
【24卒必見】就活がしんどいときにできる対処法とNG行動とは?
- 「選考になかなか通らなく、気持ちの糸が切れてしまった」
- 「周りが内定を取っているのに自分だけ持ち駒ゼロでしんどい」
- 「就活に疲れてしまい、熱が入らなくなってしまった……」
このように悩んでいませんか?
たしかに就活はやることが多くしんどいですよね。しんどいと感じているということは、それだけ頑張っているという証拠です。
しかし、ネガティブな気持ちで就活をしてもなかなか内定は取れません。内定獲得に近づくにはしんどいと感じる原因を探し、対処することが大切なのです。
そこでこの記事では、就活がしんどいと感じる理由や、しんどいときのNG行動と対処法を解説します。
本記事を読めば、就活がしんどいという状況から抜け出す方法がわかるので、ぜひ最後まで読んでみてください。
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目次
23卒の就活は厳しい?23卒学生の現状
引用:就職プロセス調査(2023年卒)「2022年6月12日時点 内定状況」|株式会社リクルート
はじめに、23卒の就活が厳しいかどうか現状を把握しておきましょう。
株式会社リクルートが設立した就職みらい研究所の調査によると、6月12日時点での就職内定率が76.5%であることがわかりました。
内定がない人は23.5%と少数派です。
22卒の就職内定率と比較すると2.4%上昇しているため、23卒は内定が取りやすくなっていると考えられます。
現時点で内定がなくて焦っている方もいるでしょうが、安心してください。翌年3月卒業時点の22卒の内定率を見ると、9割を超えていることがわかります。
内定率が増えたということは、就活をしっかりすればまだ内定をもらえるチャンスがあるということです。
しんどいと感じるかもしれませんが、内定を取れるよう行動してみましょう。
就活がしんどいと感じる理由4選
就活がしんどいときの対処法を知る前に、「なぜしんどいか」を明確にすることが大切です。
しんどい理由によって、モチベーションを上げるための対処法が異なるためです。
就活生がしんどいと感じる4つの理由を紹介しますので、あなたに該当する項目がないかを見てみましょう。
- 応募書類を書くことに疲れた
- 不採用が続いている
- 経済的な負担が大きい
- やりたいことが見つからない
それぞれの理由について、詳しく解説します。
1.応募書類を書くことに疲れた
何社も応募すると膨大な量の応募書類を書くことになるため、就活がしんどいと感じます。
特に全く知らない業界に応募すると、業界分析や企業分析をするために時間を割かなければなりません。
関心の低い会社だと志望動機も無理して作成する必要があり、応募書類の作成にたくさんの時間がかかります。
応募書類を紙で提出する場合は、より大変です。
誤字脱字や押印ミスによる書き直しのリスクがあるため、ミスしたときは精神的に大きな負担がかかるでしょう。
やみくもに持ち駒を増やそうとすると書類作成でつらい思いをするため、就活に嫌気がさします。
2.不採用が続いている
頑張って就活しているのに不採用が続くと、モチベーションが大きく低下します。
特に選考が解禁する6月になると、周りが内定を獲得しはじめて自分だけ内定がない状態になる人もいるかもしれません。
不採用が続くと、「次の会社もどうせ落ちる」「社会から必要とされていないのでは」とネガティブになりやすいです。
マイナス思考に陥ると面接のパフォーマンスが通常よりも悪くなり、また不採用になるかもしれません。
結果、「自信を失う」→「不採用」→「さらに自信を失う」という悪循環になるおそれがあるのです。
不採用が続くとしんどいですが、内定を取るためにも自信を失わないようにする必要があります。
3.経済的な負担が大きい
経済的な負担が原因で就活がしんどくなる方も少なくありません。
就活では以下のような費用が発生します。
- スーツ
- かばん
- 革靴
- 証明写真
- 応募書類の郵送費
- 交通費
- 宿泊費(遠方の会社の場合)
上記の費用は決して安い額ではなく、学生にとっては大きな出費となります。
引用:就活とお金100人調査 「貯金底ついた」過酷な実態|日本経済新聞
日本経済新聞社が「就活とお金」について調査したところ、半数以上の就活生が就活に10万円以上かけていたことがわかりました。
不採用が続いた場合、就活が長引いてより費用がかかります。一人暮らしの場合だと生活費も発生するので、さらに金銭面での負担が増えるでしょう。
就活に時間をかけるとバイトをする余裕もなくなるため、貯金を崩す必要が出てくるかもしれません。
所持金が減っていくことで生活面で不安になり、就活をやめたい気持ちが高くなります。
4.やりたいことが見つからない
