商社の業種は「卸売業」が正解!職種とやりがい、求める人物像を解説

商社 業種

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  • 商社の業種は何業?
  • 商社の具体的な仕事内容や醍醐味を知りたい
  • 商社ではどういう学生が内定につながりやすい?

このように、現在就活中で商社への興味はあるものの、商社の業種、具体的な仕事内容、やりがいについてよくわからない人は多いでしょう。

実は、商社が行っている仕事は私たちの生活にも関係があり、意外と身近な存在でもあるのです。

この記事では、商社の業種や主な職種についてや、商社の仕事のやりがい、商社が求める人物像を紹介します。

この記事を読んで商社についての知識を深め、あなたが就きたい仕事を決める際の参考にしてみてください。

目次

商社の業種は何業?「卸売業」が正解

商社の業種は卸売業が正解

商社の業種は卸売業です。

よく業種と職種を勘違いしてしまうケースがありますが、業種は企業がどのような分野に属しているかを指す言葉なので、商社の業種は卸売業といえます。

商社の種類は「総合商社」と「専門商社」の2種類

商社の種類は2つ

商社の業種は卸売業であることがわかりましたが、商社といっても「総合商社」と「専門商社」の2種類あるのはご存じでしょうか?

ここでは、総合商社と専門商社のそれぞれの特徴や強みを紹介します。

1.総合商社 

総合商社は、鉄鋼やエネルギー、食料などさまざまな商材・サービスを幅広く取り扱っています。その商材の幅広さから、よく「ラーメンからロケットまで」と例えられることも。

総合商社の代表的な企業としては、伊藤忠商事、丸紅、三菱商事、住友商事などが挙げられます。

基本的にどの総合商社も国内だけでなく海外にも広く展開しており、巨大な事業規模を持つグローバル企業です。

また、卸売業の枠を超え、自社で製品の開発・製造・販売や、事業投資をしている商社もあります。

2.専門商社

専門商社は幅広い商品を取り扱う総合商社とは異なり、食料品や衣類、鉄鋼など特定の分野や商品に特化しているのが特徴。専門商社であっても、国内外に拠点を持っている会社も多いです。

専門商社は総合商社と比べて事業規模は小さい傾向にあります。しかし、特定の事業分野に精通していることから、特定の分野によっては総合商社よりも高い売上を誇っています。

