
大東亜帝国は就職できない?就職状況からおすすめの就職先まで解説!
「大東亜帝国は就職できないって本当なのかな?」
「実際に、大東亜帝国の学生はどんな企業に就職しているんだろう……」
こんな悩みはありませんか?
大東亜帝国からの就職は、悲惨なんて思ってる人もいるかもしれませんが、決してそんなことはありませんよ。
確かに超有名企業になると厳しいかもしれませんが、就職できないと悲観する必要はまったくありません。
この記事では、首都圏にある私立大学群の「大東亜帝国」の就職状況について、以下の観点から解説します。
本記事を最後まで読めば、大東亜帝国に通うあなたが就活ですべきことがわかり、就職の成功に一歩近づきますよ。
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目次
1.大東亜帝国は就職できない?各大学の就職率
大東亜帝国とは、大東文化、東海大学、亜細亜大学、帝京大学、国士舘大学の大学名の頭文字を取ってつけられた総称です。
私立大学の序列としては、早慶上智>MARCH・関関同立>日東駒専・産近甲龍>大東亜帝国であり、大東亜帝国は日東駒専よりも下位のレベルに位置します。
そのため、高学歴層の応募が殺到する大手企業のような人気企業への就職は、難易度が高いといわれています。
それなら、大東亜帝国の学生は就職ができないのではないかと思うかもしれませんが、そんなことはありません。
大東亜帝国が公表している就職率は、どの大学も高い数値を出しています。
大学名 | 就職率 |
大東文化大学 | 91.9% |
東海大学 | 93.4% |
亜細亜大学 | 98.1% |
帝京大学 | 85.9% |
国士舘大学 | 93.6% |
つまり、就職活動を大手・有名企業だけに絞らなければ、ほとんどの学生が就職できるのです。
2.大東亜帝国はどんな企業に就職してるの?各大学の就職先
先述のとおり、大東亜帝国はどの大学も高い就職率をもっています。
ここでは、大東亜帝国の経済学部の就職先を紹介します。
順に説明します。
(1)大東文化大学
大東文化大学の主な就職先は、以下のとおりです。
パナソニックや大成建設など、大企業への就職実績があることがわかります。
ただし、こちらの就職実績は2018年から2020年のものになるので、大企業への就職が毎年出ているわけではない可能性があることを頭に入れておきましょう。
全学部の就職データを見たところ、就職先の業界に大きな偏りはないようです。
大東文化大学では、SPI対策講座や現役の人事担当者が行う面接対策、約300社の企業による学内就職セミナーなど、さまざまな就活支援プログラムがあります。
こうした手厚いサポートが、90%以上の高い就職率を出していると考えられます。
(2)東海大学
東海大学の主な就職先は、以下のとおりです。
就職先の業界は、建設・情報通信・金融・保険がやや多い印象です。
東海大学では「大学入学から卒業後まで続くキャリアを考える」をモットーに、早い段階からキャリア教育を行っています。
また、マンモス校ならではのOB・OGの多さから、就職に関する情報が得やすいことも特徴です。
(3)亜細亜大学
亜細亜大学の主な就職先は、以下のとおりです。
中小企業が多い印象ですが、大企業への就職実績もあります。
就職先の業界としては、サービス業・卸小売業が多いようです。
亜細亜大学では、キャリア関連科目の開講、海外留学やボランティアといった活動の機会を設けています。これにより、就活に入る前に「なりたい将来像」を考え、本当に良い就職活動ができるようサポートしています。
(4)帝京大学
帝京大学の主な就職先は、以下のとおりです。
経済学部の主な就職先では公務員や金融への就職が目立ちますが、就職先の業界の割合はサービスと小売・流通が多いようです。
帝京大学の就職支援は、総合人材サービスを展開する「東京海上日動キャリアサービス」と提携して行っています。履歴書の書き方から面接までマンツーマンで指導するなど、きめ細かいサポートが特徴です。
(5)国士舘大学
国士舘大学の主な就職先は、以下のとおりです。
国士舘大学の就職先は、サービス業、卸売り・小売りに次いで公務が多い結果となりました。
2022年に大学通信が発表した「警察官・消防官採用ランキング」と「救急救命士国家試験合格者数のランキング」でも、国士舘大学は上位にランクインしていることから、公務員試験に強い大学といえるでしょう。
このように、大東亜帝国は大手有名企業よりも大手企業子会社や中小企業が多いようです。
各大学発表の就職実績では大手企業への就職も見られます。
しかしそれは成績上位であるうえに、難関資格所有者やスポーツ・文化活動などで実績があるなど、特筆すべき活動実績がある一部の学生に限られています。
次章で、大東亜帝国からどのくらいの学生が有名企業に就職しているのか見ていきましょう。
3.大東亜帝国から有名企業への就職は難しいの?就職ランキング
ここでは、大東亜帝国から大手・有名企業にどのくらい就職しているのか見ていきます。
東洋経済オンラインで、2021年10月に「有名企業への就職に強い大学トップ200校」が発表されました。
このランキングは、有名企業400社の就職者数と各大学の卒業者数をもとに算出した有名企業実就職率をもとに作成されています。
ここでいう有名企業とは、日経平均株価指数の採用銘柄や企業規模、知名度、大学生の人気企業ランキングなどを参考に選ばれた企業のこと。
他の大東亜帝国の大学は、未回答によるランキング対象外となった可能性も考えられますが、200位の関東学院大学3.2%未満の実就職率であった可能性もあります。
いずれにしても、東海大学の実就職率が5.8%ということから、有名企業への就職は非常に厳しいことがわかります。
つまり、大東亜帝国から有名企業への就職を目指す場合は、最低でも大学の上位5%に入っていることが必要です。
加えて、高度な専門資格の取得やスポーツもしくは文化活動で高い実績を残すなど、学力以外の強みが求められるでしょう。