やりたいことが見つからないと、就活へのモチベーションが維持できません。
目的や目標がないと、途中でしんどくて投げ出してしまう可能性があるためです。
就活で内定を取るためには、以下のことを実行する必要があります。
- 自己分析・企業分析
- 説明会への参加
- 応募書類の提出
- SPIや玉手箱などのテストの受験
- 面接でのアピール
上記のように、採用されるまでにさまざまなことをしなければなりません。
面接だけでも本番の前に何度も練習する必要があるため、就職への意欲がないと続けられないでしょう。
また、なんとなく就活するという気持ちでいると企業への熱意が伝わらず、内定をもらえる可能性が低くなります。
就職の軸がないと選考に落ちやすくなるため、しんどいと感じるようになるのです。
就活がしんどい人の共通点3つ
就活がしんどいと感じる人には、以下の3つの共通点があります。
- 予定を詰め込みすぎてキャパオーバーになっている
- 自分をアピールするのが苦手
- 就活の軸が定まっていない
あなたも気づかないうちに上記のようになっていないか、自分自身を見つめ直してみましょう。
1.予定を詰め込みすぎてキャパオーバーになっている
就活に真面目に取り組むのはとても良いことですが、内定を取るために何社も応募して予定を詰め込むとキャパオーバーになってしんどくなります。
スケジュールがいっぱいでやることが多くなると精神的にも体力的にもきつく、モチベーションが保てません。
毎日応募書類の提出や面接があると、1社あたりに割けられる時間が少なくなるでしょう。
志望動機が浅くなったり、面接対策がおろそかになったりするため、不採用になる可能性が高くなるのです。
就活がしんどいと感じている方は、まず自身のスケジュールを確認することをおすすめします。
2.自分をアピールするのが苦手
「自分の良いところがわからない」「自分をうまくアピールできない」という方は、就活がしんどいと感じやすいです。
自分の長所や学生時代頑張ったことに自信を持てず、面接で委縮してしまうためです。
アピールが苦手な人の場合、そもそもエントリーシートを書くことが難しいでしょう。
自分の強みを探しても見つけられないため、エントリーする前からモチベーションが低い傾向にあります。
就活への意欲がなくだらだら続けると、内定が取れないまま時間だけが過ぎます。
結果、周りが内定を取っていても自分だけ進路が決まらない状態になり、より自信を失うのです。
自信を持ってアピールするためにも、自己分析や他己分析をして小さなことでも自分ができることや、得意なことを見つけてみましょう。
自己PRを作るのが苦手な方は、こちらの記事を参考にして作ってみましょう!
3.就活の軸が定まっていない
就活の軸が定まってない人も、就活に対してやる気を失いやすい傾向にあります。
就活の軸とは、「自分の会社選びの基準」のことを指します。
人によって軸は異なりますが、具体的に以下のような基準を設けている人がいるので見てみましょう。
- さまざまなスキルが身につく仕事がしたい
- 風通しの良い職場環境で働きたい
- 若手でも大きな仕事を任される会社に行きたい
上記のように入社してやりたいことの軸が決まることで、行きたい会社の絞り込みができ内定につながりやすくなります。
しかし、就活の軸を決めないと、やりたいことが不明確なままやみくもに企業に応募してしまいます。
特に関心の低い企業を受けると熱意がないことが採用担当者に伝わるため、不採用になりがちです。
就活へのモチベーション向上のために、少しでも自分が興味の持てることを軸にして会社を選ぶよう心がけましょう。
就活の軸の決め方や、業界別の就活の軸を詳しく知りたい方は、こちらの記事をあわせて見てみてください。
就活でメンタルがしんどいときのNG行動3選
就活で不採用が続くとメンタルがしんどくなるでしょう。
焦りや不安によってとにかく行動を起こそうと考える人もいますが、以下の行動をするとよりしんどくなるおそれがあります。
- どこでもいいからとやみくもに応募する
- 悩むだけで行動に移さない
- 自分を客観視しないまま行動する
上記の行動がなぜNGなのかを、以下を読んで把握しておきましょう。
1.どこでもいいからとやみくもに応募する
「とりあえず内定が欲しい」という理由で、やみくもに応募するのは辞めましょう。
一つ一つの企業への対策がおろそかになり、不採用が続く可能性があるためです。
たとえば、第一志望の業界の会社に何十社も落ちた場合、別の業界を受けたくなるでしょう。
企業選びの幅を広げることは重要ですが、「建設業」「飲食業」とあらゆる業界の企業を受けようとすると、業界分析や企業分析の負担が増加します。
応募した業界の数だけ分析に割く時間が増えるため、1社あたりに使える時間が短くなるでしょう。
