卒の就活生も同様に評価されやすいのですね。

ただしほとんど場合、採用は理系大学院生に限られます。

ゼネコンの採用大学ランキング(院卒)

第1位:早稲田大学(38人)
第2位:東京大学(38人)
第3位:東京工業大学(36人)
第4位:今日大学(33人)
第5位:東京理科大学(27人)

ちなみに、院卒の採用数が多い業界としては、他にもメーカーが挙げられます。

以下の記事では、メーカーの中でも特にホワイトな隠れ優良企業を紹介しているので、「卒業後はのんびり働きたいな…」という方は参考にしてくださいね。

ゼネコン業界に向いているか診断しよう

自分がゼネコン業界に向いているか気になりますよね。

自己分析で大事なのは、”企業が求める能力と自分の能力が合っているかどうか”を判断することです。

自分にどんな強み・能力があるかを素早く正確に把握できるのが、スカウト型就活サービスを提供しているOfferboxのAnalyze U+という機能です。

Analyze U+は、自己分析の精度が高いのはもちろん、その結果に興味をもった企業からスカウトが届きます。

実際にプロフィールを80%以上入力した学生のオファー受信率は93.6%!
5分で登録できるので、今すぐ登録して自分の強みを把握するようにしましょう!

\無料で自己分析/

まとめ

この記事では、以下の内容について解説しました。

まとめ

  • スーパーゼネコンの売上ランキングと平均年収
  • スーパー ゼネコンの中で最も人気なのは鹿島建設!
  • スーパーゼネコンに就職するには?必要な学歴や学部について

スーパーゼネコンは、いずれも平均年収が1,000万円を超えます。

特に、社員のワークライフバランスを重視している鹿島建設は、多くの就活生が憧れる人気企業です。

ただし、就職するためには学歴や学部など、求められるハードルが高いです。

とはいえ、スーパーゼネコンは院卒の就活生も積極的に採用しているので、「自分の学歴に自信がない…」「特に意識してなかったせいで文系学部に入学してしまった…」という方は大学院進学を検討しましょう。

また、スーパーゼネコンに就職するためには、業界研究が非常に重要です。

以下の記事では、スーパーゼネコンの事業内容や主な職種について解説しているので、「まだ業界研究が済んでいない…」という方は参考にしてくださいね。

楽に、ホワイト企業に入りたくありませんか?


就活キャリアでは、ナビサイトにはない、穴場ホワイト企業、隠れ優良企業の求人を

200社以上ご紹介可能。


また、自己分析の進め方や、あなたに合った企業選び、志望動機、選考対策まで

ゼロからサポートいたします。


カンタン30秒で登録完了!/



よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次