【マスコミ就職が難しい3つの理由】学歴や内定のために知っておきたいこと

マスコミ就職 難しい

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  • 「マスコミ業界に就職したい!」
  • 「でもマスコミ業界ってどんな仕事をしているのだろう?」
  • 「学歴がないとマスコミ業界に入るのは難しい?」

マスコミ業界に興味をもっているあなたは、このような疑問を抱えていませんか?

結論から述べると、マスコミ業界は主に4つの業種に分かれており、それぞれがまったく異なる事業を行なっています。

そのため、実際に志望する場合は、まず「どの業界に進むのか」を絞るところから始める必要があるのです。

本記事では、マスコミ業界の業種とその仕事内容について解説します。

記事の後半では、マスコミ業界への就職難易度や就活対策について解説しているので、これを読めば自分の夢に一歩近づけますよ!

なお、以下の記事では、マスコミ業界に就職するためのポイントについて解説しています。

マスコミ業界へ就職する際に役立つサイトも紹介しているので、ぜひチェックしてくださいね。

目次

そもそもマスコミ業界とは?主な業種は4種類

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冒頭でも述べたとおり、マスコミ業界は主に以下の4つの業種に分かれています。

マスコミというと、一般的には報道機関やニュース番組の存在を思い浮かべる方が多いでしょう。

しかし、マスコミとは本来テレビやラジオといったマスメディアを使って、大衆に情報を伝達(コミュニケーション)することを指します。

そのため、テレビ業界や新聞業界を始め、広告業界や出版業界なども含まれるのです。

それでは、これらの業界の仕事内容について、具体的に確認していきましょう。

1.テレビ業界

テレビ業界はご存知のとおり、テレビ番組の制作および放送を行なっている業界です。

基本的には、視聴者が見たがるような番組を制作・放送し、視聴者に自社製品やサービスを宣伝したい企業がその番組の広告枠を買うことで利益を得ます。

その種類は、主に以下の4つです。

テレビ局の主な種類

  • 公共放送
  • 民放キー局
  • 準キー局
  • ローカル局

代表的なテレビ局は、以下のとおりです。

代表的なテレビ局

  • NHK
  • 日本テレビ
  • テレビ朝日
  • TBS
  • フジテレビ
  • テレビ東京

その具体的な仕事内容は以下の記事で紹介しているので、「テレビ局に就職したい!」という方はチェックしてみてください。

また、「テレビ局ってどんな人材を求めているのだろう?」と疑問の方は、以下の記事がおすすめです。

2.新聞業界

新聞業界は新聞の発行および販売を行う業界で、各世帯と宅配契約を結ぶことによって生まれる購読料や広告収入で利益を生んでいます。

その主な種類は以下の4つです。

新聞社の主な種類

  • 全国紙
  • ブロック紙
  • 地方紙
  • 業界紙

代表的な新聞社は以下のとおりです。

代表的な新聞社

  • 読売新聞
  • 朝日新聞
  • 産経新聞
  • 毎日新聞
  • 日経新聞

かつては、年間発行部数5,377万部を誇る一大産業でしたが、近年はスマートフォンやニュースサイトの普及により、着実に発行部数を減らし続けています。

そのため、今後はいかに電子版へと移行していくか、またどのように新規契約を獲得していくのかが業界全体の課題です。

3.広告業界

広告業界とは、広告の企画および制作を行う業界のこと。

一般的には、クライアントと制作会社の間に立って制作指揮を執る広告代理店の存在が主流です。

この広告代理店は、手掛ける広告の内容や企業形態によって以下の3種類に分けられます。

広告代理店の主な種類

  • 総合広告代理店
  • 専門広告代理店
  • ハウスエージェンシー

主な広告代理店は以下の5つです。

代表的な広告代理店

  • 電通
  • 博報堂
  • サイバーエージェント
  • ADK
  • CA

かつて、広告代理店といえば電通と博報堂の2強でしたが、最近ではメガベンチャーの1つであるサイバーエージェントも勢力を伸ばしつつあります。

電通が毎年発表している『日本の広告費』からも明らかなとおり、実は2020年にインターネット広告費がテレビの広告費を追い抜いているのです。

インターネット広告費:2兆2,290億円
テレビ広告費:1兆6,559億円

出典:電通『日本の広告費』

そのため、広告業界の活躍の場は徐々にインターネットへと移行していくでしょう。

その仕事内容については以下の記事で紹介しているので、「広告代理店に就職したい!」と考えている方はぜひチェックしてくださいね。

4.出版業界

出版業界とは、出版物の発行および販売によって利益を上げている業界です。

こちらは出版物の内容によって以下の2種類に分けられます。

出版社の主な種類

  • 総合出版社
  • 専門出版社

代表的な出版社は以下のとおりです。

代表的な出版社

  • 集英社
  • 講談社
  • 小学館
  • KADOKAWA
  • ベネッセ
  • 学研

一言で出版物といっても、コミックや小説、ビジネス書など様々なものがありますが、業界全体の売上で最も高いのは雑誌となっています。

ただ、こちらもスマートフォン普及の煽りを受けて、徐々に市場規模を減らしつつあります。

【業界別】マスコミ業界の平均年収

マスコミ業界は、総じて高年収です。

実際に、最新の有価証券報告書をもとに集計したところ、各業界の平均年収は以下のようになりました。

マスコミ業界の平均年収

  • テレビ業界(1,291万円)
  • 新聞業界(推定1,000万円以上)
  • 広告業界(756万円)
  • 出版業界(884万円)

