
【24卒】もう遅い?大学4年で就活を何もしてない人がすぐやるべきことや注意点を解説
今24卒の大学4年生で、まだ就活をしていないことに対して焦りや不安を感じている人もいるでしょう。
たとえ就活のスタート時期が遅くても、内定を得ることは可能です。
しかし、3月の就活が解禁されてからでもまだ就活に間に合うものの、遅れれば遅れるほど不利になっていくので、なるべく早く取り組むことが大切。
この記事では、大学4年になっても就活に取り組めていない理由や、今からすぐやるべきこと、これから就活を始める際に意識すべき点を紹介します。
本記事を読めば、就活に対して何もできていない理由や今すぐやるべきことがわかり、今からでも巻き返せるようになりますよ。
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目次
新卒という立場はとても貴重
大学4年でまだ就活を何もしていない人に伝えたいのは、新卒という立場はとても貴重であるということです。
新卒の学生はまだ仕事経験がないことから、企業は学生の将来性を見込んで採用を決めるので、周りとの差が小さい状態でスタートしていきます。
逆に中途採用では、「この仕事ができる人が欲しい」といったように、スキルの高さや特定の仕事で活躍できる能力が高い人が求められるもの。
中途よりも新卒で就活するほうが受けられる求人数が増え、受かる可能性も高くなりますよ。
新卒時の就活は選択肢が圧倒的に多いので、この機会を逃さず、就活に力を入れて取り組んでいきましょう。
大学4年で就活を何もしていない人の割合は全体の約5%
内閣府の調査によると、大学4年生の4月までには約95%以上の人が何かしら就活に取り組んでおり、何もしてない人の割合は5%程度だとわかります。
画像引用:「学生の就職・採用活動開始時期に関する調査」内閣府
上記のデータから、大学4年生になるとほとんどの人は就活を行っており、何もしてない人は少数派であるといえますね。
逆に、早い人は大学3年の9月以前からすでに就活をしており、そういった人ほど早期内定や複数の内定を得ている傾向にあります。
就活を始めるのが遅いと不利になる
就活では早くから準備を始めている人ほど有利になり、遅い人ほど不利になっていきます。
就活は一斉に「用意ドン」でスタートするスポーツとは違い、スタート時期は人によって異なるもの。
しかし、どれだけ準備してきたかによって結果が変わってくるので、早い段階で始めている人のほうが有利になります。
就職みらい研究所の調査によると、大学3年の2月時点で24卒のうち2割の人がすでに内定を持っていることがわかっています。
画像引用:就職プロセス調査(2024年卒)「2023年2月1日時点内定状況」|就職みらい研究所
このように、早くから就活を始めている人ほど内定を得るのも早いことが、データからもわかるでしょう。
大学4年になっても就活に取り組めていない理由5つ
大学4年になっても就活に取り組めていない原因は、人によっても違います。
そこで、大学4年生になっても就活に取り組めていないよくある理由を紹介します。
- 何から始めればいいのかわからない
- 大学の授業や部活、アルバイトなどで忙しい
- 行きたいと思える業界や企業がない
- 就活に対して楽観的に考えている
- そもそも働きたくないと考えている
就活に取り組めていない理由がわかることで、自分の考えを整理できるようになるでしょう。
それぞれ解説します。
1.何から始めればいいのかわからない
就活において、何から始めたらいいのかわからないという理由で、なかなか一歩を踏み出せない人もいるでしょう。
就活では下記のようにやらなければいけないことが多いため、何から始めればいいのか戸惑うのは当然といえます。
- 自己分析
- 業界・企業研究
- Webテスト対策
- ES対策
- 面接対策
何から始めたらいいかわからない人は、まず自己分析と業界・企業分析から始めていくのがおすすめ。
把握できたら、自分に合う業界や企業、行きたいと思える企業や仕事を見つけて応募していきましょう。
自己分析をする際には、自己分析シートを活用することで、効率的に進められます。
