
秋採用を狙う就活生必見!実施する企業の特徴や探し方、ポイントを紹介
- 「秋以降でも採用活動をしている企業はあるの?」
- 「公務員志望だったが、あきらめて民間の就活に切り替えたい……」
- 「秋採用って実際のところどうなの?やばい?」
就活の秋採用についてわからないことや、不安を抱えている人もいるのではないでしょうか。
まだ内定が一つもない人や、内定は持っているが満足していない人で、秋採用に期待を抱いている人もいるでしょう。
秋採用でも募集している企業はあるので、あきらめずに企業を探すことが大切です。
この記事では、秋採用を行う企業の特徴やその探し方、秋採用で早く内定を得るポイントを紹介します。
最後まで読めば、秋採用を行う企業を効率良く探せるようになり、ライバルよりも早く内定を得られるようになりますよ。
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目次
秋採用とは大学4年の10月以降の採用活動のこと
- 「いつから秋採用といわれるんだろう」
- 「秋採用を実施している企業は多いのかな?」
一般的に大学4年の10月以降の採用活動のことを秋採用といいますが、どれくらいの数の企業が実施しているのか気になりますよね。
ここからは、秋採用で理解しておきたいポイントを解説していきます。
- 10月以降も採用を続ける企業は約50%もいる
- 秋採用は厳しいのか、受かりやすいのか
- じっくり時間をかけて準備する余裕はない
秋採用の基本情報を理解しておけば、これからの就職活動に役立ちますよ。
10月以降も採用を続ける企業は約50%もいる
10月以降も採用を続ける企業は約50%と、全体の約半数もの企業が秋採用を実施していることがわかります。
また、12月で採用活動を終了すると回答した企業は約15%と他の月よりも多いものの、1月から3月でも採用を行っている企業があることも読み取れますね。
「秋になっても内定がなくてやばい……」
このように焦っている就活生もいますが、多くの企業が採用活動を実施しているため、納得のいく企業から内定を掴めるチャンスはまだあります。
秋採用は厳しいのか、受かりやすいのか
秋採用は比較的受かりやすいといえます。2024年卒時点では学生の売り手市場なので、学生が集まらず採用を焦っている企業も多く、求人も有り余っています。
また、43.4%もの企業が「内定者の質は満足だが、量は不満」と回答していることからも、予定の採用人数を確保できなかった企業が多くいることがわかります。
引用:株式会社マイナビ『採用充足率と内定者満足度の年次推移』
内定者が足りていない状況であるため、就活の後半に入っている秋採用は受かりやすいほうだといえるでしょう。
じっくり時間をかけて準備する余裕はない
秋採用は比較的受かりやすいですが、じっくり時間をかけて準備する余裕はないでしょう。
まだ内定がなく、あなたと同じように焦っている人もいるうえに、優良求人は応募が殺到しすぐに応募を締め切ってしまう可能性があるからです。
- 「気が付いたらエントリーが締め切っていた……」
- 「参加必須の説明会がすでに終わっていた……」
時間をかけて自己PRやガクチカを仕上げたとしても、応募できずに面接官にアピールすらできないのはもったいないですよね。
秋採用を行っている企業もあるとはいえ、油断せずに、早めに計画を立てて対策を進めることが大切です。
企業が秋採用を行う理由3つ
「企業が秋採用を行う目的はなんだろう?」と疑問に感じる人もいるでしょう。
ここからは、多くの企業が秋採用を実施する理由を解説します。
- 通年採用をしているため
- 採用予定人数を確保できなかったため
- 就活が落ち着いた頃を狙って学生にアプローチしたいため
企業の意図を確認すれば、秋採用の理解も深められますよ。秋採用を実施している企業例も紹介するので、しっかりチェックしておきましょう。
1.通年採用をしているため
秋以降も採用活動を行う企業の中には、通年採用をしているところもあります。
通年採用とは、特定の時期に捉われずに年間を通じて採用活動を実施する形態です。
たとえば、以下のような企業が通年採用を実施していますよ。
- ソフトバンク株式会社:モバイルサービスを提供する通信・IT企業
- 株式会社リクルート:リクナビやホットペッパーグルメを運営する求人広告・販売促進企業
- ネスレ日本株式会社:コーヒーやバリスタなどを提供する食品メーカー
- サイボウズ株式会社:kintoneという業務を効率化できるクラウドプラットフォームを提供するソフトウェア開発会社
- 株式会社カヤック:うんこミュージアムを制作した企画・運営会社
- 株式会社ガイアックス:企業のSNS分析・運用を担っているIT企業
これらの企業では通年採用を実施しているため、秋以降でもエントリーを受け付けている可能性が高いです。興味があれば深く調べてみるといいでしょう。
2.採用予定人数を確保できなかったため
春から採用活動を行って採用人数が充足次第、受付を終了する方針ですが、秋になっても確保できないというケースは少なくありません。
特に、知名度がそれほど高くない企業は、就活生からのエントリーが増えにくいです。そのため、企業が求める人物像と就活生がマッチせず内定につながらずに、採用に苦労しています。
企業を成長・存続させていくうえで人材は大切であるため、計画通りの採用人数を確保するために、秋以降も採用を継続するということですよ!