このうち、新聞業界は非上場の企業が多いため、推定平均年収となっています。

ただ、公開されている大手新聞社の平均年収はいずれも1,200万円を超えるため、少なくともテレビ業界に次ぐ平均年収を誇ると見て間違いないでしょう。

なお、マスコミ業界の平均年収については以下の記事で紹介しているので、興味がある方はチェックしてみてくださいね。

マスコミ業界の就職難易度は極めて高い

経済学部 職業

「マスコミ業界の仕事内容や平均年収について分かった」
「自分もマスコミ業界を目指そう!」

マスコミ業界は就活生の間でもとりわけ人気が高いですが、一方でその就職難易度は極めて高いです。

その理由としては、以下の3つが挙げられます。

特に大きいのが、1つ目の理由である「学歴至上主義」でしょう。

詳しくは後述しますが、マスコミ業界は高学歴でないと本選考に臨むことすら難しいです。

また、就活生からの人気が高いこと、採用枠が少ないことを考えると、内定倍率が非常に高いことが予想されます。

理由1:マスコミ業界は学歴至上主義

マスコミ業界は数ある業界の中でも屈指の学歴至上主義です。

実際に、ダイヤモンド・オンラインが1989年から2017年までの採用データを調査した結果、『マスコミ業界の就職者数ランキング』は以下のようになりました。

出典:ダイヤモンド・オンライン『新聞・放送業界への「就職に強い大学」ランキング!【ベスト40完全版】』

出典:ダイヤモンド・オンライン『出版・広告・サービス業界への「就職に強い大学」ランキング!【ベスト40完全版】』

これをさらに集計した結果が以下のとおりです。

マスコミ業界への就職に強い大学ランキング

第1位:早稲田大学(7,039)
第2位:慶應義塾大学(5,289人)
第3位:東京大学(2,758)
第4位:京都大学(1,418人)
第5位:上智大学(1,306人)
第6位:同志社大学(1,021人)
第7位:明治大学(971人)
第8位:一橋大学(914人)
第9位:立教大学(879人)
第10位:中央大学(836人)

上記のとおり、マスコミ業界の採用実績校は早慶上智以上が大多数を占めており、MARCHや関関同立といった難関私立大学ですら少数派となっています。

Fランはもちろん、日東駒専や産近甲龍といった中堅私立大学ですら就職が難しいほど、マスコミ業界は学歴を重視しているのです。

ちなみに、「日本の企業はなぜここまで学歴を重視するのだろう?」と疑問の方は、以下の記事がおすすめです。

理由2:マスコミ業界は就活生からの人気が高い

マスコミ業界は。就活生から根強い人気を集めています。

実際に、株式会社ディスコが24卒の学生を対象に行なった調査によると、志望業界に「マスコミ」を挙げている文系男子は14.0%で第8位、文系女子は26.3%で第1位、全体で4位という結果になりました。

マスコミ業界への志望度

出典:キャリタス就活 2024 学生モニター調査結果|株式会社ディスコ

また、大手就活サイトである楽天みん就の『2023年卒 新卒就職人気企業ランキング』によると、マスコミ業界に属する企業の順位は以下のようになっています。

集英社:22位

講談社:15位

サイバーエージェント:43位

博報堂:24位

電通:93位

エイベックス:44位

KADOKAWA:33位

小学館:76位

出典:2023年卒 新卒就職人気企業ランキング|楽天みん就

このように、マスコミ業界は就活生からの人気が非常に高いため、内定倍率が高くなりやすいのです。

理由3:マスコミ業界は総じて採用枠が少ない

マスコミ業界の内定倍率が高い理由としては、他にも「採用枠が少ない」ということが挙げられます。

実際に、各企業の2020年度新卒採用数を調査したところ、以下のような結果になりました。

業界名企業名(カッコ内は2020年度の新卒採用数)
テレビ業界NHK(354人)
日本テレビ(27人)
テレビ朝日(19人)
フジテレビ(23人)
テレビ東京(21人)
新聞業界読売新聞(68人)
産経新聞(8人)
毎日新聞(44人)
日経新聞(39人)
広告業界電通(122人)
博報堂(122人)
サイバーエージェント(171)
ADK(55人)
出版業界集英社(20人)
講談社(20人)
小学館(16人)
KADOKAWA(33人)
ベネッセ(121人)
学研(195人)

出典:東洋経済新報社『就職四季報 2022年版』

電通や博報堂、NHKといったな例外はあるものの、新卒採用数はどの企業も2桁です。

しかも、『理由2:マスコミ業界は就活生からの人気が高い』で解説したとおり、マスコミ業界は就活生から根強い人気があります。

そのため、ただでさえ少ない採用枠を多くの就活生が争うことになるのです。

マスコミ業界に就職するなら自己分析や業界研究を進めよう

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このように考えている方は、まず自己分析や業界研究から始めるのがおすすめです。

というのも、すでに何度か触れたとおり、一言でマスコミ業界といっても業種によってその仕事内容が大きく異なります。

そのため、現状のまま「マスコミ業界に就職したい!」と採用担当者に伝えても、漠然としすぎていて相手の心を掴むことは難しいでしょう。

だからこそ、自己分析や業界研究によって、自分の熱意や知識を具体化する必要があるのです。

このうち、自己分析のやり方は以下の記事では解説しているので、こちらをチェックしてくださいね。

また、以下の記事では業界研究を効果的に行う方法を紹介しているので、こちらもあわせて読んでみましょう。

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自己分析で大事なのは、“企業が求める能力と自分の能力が合っているかどうか”を判断することです。

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まとめ

一言でマスコミ業界といっても、その業種や仕事内容は大きく異なります。

そのため、「マスコミ業界に就職したい!」と漠然と考えている方は、まずどの業界に進むのかを絞る必要があります。

また、マスコミ業界は就活生から根強い人気がありますが、その就職難易度は極めて高いです。

そのため、入念な自己分析や業界研究が求められるでしょう。

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