また、扱っている分野の動向を詳しく把握していたり、会社独自のノウハウを持っていたりすることが強みです。

専門商社の年収について知りたい人は、下記記事をあわせて読んでみましょう。

商社にある職種を知ろう

商社の主な職種

ここでは商社の職種について説明します。

職種は業種よりも更に狭い範囲を指す言葉で、企業の中に存在する仕事のことです。

基本的に商社の職種は大きく、総合職と一般職、その他の3つに分かれており、それぞれが担当の業務を担うことで企業を支えています。

それぞれの職種の人々がどんな業務を担っているのか、1つずつ説明するので参考にしてみてください。

1.総合職の社員が行う業務について

総合職の社員が行っている業務から説明します。

総合職は企業の中心的な業務を多岐に渡って行い、将来的には企業を背負う幹部候補としても期待されています。

転勤や異動が多く、請け負う業務が何度も変わることがありますが、その分スキルアップにも繋がるため希望する人も多い職種です。

また、総合職といっても営業系や技術系に分かれ、業務が限定されていることもあります。

商社の中心となって活躍している総合職の業務を知り、あなたも勤められるか想像してみましょう。

総合職の社員が担う業務は、以下の4種類です。

  • 事業企画
  • トレーディング
  • 営業
  • プロダクトマネージャー

1つずつ説明します。

#1:事業企画

事業企画では今後どのような企画を立ち上げるか考え、どの分野、どの企業と取引して投資を行っていくかを決めるといった仕事を行っています。

また、他社や他部署と連携をとり、同時にマネジメントや新規事業の立ち上げなどにも携わることで、企業の経営を支援する役割を持った職種です。

事業企画では、将来性などを見極めるためにも広い視野が求められます。

#2:トレーディング

トレーディングは、企業と企業の間に仲介業者として入り、需要と供給を結びつける業務のこと。

また、他の企業の代わりにマーケティング業務などを担うこともあり、トレーディングではその際に発生する手数料などを利益として得ています。

商社の中でも中心的な業務の一つで、一度の取引で数億円が動くような大規模な取引を行えるのがトレーディング業務の特徴です。

#3:営業

営業は顧客と企業のパイプ役となり、契約を取ってくる仕事です。自社の商品やサービスを他社に売り込み、企業に安定をもたらします。

他社の社員との付き合いや外回りをすることも多く、身体的にも精神的にも体力が必要な仕事です。

営業では1つの業界を担当していることが多いため、その分野に関する深い知識を学んで専門性を高める必要があります。

各社によって強みが違うので、志望する商社がどんな分野を得意としているか事前に知っておくようにしましょう。

#4:プロダクトマネージャー

プロダクトマネージャーは専門商社にのみ見られる業務で、総合商社には基本的に存在しません。

自社が取り扱う商品の市場調査を行い、その結果から今後の事業を発案していく仕事です。

また、他の部署の動きを決めるなど、企業の中でも方針を決める大きな権限を持った重要な仕事となっています。

プロダクトマネージャー(PM)は、企業のリーダー的存在としての活躍が求められるポジションです。

2.一般職の社員が行う業務について

一般職の社員は、事務職を中心に業務を行っています。

新卒向けにも一般職の求人が行われており、伊藤忠商事、三菱商事、三井物産などの大手総合商社が就活生からの人気を集めています。

ただし、総合職と比べると業務内容や責任の重さの違いから、給与は低い傾向にあるので、そういった面も考慮するようにしましょう。

一般職の社員が行う事務職は、以下の2種類です。

  • 営業事務
  • 貿易事務

順に説明します。

#1:営業事務

営業事務は、総合職の社員がスムーズに仕事を進めるためのサポートを行っており、電話応対や書類整理といった内容の仕事をしています。

商社は海外とも盛んに取引を行うため、英語などによる応対が求められることも少なくありません。

営業事務は営業をスムーズに行うために、欠かせない仕事です。

#2:貿易事務

貿易事務は、海外との取引が多い商社には欠かせない業務の一つとなっています。

商品の輸出入の際に税関を通す作業で、手続きを行うのは貿易事務の役目です。

営業事務と同じ部署にいることもありますが、大手の場合は独立していて、より専門的な業務が求められることもあります。

3.システムエンジニア(SE)

その他の業務として、システムエンジニア(SE)があります。

システムエンジニアは顧客からの要望を参考にシステム開発や、プログラミング作業を行うなど、IT関係の業務が中心です。

ちなみに社内SEは、社内のシステムに特化した業務を行います。

総合商社では日々新たな商品の取り扱いが行われ、その度にカスタマイズなどを行う必要があるため、商社に勤めるシステムエンジニアは多忙を極めます。

また、総合商社に限らず新卒でシステムエンジニアの募集は行われていますが、プログラマーとして経験を積まなければ昇格できないこともあります。

そのため、システムエンジニアになりたい場合は、総合職や一般職ではなく、プログラマーとして就職する必要があることを覚えておいてください。

就職したい企業がどのような方針であるか研究し、希望の職に就けるようにしましょう。

また、文系からでもSEになれるかどうか気になる人もいるでしょう。

文系からでもSEになれる理由や向き・不向き、就職のコツを紹介しているので、気になる人はあわせてご覧ください。

【商社の業界研究】商社の仕事のやりがい

商社の仕事におけるやりがい

商社の仕事のやりがいを紹介します。

仕事を行うにあたって給与も大切ですが、やりがいを見出すことで一つの仕事を長く続けることができます。

商社の仕事のやりがいについて以下の6つを紹介するので、商社に興味を持っている方は自分が商社で輝けるかどうか参考にしてみてください。

  • 人と人の繋がりから価値を創出できる
  • ビジネスの規模が大きい
  • 挑戦が歓迎される
  • 若手が活躍しやすい
  • 海外との関わりが持ちやすい
  • 年収が高い傾向にある

1つずつ説明します。

また、自己分析であなたの過去のエピソードを整理してみると、あなたの気質が商社に向いていることを発見できるかもしれませんよ!

以下の記事では、自己分析のやり方を詳しく説明しているので、あわせて読んでみましょう。

1.人と人の繋がりから価値を創出できる

商社の仕事は、人と人の繋がりから価値を創出できるやりがいがあります。

企業と企業の間に入り、ビジネスのサポートを行い、新たな事業の中心となることができます。それにより、本来であれば生まれなかったはずの価値を誕生させられるのが、商社に勤めるやりがいです。

