
ベンチャー就職はやめとけ!の理由とは?デメリット5つを紹介
「ベンチャー企業で働きたいけど、大企業と比較してデメリットや向いていない人の特徴って何?」
「ベンチャー企業に就職して辞める人の理由って何だろう…」
ベンチャー企業に就職したい気持ちがあっても、大企業と比較して、デメリットや自分がベンチャー就職に適性があるかなど、理解できていないのではないのでしょうか?
結論を言うと、ベンチャー企業には特有のデメリット、不適性、辞める理由が存在します!
ベンチャー企業の利点だけでなく、欠点を理解した上で、キャリアを考えたいあなたのために、今回はベンチャー企業の5つのデメリット、4つの不適性について徹底解説します!
この記事を読んで、ベンチャー企業の欠点や不適性を理解し、あなたのキャリア形成に役立てましょう!
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目次
1.ベンチャー就職のデメリット5つ
ベンチャー企業とは、明確な定義はないですが、一般的に、設立年数が浅く、新サービス・事業を展開する企業のことです。
ベンチャー企業に就職するデメリットは5つあります。
- 雑務が多くてやりたい業務に集中できない
- 教育制度が整っていない
- 大企業より倒産リスクが高い
- 待遇が厳しい
- 早期の転職が不利になる
順に説明します。
(1)雑務が多くやりたい業務に集中できない
ベンチャー就職のデメリット1つ目は、雑務が多くやりたい業務に集中できないことです。
ベンチャー企業では、社員の数に対し、多くの仕事が存在するため、個人に振られる業務の幅が必然的に広くなってしまいます。
そのため、様々な業種が経験しやすい反面、任された業務が専門外の場合、メインの仕事に支障が出てしまう場合があります。
#1:口コミ
並みの人であれば、圧倒的な仕事量にプライベートがパンクするのは必至。(DeNA男性)
(2)教育制度が整っていない
ベンチャー就職のデメリット2つ目は、教育制度が整っていないことです。
大企業には新人社員に対し、カリキュラムに沿った教育プログラムがあります。
一方で、ベンチャー企業には、長い研修期間はなく、OJTの形で、実務を進めながら現場の上司の指導を受ける場合が多いです。
また、ベンチャー企業は、社員の絶対数が大手企業より少ないため、見本となる先輩や上司の数が少なく、ロールモデルを探しにくい環境です。
#1:口コミ
積極的に教えてくれる職場環境ではないため、自分から学ぶ姿勢が必要。受け身の人は厳しい。(DeNA30代女性)
(3)大企業より倒産リスクが高い
ベンチャー就職のデメリット3つ目は、大企業より倒産リスクが高いことです。
設立5年で約85%の企業が廃業や倒産すると言われており、ベンチャー企業はその設立5年以内に該当する場合も多いです。
また、設立間もないベンチャー企業は非常に変化が激しく、業績に振れ幅も大きい傾向があります。
急に業績が悪化し、職を失うリスクもあるため、入社にはある程度の覚悟が必要でしょう。
(4)待遇が厳しい
ベンチャー就職のデメリットのデメリット4つ目は、待遇が厳しいことです。
ベンチャー企業の給料は年功序列ではなく、福利厚生が充実していない場合がほとんどです。
寮や住宅手当など福利厚生面が充実した企業と比べると、大企業と初任給が同じ水準でも、手元に残るお金の額は少なくなる場合もあります。
また、ベンチャーの場合、待遇面の仕組みがきちんと定まっていない場合があり、労働組合などが存在しない場合があります。
#1:口コミ
ベンチャー企業の為、これからという印象。今後従業員が増えれば整備されるのではないか。(未来電子テクノロジー20代女性)
(5)早期の転職が不利になる
ベンチャー就職のデメリット5つ目は、早期の転職が不利になることです。
ベンチャー企業から実績を残す前に転職をしようとすると、肩書のある大手より不利になる傾向があります。
加えて、大企業からベンチャー企業への転職は容易といわれていますが、中小ベンチャー企業から大企業へ転職することは難しいと言われています。
新卒の3割以内に離職する状況の中、ファーストキャリアが転職に響くことも頭に置いておきましょう。
2.ベンチャー就職に向いていない人の特徴4つ
ここまでは、ベンチャー企業に就職するデメリットを大企業と比べながら解説しました。