自己分析シートの使い方やポイントをこちらの記事で紹介しているので、あわせてご覧ください。
2.大学の授業や部活、アルバイトなどで忙しい
大学の授業や部活、アルバイトなどで忙しいため、なかなか就活をする余裕がない人もいるでしょう。
「自分の予定で手一杯……」「就活より自分の予定を大事にしたい」といった気持ちもわかります。
しかし、忙しいからといって就活という貴重な機会を逃すのはもったいないです。
大切なのは、優先順位を付けて取り組むこと。
「この期間は就活を最優先に頑張る」「この期間は授業や部活、サークルに集中する」など優先順位を決めて、効率的に進めていきましょう。
3.行きたいと思える業界や企業がない
行きたいと思える業界や企業がないと、就活に身が入りませんよね。それにより、就活になかなか取り組めていない人もいるでしょう。
しかし、やりたい仕事や行きたい企業がすでに決まっている人はごく一部で、「行きたい企業がないことは、悪いことだ」と思う必要は全くありませんよ。
ただ、いつまでも就活をしないままの状態は良くないので、以下の方法を試してみて、行きたい業界・企業を見つけましょう。
- 自分の趣味や経験から探す
- やりたくないことを明確にしてそこに当てはまらない仕事を探す
- 企業からスカウトをもらう
- 就活軸に当てはまる企業を受ける
上記を試しても「まだ行きたい企業や働きたい企業なんて見つからないよ……」という人も安心してください。
以下の記事で、行きたい業界・企業の見つけ方を詳しく説明しているので、あわせて見てみてくださいね。
4.就活に対して楽観的に考えている
就活に対して「なんとかなる」と楽観的に考え、根拠のない自信から就活に取り組んでいないパターンです。
中には、「どこでもいいから内定がもらえればいい」「大学4年の7月や10月からでもなんとかなる」と考えている人もいるでしょう。
たしかに、どこでもいいなら内定は取れるかもしれませんが、「とりあえずどこかしらに就職できたらいい」という人は少ないはずです。
自分の希望や条件を叶えられる就職先から内定をもらうには、他の人との競争を勝ち抜かなければいけません。
したがって、早いうちから行動していったほうが条件を叶えられる場所から内定をもらいやすくなりますよ。
5.そもそも働きたくないと考えている
そもそも働きたくないと考えていることから、就活へのやる気がなく何も取り組めていない人もいるでしょう。
やりたいことがなかったり、めんどくさいと思ったりして就活に対して何もしたくなくなる気持ちもわかります。
そこで、就活をしないことのデメリットを考えてみましょう。
- 収入が不安定になる可能性がある
- 社会的信用が得られない
- 就活を再開したときの難易度が上がる
また就職をしない場合、以下のような選択肢が考えられます。
- フリーター
- ニート
- 就職留年・就職浪人
- 起業・フリーランス
上記を踏まえたうえで、就職をした場合としない場合のどちらに進みたいかを考えて、就活するかどうかを判断しましょう。
就職をしない道が嫌なのであれば、今すぐ就活を始めることをおすすめします。
まだ挽回できる!今すぐできる就活対策9つ
大学4年生でまだ何もしていなくても、出遅れてしまった分を巻き返すことはまだ可能ですが、じっくりやる暇はありません。
そこで、大学4年生で就活についてまだ何もしていない人が、すぐにやるべきことを9つ紹介します。
- 何かしら一歩を踏み出してみる
- 将来の目標ややりたい仕事を探す
- 自己分析で自分の強み・価値観を知って就活軸を作る
- 業界・企業研究をする
- エントリーシート(ES)を作成してみる
- SPIなどのWebテスト対策をする
- 面接マナーを学ぶ
- 逆求人型の就活サイトを利用する
- プロの就活アドバイザーに頼る
自分一人で就活を行うことが難しいと感じたら、ぜひ就活のプロである就活アドバイザーに相談してみましょう。
それぞれ解説します。
1.何かしら一歩を踏み出してみる
まだ就活を何もしてない大学4年生の人は、少しでもいいので一歩踏み出してみましょう。
ESを作ったり、面接を受けたりするのはハードルが高くなかなか動けない人もいると思います。