常に試行錯誤を重ね、人の繋がりを活かした事業の成長に携われるのは大きな経験にもなります。

2.ビジネスの規模が大きい

ビジネス規模が大きいことも、商社で働くやりがいの一つです。

企業間に発生する取引は、一度で数億円単位のお金が動くこともあります。

このようなダイナミックな取引に携わることができる商社の仕事は、困難な道も多いですが、その分大きなやりがいも感じるでしょう。

スケールの大きな仕事をして、何かを大規模に動かしたいと考えている方は、働きがいを強く感じる仕事です。

3.挑戦が歓迎される

商社は、他の業種に比べて挑戦が歓迎される風土があり、やりがいを感じながら働くことができます。

常に新たな事業を取り込む商社では、個人によるチャレンジが歓迎されやすいです。

多くの企業が持っている未知なる可能性を開拓する商社の仕事は、チャレンジ精神が旺盛な方からすれば大きなやりがいを感じるでしょう。

その分プレッシャーも大きくなりますが、挑戦をし続けたい方にはおすすめの仕事です。

4.若手が活躍しやすい

商社では、若手が活躍しやすく、切磋琢磨しながら働けることもやりがいの一つです。

覚えることも非常に多いですが、商社では若手も多くの仕事をもらえます。

その分自分の研究や努力次第で若いうちから活躍することも可能であり、早い段階で大きなプロジェクトを任せられることもあります。

また、総合商社には高いレベルの人材が集まっており、その中で競い合うこともできるので、若いうちからどんどん成長を遂げることもできます。

5.海外との関わりを持ちやすい

特に海外が好きな人にとっては、海外との関わりを持ちやすいことは魅力でしょう。

商社の仕事上、外国企業との取引も多いことから海外との接点が持ちやすいです。

日本国内だけではなく、グローバルに活躍することで世界の企業を動かすことも可能であり、海を渡った広い活躍が望めるでしょう。

また、外国語のスキルを活かして働きたいと考えている方にも、海外での仕事を任命されやすい総合商社への就職はおすすめです。

6.年収が高い傾向にある

年収が高い傾向にあることは、多くの人にとって魅力的でやりがいを持って働ける大きな要素ではないでしょうか。

年収が高い傾向にあるのは、以下の理由が挙げられます。

  • 在庫を自社で持つことがないため、在庫維持にかかるコストを人件費に回しやすい
  • 大金を動かすことに伴う責任の重さや海外赴任の手当
  • 残業の多さ

商社に就職すると、若いうちから高収入を得られる可能性が高いため、必然的に生涯年収も高いです。

激務とも言われる商社ですが、年収も一つのやりがいになります。高収入を得て人生を安定させたいと考える方は、一つの指標として考えると良いでしょう。

総合商社および専門商社の年収についてより具体的に知りたい方は、下記記事をご覧ください。

商社で求められる人物像

商社 求められる人物像

国内だけでなく、海外にも広く展開している商社において、どのような人物が求められているのでしょうか?求められる人物像がわかれば、選考でもアピールしやすくなりますよね。

商社では、以下のような人材が求められています。

  • 語学力がある人材
  • さまざまな人間的魅力に溢れる人材
  • 自律して動ける人材

それぞれ解説します。

1.語学力がある人材

商社では語学力がある人材が求められています。総合商社・専門商社のどちらも海外企業との取引が多く、海外出張や海外赴任もあるため、TOEICハイスコアや留学経験が高評価に繋がります。

また最近では、中国語やポルトガル語などの英語以外の言語を身に付けていることも重宝されるため、英語以外の言語も磨いておいて損はないでしょう。

商社で英語力が求められる理由や、どれくらいの英語力があると有利になるのかについて以下の記事で解説しているので、見てみてください。

2.さまざまな人間的魅力に溢れている人材

総合商社では、笑顔や愛嬌、気遣い、サービス精神などのさまざまな人間的魅力に溢れている人が求められる傾向にあります。

商社の仕事は、さまざまな売り手と買い手の間を仲介し、企業と企業をつなげることだからです。

さまざまな人間的魅力に溢れる人材は、相手からのイメージも良く、交渉もうまくいくことが多いため、外見やコミュニケーション力も評価の一要素となりえます。

3.自律して動ける人材

自律して動ける人材は、多くの商社で求められます。「自律して動ける」とは、「実行力」や「行動力」がある人材とも言い換えられるでしょう。

ここで、総合商社で採用関連の仕事を務める人のそれぞれの発言を見てみましょう。

三菱商事は、(将来の)経営人材として自律的に成長できる人材を求めている。そのために必要なのが事業構想力と実行力、高い倫理観。そのポテンシャルがあるかどうか、経験の派手さではなく、本質的な部分を面接で掘り下げて質問していきたい。

伊藤忠は生活消費関連で現場の方とよく接触するので、お客さん目線で仕事を進める人が活躍している。また少数精鋭の会社の中で自立して動けるかどうか、そういうところを学生に求めている。

引用:「五大商社狭き門くぐる「求められる人材」の条件」|東洋経済ONLINE

上記の発言の中で、「自律的に成長できる人材」「自立して動けるかどうか」といったフレーズが出てきましたね。

上記をまとめると、商社ではビジネスの現場で自律して動ける人材が求められ、結果として内定を得やすいといえます。

商社の選考では、あなた自身が自律して動ける人材であることをいろいろな面からアピールしていくことが必要になるでしょう。

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まとめ

この記事では、商社の業種や職種、6つのやりがい、求める人物像について説明しました。

卸売業を行っている商社は、日本国内に限らず世界を相手に取引を行い、大きなビジネスを成功させています。

その分激務でもありますが、やりがいも大きく、さまざまな人が集まっており、人間としても大きな成長を遂げられるでしょう。

志望先の企業が募集している業種や職種を知ることで、将来あなたがその場所で活躍できるか想像し、後悔のない就活を送れるように頑張ってください。

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