3.就活が落ち着いた頃を狙って学生にアプローチしたいため
一部の企業は、就活が落ち着いた秋以降を狙ってさまざまな学生にアプローチしたいと考えています。
多様性溢れる人材が集まれば新しいアイディアを生み出しやすいため、企業は幅広い価値観や考え方を持っている人を求めていますよ。
秋以降も就活を継続している人の中には、体育会の学生や海外留学から帰国した就活生、公務員の内定が出なかった学生なども多くいます。
秋採用を実施している企業の特徴3つ
「秋以降も採用活動を行う企業ってどんなところなのかな?」
ここからは、秋採用を実施している企業の特徴を紹介します。
- 外資系・ベンチャー企業
- 一部の大手企業とその子会社
- 中小企業
秋以降も採用を継続している企業の特徴を知り、業界・企業選びに活かしましょう。
1.外資系・ベンチャー企業
外資系企業及びベンチャー企業も通年採用を行っているケースがあります。
時期に関係なく、活躍してくれそうな就活生なら採用、そうじゃなければすぐに不採用と、かなり割り切って判断されるのが特徴ですよ。
なお、有名なメガベンチャーや、新卒採用を行っている外資系企業の一覧は以下の記事で解説しています。
「ベンチャー企業や外資系企業で活躍したい!」と考えている就活生は、参考にしてみてください。
2.一部の大手企業とその子会社
一部の大手企業では、内定辞退で採用予定人数が足らなくなり秋以降に再度募集をかけていることや、通年採用を行っていることがあります。
なお、通年採用を実施している大手企業は、エンジニアやデザイナーなどの職種に限定していることが多いのは押さえておきましょう。
また、大手企業の子会社も秋以降の採用活動を行うこともありますよ。
子会社が春・夏に採用活動を実施しても、親会社と就活生を奪い合うことになるため、就活が落ち着く秋以降に採用を注力するからです。
一部の大手企業と子会社が10月以降も人材を探していることは、まだ納得内定がない就活生にとってチャンスといえますね!
3.中小企業
一部の地域密着型の中小企業は、採用予定人数が集まらずに秋以降も採用活動を行っています。
「名前も事業もあまり知らない中小企業で働きたくない……」と考える人がいるかもしれませんが、中小企業には優良企業がたくさんありますよ!
中小企業庁によると、日本の中小企業数は全体の99.7%も占めていることがわかっています。
つまり、大手企業だけに捉われずに、中小企業にも視野を広げられると秋以降にエントリーできる企業数が一気に増えるということですよ!