そのため、以下のような簡単なことからやってみましょう。
- 説明会に参加してみる
- 数社エントリ―してみる
- 履歴書を書いてみる
これまではなかなかやる気が起きなかった人も、説明会に参加してみたら触発されてやる気が出てくるかもしれませんよ。
2.将来の目標ややりたい仕事を探す
将来の目標ややりたい仕事が見つかれば、やる気が自然と出て、積極的に就活に取り組めるようになるでしょう。
将来の目標ややりたい仕事が仮でもいいので決まれば、就活を行う目的を持てるようになり、モチベーションが生まれるからです。
目的がはっきりすれば、やる気のない状態から脱して、成功に向けてモチベーション高く努力できるようになっていきます。
3.自己分析で自分の強み・価値観を知って就活軸を作る
まだ就活を何もしていない人は、自己分析で自分の強み・価値観など自分への理解を深め、就活軸を作ることをおすすめします。
自己分析をすることでわかる自分の強みや価値観は、今後の企業選びの軸になったり、自己PRやガクチカを作ったりする際に重要なもの。
自己理解を深め、そこから就活軸を作ることで企業選びもスムーズになり、ESや面接でもうまく自分をアピールしやすくなります。
就活軸といっても業界・職種や、働き方、社風など人によって重視するものは異なります。
- 業界・企業:興味があるか、自分の強みを活かせるか
- 働き方:勤務地、転勤の有無、年間休日日数、残業の多さ・少なさ
- 待遇:福利厚生、年収
- 社風:人間関係、年功序列or成果主義、風通しが良いor上下関係が厳しい
上記のように、求めるものは人によってさまざまなので、自分なりの就活軸を作ってみましょう。
就活軸が定まれば、自分に合った企業を見つけやすくなり結果的に効率良く就活を進められます。
こちらの記事では、そのまま利用可能な業界・職種別の就活軸を紹介しているので、参考にしてみてください。
4.業界・企業研究をする
自己分析や就活の軸を考えた後、興味のある業界・企業の研究をしましょう。
先に自己分析を行い、就活軸を決めておくことで、業界・企業研究を効率的に進められるようになるからです。
また、自分という人間をよくわかっていない状態では、自分に合う業界、興味のある業界がどこなのかわからないですよね。
自分がどんな人間で、何をすることに向いているのかがわかっていれば、自分に合わない業界・企業の研究はしなくて済むため、効率的です。
ちなみに業界・企業研究とは、さまざまな業界・企業についての情報を集め、それぞれの特徴を明らかにすることです。
説得力のある自己PRや志望動機を作るためにも、業界・企業研究は不可欠ですよ。
こちらの記事で、企業研究の具体的なやり方やコツについて紹介しているので、参考にしてみてください。
5.エントリーシート(ES)を作成してみる
自己分析や業界・企業分析をしたら、実際にESを作ってみましょう。
具体的には、ESにおいて採用担当者が重視する自己PRやガクチカを作成することです。
ESを作成し、なるべく早く完成度を高められれば、書類選考もスムーズに通過しやすくなります。
ただ、初めから評価の高いESを作るのは難しいので、まずは作ってみて実際に選考を受けながらブラッシュアップしていきましょう。
通過率の高いESの書き方や書く際のポイント、注意点をこちらの記事で紹介しているので、ES作成の参考にしてみてください。
6.SPIなどのWebテスト対策をする
SPIや玉手箱などのWebテスト対策も、同時並行で行うようにしましょう。
就活といえば面接を思い浮かべがちですが、選考途中でWebテストを設ける企業も多く存在します。
特に応募者が多く集まる大手企業ほど、Webテストを導入している傾向にあるため、対策が必須。
Webテストでは普通に落ちることもあるので、対策しておくに越したことはありません。
Webテストは独特の問題が多いですが、問題パターンはある程度決まっているため、問題パターンを把握しておくだけで結果につながりやすいです。
こちらの記事では、SPIの練習問題を無料で受けられるサイトと対策方法を詳しく紹介しているので、あわせてご覧くださいね。
7.面接マナーを学ぶ