結果、志望動機が浅くなり不採用となる可能性があるのです。
数うちゃ当たるという気持ちで受けるのではなく、会社選びの基準を見直してから選びましょう。
2.悩むだけで行動に移さない
内定がもらえないのは非常につらいことですが、悩み続けてもしんどい状況は解決しません。
行きたい会社が不採用で落ち込んだとしても、内定を取るか別の進路を選択するまでは就活は終わらないのです。
悩み続けることから自分を行動に移せる状態にするためには、まず「なぜしんどいか」を考えることをおすすめします。
原因を分析することで、対処法がわかり気持ちがやわらぐ可能性があるためです。
たとえば、不採用が続いてしんどいのであれば、落ちた理由を考え改善するという対処法が浮かびます。
志望動機が浅かったことが原因だとしたら、自己分析や企業分析が必要だと考えられます。
何をすべきかが明確になることで、行動する気持ちが生まれます。
悩みを抱え込んでも何も進まないので、しんどい原因を考えることからはじめましょう。
3.自分を客観視しないまま行動する
内定が得られない理由を考えず、現状のまま行動してはいけません。
自分の問題点がわからないまま別の会社の選考を受けても、同じ理由で不採用になる可能性があるためです。
特に、以下のように思っている方は危険です。
- 今回は落ちたけど次はなんとかなるだろう
- 学歴が高いから採用されるだろう
- 資格も持ってるし、留学もしてるから大丈夫
思い込みや経歴の高さによって就活を軽視していると、自分の問題点に向き合えなくなります。
結果、お祈りされ続けることになり、しんどさが増していくのです。
失敗の原因を分析・改善することではじめて内定を取れます。選考を受け続けることも大切ですが、必ず自分を見つめ直す時間も作りましょう。
就活がしんどいときの7つの対処法【23卒必見!】
就活がしんどいときの対処法を、以下の7つ紹介します。
- しんどいと感じる原因を理解する
- 就活から一旦離れ、リフレッシュする
- 就職以外の選択肢を視野に入れる
- 自己分析を改めて行う
- 周りに相談してみる
- スケジュールに余裕を持たせて取り組む
- 就活エージェントを活用し、内定を狙う
記事を読んでみて自分にとって簡単にできそうなものがあれば、試してみましょう。
1.しんどいと感じる原因を理解する
就活がしんどいと感じたら、「なぜしんどいか」を分析することから始めましょう。
理由がわからないまま不安を抱いていると、モチベーションが上がらず行動に移せなくなるためです。
原因がわかることで次に何をすべきかが見えてきます。
スケジュールの詰め込みが原因ならエントリー数を減らしたり、志望度の低い会社の選考を辞退したりしましょう。
もし自分でしんどい理由が見つけられないのであれば、周りの人に話すことをおすすめします。
話しているうちに就活のしんどい理由が明確になる可能性があるので、解決方法が見えてくるかもしれません。
一人で抱え込まずに、あらゆる手段を使って原因を見つけましょう。
2.就活から一旦離れ、リフレッシュする
「しんどすぎて就活をする気になれない」という場合は、一旦就活を忘れてリフレッシュすることも大切です。
休みを作って自分の趣味に没頭したり、旅行に行ったりしましょう。就活から離れることで気持ちがすっきりし、自分を客観視できる可能性があるためです。
現状を正確に捉えられることで、就活に対しての考えを変えられるかもしれません。
「企業選びの基準を少し低くしてみよう」「別の業界でもやりたいことができるかも」など、これまで考えもしなかったことが思いつくでしょう。
新しい考えが出てくることで気持ちが切り替わり、しんどさから解消されることがあります。
客観的に自分を見れるよう、定期的にリフレッシュする時間を作ってみましょう。
3.就職以外の選択肢を視野に入れる
「もう内定を取れる自信がない」「就活へのやる気が全くない」という方は、就職以外の進路も考えましょう。
就職以外の進路として以下のような選択肢があります。表でまとめましたので、見てみましょう。
就職以外の選択肢 | 特徴 |
留学・ワーキングホリデー |
|
大学院・専門学校 |
|
フリーター |
|
フリーランス |
|
自分のやりたいことを明確にし、希望に合った進路を選択しましょう。
4.自己分析を改めて行う
自分の自信を取り戻すために、改めて自己分析をしてみましょう。
自己分析によって自分の強みや弱みを再確認でき、自信を持って面接での受け答えができるようになります。
特に一つのテーマに対して、さまざまな角度で深堀りしていくことが大切です。
たとえば「世界中の人と関わりたいから、海外で働ける仕事がしたい」と考えた場合、以下のように自分に疑問を投げかけます。
- なぜ世界中の人と関わりたいのか?