ここからは、ベンチャー就職に向いていない人の特徴を4つ説明します。
- 肩書が欲しい人
- 仕事に対して受動的な人
- マニュアルに沿って仕事をしたい人
- 残業や休日出勤をなるべくしたくない人
順に説明します。
(1)肩書が欲しい人
ベンチャー企業に向いていない人の特徴1つ目は、肩書が欲しい人です。
ベンチャー企業のほとんどは中小規模で、知名度もあまりありません。
そのため、会社の知名度や企業規模、周りの目を気にする人は、ベンチャー企業に向いていないでしょう。
(2)仕事に対して受動的な人
ベンチャー企業に向いていない人の特徴2つ目は、仕事に対して受動的な人です。
ベンチャー企業では、新事業立案など自分から動き、新しいものを創造していくことが求められます。
そのため、言われたことを淡々とすることが好きな人は、積極的に自ら動いていくことが求められるベンチャー企業には向いていないと言えます。
(3)マニュアルに沿って仕事をしたい人
ベンチャー企業に向いていない人の特徴3つ目は、マニュアルに沿って仕事をしたい人です。
ベンチャー企業には、決まったマニュアルがなく、試行錯誤しながら仕事を進めるスタイルの場合が多いです。
そのため、成果の上げ方を学ぶ教科書が欲しい人には向いていないでしょう。
(4)残業や休日出勤をなるべくしたくない人
ベンチャー企業に向いていない人の特徴4つ目は、残業や休日出勤をなるべくしたくない人です。
ベンチャー企業では、一人の社員の仕事量が必然的に多くなる傾向があり、残業や休日出勤を迫られる場合もあります。
そのため、仕事とプライベートを分けたい人はベンチャー企業には向いていません。
しかし、残業や休日出勤の有無は企業によって異なるため、OB訪問などで確認することをお勧めします。
OB訪問の他にも企業研究の方法は存在します。
以下の記事で企業研究の仕方、企業研究ノートの作り方を紹介しているので参考にしてください。
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3.ベンチャー企業辞める理由4つ
ここまで読んでくれたあなたは、ベンチャー企業のデメリット、また不適性について分かったと思います。
ここからは、実際に1度はベンチャー企業に就職したが、途中で辞めてしまった場合の理由4つを解説します。
- 入社前後のギャップが大きい
- 人間関係が良好でない
- 会社に将来性がない
- 仕事が自分に合わない
順に説明します。
(1)入社前後のギャップが大きい
ベンチャー企業を辞める理由1つ目は、入社前と後でギャップが大きいことです。
ベンチャー企業は変化が激しい側面があり、入社前後で環境が変わっている場合も多いです。
人材の入れ替わりのスパンも短く、一緒に働きたいと思っていた社員の方がすでにいない場合もあります。
(2)人間関係が良好でない
ベンチャー企業を辞める理由2つ目は、人間関係が良好でないことです。
会社の成長や拡大が常日頃から求められるベンチャー企業では、個人で圧倒的な成果が求められるため、人間関係が希薄なる場合もあります。
また、人材の流動も激しいため、仲の良かった同僚がすぐに転職してしまうこともよく起こります。
ベンチャーは社長との距離も近く、社長との人間関係に悩み、辞める場合も多いです。
(3)会社に将来性がない
ベンチャー企業を辞める理由3つ目は、会社に将来性がないことです。
ベンチャー企業の業績は良くも悪くも振れ幅が大きくなってしまいます。
そのため、会社が高い成長期にある時に入社し、数年後に競合他社の出現で業績が悪くなり、会社を辞める人も多いです。
(4)仕事が自分に合わない
ベンチャー企業を辞める理由4つ目は、仕事が自分に合わないことです。
ベンチャー企業は、若いうちから大きな裁量を与えられ、やりがいを持って業務が行える反面、個人が複数の仕事を抱える場合が多いです。
そのため、メインの業務に加え、雑務や不得意な業務を行うことも多くあり、退職する理由になっています。
4.まとめ
この記事では、ベンチャー企業のデメリット、向いていない人、ベンチャー企業を辞める理由を紹介しました。
ベンチャー企業には特有のデメリットや、不適性が存在します。
大企業にはない、雑務の多さや、給料や福利厚生の不充実、倒産リスクなどがあります。
ベンチャー企業の欠点、不適性、辞める理由をもう一度整理し、あなたの将来のキャリア構築に役立てていきましょう!