(1)学歴フィルターの存在
結論からいうと、学歴フィルターは存在します。
特に大手有名企業には数多くの応募があり、一人ずつ選考ができないため、学歴を一つの判断基準にしている場合があります。
企業の規模や人気度などによって、学歴フィルターがかけられる基準は異なります。大企業では一般的に、MARCH・関関同立または日東駒専・産近甲龍以上とすることが多いようです。
そのため、日東駒専・産近甲龍よりも下のランクに位置する大東亜帝国は、ほとんどの大手企業の学歴フィルターで足切りの対象となってしまうと考えられます。
したがって、大東亜帝国は就活の際に「高学歴層を優遇している企業は避ける」「人柄やスキルを重視する企業を探す」など、企業選びも重要といえるでしょう。
4.大東亜帝国の学生におすすめの就職先
前章で述べたとおり、大東亜帝国から大手有名企業に就職するのは、相当難易度が高いです。
知名度も人気も高い企業となると、早慶・上智や有名私立大学だけでなく、有名国立大学の学生も多く応募してきます。
そうなると、学歴フィルターをかけられてしまう可能性が高くなり、なかなか就職先が決まらないといったことになりかねません。
そこで、大東亜帝国の学生におすすめの就職先を以下3つ紹介します。
順に説明します。
(1)あまり知られていない東証一部上場企業
東証一部上場企業は2021年時点で約2,200社あり、誰もが知っている企業が名を連ねています。ただ中には一般的にそれほど知られていない企業もあります。
知名度が高くなくても、東証一部に上場できる実力がある企業は、業界ではトップクラス。大東亜帝国から上場企業を目指したいのであれば、そのような知名度が低い企業を探すことをおすすめします。
『会社四季報』の企業一覧を見て、あなたが知らない企業をピックアップし、その中で興味のある企業を調べてみましょう。
(2)ベンチャー企業
ベンチャー企業は実力主義であるため、選考や入社後の昇進に学歴が影響しにくいといわれています。
選考でも仕事に対する熱意や志望理由などを重視することが多いようです。
また、入社後の業績次第で高収入になる可能性がある点も魅力といえるでしょう。ベンチャー企業の中には、採用試験を兼ねた長期インターンを行っている企業もあります。
新卒でベンチャー企業に就職するメリットと向いてる人の特徴については、以下の記事でも詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
(3)公務員
公務員試験は、公平性が高く学歴フィルターは存在しません。
筆記試験と面接試験を突破すれば学歴関係なく安定した収入の仕事に就けるため、大東亜帝国の学生におすすめの就職先です。
しかし、筆記問題では経済や法律の関する問題が出るため、試験対策は必須です。公務員を目指す人は、各大学で行っている公務員試験対策支援を活用しましょう。
5.大東亜帝国の学生が就活で勝ち組になる方法
ここまで、大東亜帝国の就職状況とおすすめの就職先を紹介してきました。
最後に、就職活動を成功させるポイントを以下3つ紹介します。
順に説明します。
(1)自己分析をする
就職活動では、自己分析をしっかりと行うことが大切です。
これまでの自分を振り返ってみて、「どんなことが得意なのか」「学んだことは何か」を考えてみましょう。
自分の強みを把握したうえで企業を探すと自分に合った企業が探せるだけでなく、志望動機や面接の受け答えに説得力が増すので内定をもらえる確率がアップします。
また、自己分析をすることで「実現したい将来」や「企業選びの基準」が定まることもポイント。
その基準をもとに就職活動をすれば、たとえ有名企業でなくても納得できる就職ができます。自己分析のやり方については、以下の記事でも詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
(2)資格を取得する
目指す仕事に合わせて、語学や簿記、ファイナンシャルプランナー(FP)、MOSなど即戦力になりうる資格を取得することもおすすめです。
仕事に活かせる知識があることの証明になりますし、仕事への熱意や自主性・積極性などが企業に伝わりやすくなりますよ。
資格がなくても就職活動はできます。しかし、ランクの高い大学の就活生と戦う就職活動では、資格を取得してアピールポイントを一つでも多く持っていることが大切です。
(3)インターンシップに参加する
中・長期インターンシップには必ず参加しましょう。
インターンシップに参加することで他の大学の就活仲間ができ、企業のホームページや説明会以上の企業情報を得られます。
また、エントリーシートだけでは伝わらないあなたの良さや人柄、実務能力をアピールできるので、選考が有利に進む可能性があります。
以下の記事では、インターンシップの種類とおすすめのサイトについて解説しているので、参考にしてみてくださいね。
(4)並行して就活エージェントを活用する
また、就活エージェントを並行して利用することで、より早く確実に内定獲得を目指せます。
就活に関する相談やESの添削、面接の練習を無料で行ってくれます。
しかし、「就活エージェントといっても多くてどれを選べばいいかわからない」という人もいると思います。
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周りと比較せずできることをやることが大切
この記事では、大東亜帝国の学生の就職事情について詳しく解説しました。
大東亜帝国は、大学のランクがそれほど高い位置にいないことから、大手企業では学歴フィルターに引っかかってしまう可能性が高いことが現実です。
しかし、各大学の就職率は高く、大手有名企業に限った就職活動をしなければ就職先はあります。
時間に余裕のあるうちから企業選びや自己分析を丁寧に行い、自分が納得できる就職活動をしましょう!
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