なお、中小企業に就職するメリットや、向いている人の特徴は以下の記事で紹介しています。
中小企業で働く魅力を詳細に解説しているので、中小企業に少しでも興味がある人はチェックしておきましょう。
秋採用を実施している企業の効率的な探し方3選
「秋以降に応募先を探す方法が知りたいな」
ここからは、秋採用を行っている企業の効率的な探し方を解説していきます。
- 合同企業説明会に参加する
- 逆求人型の就活サイトを利用する
- 就活エージェントに優良企業を紹介してもらう
秋以降に採用活動を実施している企業を探す方法を理解すれば、具体的に行動できるようになるので、しっかり確認しておきましょう。
1.合同企業説明会に参加する
合同企業説明会に参加して、秋以降のエントリー先を探してみましょう。
これまで考えたこともない業界だったとしても、社員から直接話を聞くと魅力を感じることもあるでしょう。
さらに、採用HPではイメージがなかなか付かない仕事でも、社員から説明してもらうと具体的な働き方の理解が深まりますよ。
他社と比較してそれぞれの企業の雰囲気や社風も感じられて、自分と合うか判断できるのは合同企業説明会に参加するメリットといえます。
合同企業説明会は対面だけでなくオンラインでも実施されていることがあるため、都合がいいほうで参加してみてください。
2.逆求人型の就活サイトを利用する
自身のプロフィールに興味を持った企業からオファーが直接届く、逆求人型サービスを利用して探す方法もおすすめです。
逆求人型の就活サイトを活用すれば、企業から連絡がくるので、時間をかけて企業を探す手間がなくなります。
あなたの経験やスキルにぴったりの求人情報が届くので、ミスマッチを防げるだけでなく、新しい業界や企業を知れるのが特徴です。
さらに、OfferBoxの適性診断を活用すると、28項目の診断結果により自己分析を深められますよ。診断結果のアドバイスから自己PRや志望動機をブラッシュアップできるでしょう。
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3.就活エージェントに優良企業を紹介してもらう
就活エージェントに優良企業を紹介してもらうと、エントリー企業を効率的に見つけられますよ。
- 「秋採用を行っている優良求人を知りたい」
- 「対策をしているけど、思うような結果がでない……」
こんな人におすすめなのが、就活キャリア。
紹介企業からの内定率が86%を誇り、企業選びから自己分析、ES添削など内定までのすべてをサポートしているのが特徴です。
秋採用を実施している企業は多いですが、春・夏と比べると数は圧倒的に劣るため、自分一人で企業を探そうとしても時間がかかってしまいます。
そこで就活キャリアを活用すれば、経験豊富なアドバイザーが、あなたにマッチした優良企業を紹介してくれますよ。
アドバイザーが一人ひとりとカウンセリングを行い、あなたの強みを引き出せる業界・企業を教えてくれるのは心強いですよね。
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秋採用でライバルよりも早く内定を得るポイント5つ
「秋採用で内定をもらえるか不安……」
ここからは、秋採用でライバルよりも早く内定を得るポイントを紹介します。
- 業界・企業選びの幅を広げる
- BtoBの優良企業を狙う
- 今までの就活のやり方を見直す
- 倍率が高くなる企業もあるので油断しない
- 秋採用で必ず聞かれる質問に答えられるようにする
内定を得るコツを確認しておけば、結果を出してライバルよりも早く就活を終えられますので、参考にしてみてください。
1.業界・企業選びの幅を広げる
今まで応募していた業界・企業で受からなかった場合、他の業界にも目を向けることで内定を得やすくなります。
これまで受けてきた業界はあなたに合わなかっただけで、違う業界に視野を広げてみるとマッチする可能性がありますよ!
また、秋採用を実施する企業は増えてはいますが、今までと比べて選択肢は少なくなっています。
エントリー候補を増やすという点でも、業界・企業選びの幅を広げてみてくださいね。
「これまで見たことなかったけど、調べてみると興味が出てきた」というように、違う業界をリサーチすると新しい発見があるでしょう。
2.BtoBの優良企業を狙う
商品やサービスを消費者に直接提供しているBtoCだけでなく、企業向けにビジネスを展開しているBtoBの優良企業を狙うといいでしょう。
愛知工業大学の就職ノート2018によると、日本の企業全体の約8割はBtoB企業であることがわかります。
また、多くの就活生がBtoCの企業を志望する傾向にあるため、BtoB企業の選考倍率は比較的高くないのも特徴ですね。
なお、以下の記事ではメーカー就職を希望している就活生に向けて、隠れ優良企業を紹介しています。
それぞれの企業の平均年収や年間休日数、残業時間などもあわせて解説しているので、チェックしておきましょう。
3.今までの就活のやり方を見直す
一つも内定を得られなかった人の場合、これまでの就活のやり方を見直すのも大切です。
まずは、どの選考段階でよく不採用になってしまうのか振り返ってみましょう。
- ES
- 筆記試験
- グループディスカッション
- 一次面接
- 二次面接
- 最終面接
今までの就活を振り返ると、ESの通過率が低い人や一次面接でよく落ちる人など、さまざまです。
あなたの苦手な箇所がわかれば、今までの対策方法を変えてみましょう。
- 筆記試験が弱点であれば、参考書の勉強時間を増やしてみる
- ESが苦手なら、就活エージェントの添削サービスを利用してみる
あなたの弱点を挙げて、それを克服できるように重点的に対策していけば、合格率を上げられますよ!