- 国内でも海外の人と関われる仕事はあるが、なぜ海外がいいのか?
- 海外で働くとして自分ができることや能力は何か?
- なぜその能力が自分にあると思うのか?
何回も質疑応答を繰り返し言語化していくことで、自分の強みや価値観が具体的になります。
以前よりもESや面接で話す内容がブラッシュアップされるため、内定の確率が上がるでしょう。
自己分析のやり方から知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
5.周りに相談してみる
悩みを相手に聞いてもらうことでしんどい気持ちが和らぐため、周りに就活の相談をしてみましょう。
現在一緒に就活している友達や就活を経験している先輩に話すことで、就活のつらさに共感してもらえます。
ESの添削や面接の練習に協力してもらえば、良かった点や課題を教えてもらえるかもしれません。
何を直せばいいかが明確になるため、以前よりも選考で良い評価が得られる可能性が高くなります。
もしプロからのアドバイスが欲しければ、大学内のキャリアアドバイザーに相談することも一つの手段です。
友達や先輩ではわからない悩みに対しても答えてくれる可能性があるので、一度キャリアセンターに訪れるといいでしょう。
6.スケジュールに余裕を持たせて取り組む
一つ一つの会社への対策に時間をかけられると内定率が上がりやすくなるため、スケジュールに余裕を持たせましょう。
何社もの会社に応募すると、「1日に2社以上の応募書類の提出が必要」「面接がほぼ毎日ある」という状態になります。
やることが増えると1社あたりの選考対策が不十分になるため、不採用になりかねません。
余裕のあるスケジュールを組み立てるには、採用担当者とコミュニケーションを取って選考の日程を調整することが大切です。
面接の日程が被るような場合は、違う日にできないかを聞いてください。
定期的にリフレッシュする時間や、自己分析・企業分析の時間を作ることを意識し、選考を万全な状態で受けられるよう予定を立てましょう。
7.就活エージェントを活用し、内定を狙う
「しんどいと感じる就活を早く終わらせたい」と思っている方は、就活エージェントを活用することをおすすめします。
就活エージェントは、プロの就活アドバイザーがマンツーマンであなたをサポートしてくれるサービスです。
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あなたの性格や能力にマッチした企業の紹介もしてくれるため、一人でやみくもに就活するより内定率が上がるでしょう。
しかし、「就活エージェントのサービスが多くてどれを選べばいいかわからない」という方もいるでしょう。
もし就活エージェント選びに悩んでいるのであれば、「就活キャリア」を選んでみてはいかがでしょうか。
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就活はどれだけ頑張っても内定が取れないことがあるため、しんどいと感じるかもしれません。
しかし、しんどくても原因を明確にして解決策を実行すれば、モチベーションを維持できるでしょう。
しんどいと感じたらスケジュールを見直し、自己分析やリフレッシュの時間を作りましょう。
どうしても就活をやりたくなければ、別の進路を選択することも大切です。
また、周りに相談することも有効です。しんどい就活を早く終わらせたいのであれば、就活エージェントも活用しましょう。
内定が取れるよう、前を向いて一歩ずつ行動してみてください。