4.倍率が高くなる企業もあるので油断しない
秋採用は春や夏の頃に比べて採用枠が少なくなることもあり、倍率が高くなる企業もあるので油断しないようにしましょう。
業界・企業研究を徹底し、説得力のある志望動機を考えることや面接対策をきちんと行うことが選考を乗り越える第一歩です。
- 「弊社でどんな仕事をしたいのか」
- 「競合他社ではなく、なぜ弊社を志望しているのか」
上記のような面接官からの質問に、的確に答えられるようにしましょう。
以下の記事では、穴埋めするだけで効果的な志望動機を作成するテンプレートを紹介しています。「自信のある志望動機が書けない……」という人は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
5.秋採用で必ず聞かれる質問に答えられるようにする
以下のような秋採用特有の面接官からの質問に、答えられるようにしましょう。
- 「春と夏は何をしていたのか」
- 「なぜこの時期まで就活をしているのか」
秋以降も就活を続けている学生はいますが、割合としては春と夏で内定を獲得して就活を終えている人が多いです。
少し古いデータにはなりますが、キャリア教育支援NPOエンカレッジのアンケート結果によると、就活生の約6割が6月中旬で就活を終了しています。
そのため、あなたが秋以降も就活をしている理由が気になる企業もいますよ。回答を準備していないと面接本番で慌てやすいので、どう答えるか事前に考えておきましょう。
「受けが良いようにデタラメを言ったほうがいいのかな……」と疑問に感じる就活生もいますが、嘘を付かずに現在の状況を正直に伝えるのがポイント。
ありのままの自分を伝えると、面接官との信頼関係も築きやすいので押さえておきましょう。
秋採用で押さえておくべき注意点3つ
「秋採用でなにか意識しておいたほうがいいことはあるのかな」と気になる就活生もいるでしょう。
ここからは、秋採用で押さえておくべき注意点を解説します。
- 春・夏より募集している企業は少ない
- 就活の軸を定めずに就活を進めない
- 選考期間が比較的短い
3つの注意点を理解しておけば、納得内定に近づけるので一つずつ確認していきましょう。
1.春・夏より募集している企業は少ない
秋以降も募集している企業はまだ十分ありますが、春や夏の頃よりは多くはない点と、募集枠も少ない点は押さえておきましょう。
- 「求人は有り余っているから大丈夫だろう」
- 「どこかからは内定をもらえるはずだ」
上記のような油断や慢心は禁物。秋以降では、公務員から民間の就活に切り替えた人や留学組、体育会系の部活のため遅くから就活を始める人たちなど、新しいライバルが出てきます。
企業数や募集枠が少ない中で、さまざまな人がエントリーするほど選考倍率は高くなります。
売り手市場だからと油断せずに、しっかり選考対策・選考準備することが大切ですよ!
2.就活の軸を定めずに就活を進めない
就活の軸を定めないまま就活を進めると、志望業界がバラバラになり業界・企業研究に時間がかかってしまいます。
また、志望動機に一貫性がなくなることで面接官から好印象はもらいにくいでしょう。
- 「なぜこの業界を志望しているのですか?」
- 「その中でも弊社で働きたい理由は何ですか?」
このような面接官からの質問には、あなたの就活の軸をもとに回答することで、説得力が付いてきますよ。
就活を進める前に、就活の軸をきちんと定めるようにしましょう。
なお、詳細な就活の軸や決め方は、こちらの記事で解説しています。就活の軸を作りたい人や見直したい人は、ぜひ参考にしてみてください!
3.選考期間が比較的短い
秋採用では、選考期間が比較的短い点を押さえておきましょう。
募集期間中に採用人数を満たせば、すぐに募集を締め切る企業もあります。
企業の目的が、内定辞退による追加募集やグローバル人材の確保であれば、採用が決まればすぐにエントリー受付は終了されます。
- 「エントリーの受付が開始されたら早めに応募する」
- 「志望企業の説明会の開催が決まればすぐに申込む」
上記のように、秋以降はできる限り時間に余裕を持って行動すれば、後悔のない就活になりますよ!
あきらめずに秋採用で納得内定を目指そう!
「今からやってもエントリーできる企業はない……」
このように感じている就活生がいるかもしれませんが、実際には約50%もの企業が秋採用を行っているため、あきらめるのはまだ早いです。
外資系・ベンチャー企業や大手企業の子会社、中小企業とさまざまな企業が秋でも採用を継続しているので、興味のある業界を探してみましょう。
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