大学4年で就活についてまだ何もしてない人は、面接マナーを学び、気を配るようにしましょう。
なぜなら面接マナーを身に付けることは、面接突破のための重要な要素になるからです。
さらに、面接マナーが悪いことで減点をもらい、落ちてしまうもったいないパターンも存在します。
面接で落ちる確率を減らすには、正しい面接マナーや身だしなみを整えることが重要ですよ。
こちらの記事で、面接当日に抑えておくべきマナーを解説しているので、自信のない人は面接前に参考にしてみてください。
8.逆求人型の就活サイトを利用する
あなたを採用したいと考える企業から、直接スカウトが来る逆求人型の就活サイトを利用することで、忙しい就活を効率的に進められます。
逆求人型就活サイトとは、企業があなたのプロフィールを見て、説明会や選考の案内をするタイプの就活サイトのこと。
大手・人気企業だけでなくベンチャー企業も多く存在しており、あなたから企業を探さなくても、優良企業からオファーをもらえ、選考に進めるでしょう。
中には選考の優遇をしてもらえる可能性もあります。
現在は逆求人型の就活サイトが複数あるため「どれを選べばいいのかわからない」という人もいるでしょう。
もしサイト選びに悩んでいるのであれば、無料で利用可能な逆求人型就活サイト「OfferBox」を検討してみてはどうでしょうか?
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9.プロの就活アドバイザーに頼る
このように悩んでいるなら、ぜひプロの就活アドバイザーに相談してみましょう。
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そのため、今まで就活に何も取り組めてなかったとしても、就活アドバイザーにサポートしてもらえば巻き返すことも可能です。
就活に関する相談やエントリーシートの添削、面接の練習も行ってくれますよ。
しかし、「どの就活アドバイザーに相談すればいいかわからない」という人もいると思います。
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大学4年でまだ就活をしてない人が意識すべき考え方・行動5つ
大学4年でまだ何も就活をしてない人がこれから就活に取り組む中で、プレッシャーやストレスを感じて「就活をやめたい」と感じる場面もあるでしょう。
そこで、これから就活を始める人に向けて、意識しておいたほうがいい考え方・行動を紹介します。
- 過去の自分を責めない
- 今日が一番早い日であることを理解する
- 焦って企業選びを適当にしない
- 適度にリフレッシュする
- 他の就活生と過度に比べない
就活でのストレスやプレッシャーに負けずに、ぜひ上記のような考え方・行動を頭に入れて活動していきましょう。
それぞれ解説します。
1.過去の自分を責めない
大学4年まで就活を何もしてこなかった自分を責めるのは、やめましょう。
就活で出遅れてしまったことに対して「自分はダメな人間だ」と後悔する人もいるでしょう。
反省すべき点はありますが、過去の自分を責めたところで良い結果につながるわけではありません。
過去の自分ではなく、これからの自分に目を向けるようにしましょう。
2.今日が一番早い日であることを理解する
これから就活を始めるにあたって、今日が一番早い日であることを理解しましょう。
大学4年生になって今さら就活を始めたところで、「もう手遅れなのではないか?」と感じてしまう人もいるかと思います。
しかし、大学4年生から就活を始めたとしても行動し、あきらめなければ内定を得ることは可能です。
3.焦って企業選びを適当にしない
まだ就活を何もしてないからといって、就活を始めて受ける企業を選ぶ際に、焦って企業選びを適当にしないようにしましょう。
あなたに合った企業ではなく、内定がすぐもらえそうな企業や待遇などの条件の良さにつられて企業選びをすると、入社後に後悔する可能性が高いです。
実はブラック企業だったり、自分とは社風や仕事内容が合わない仕事だったりする場合があるからです。
ただし、冬になっても1社も内定がないと厳しさを増すのが事実。最悪の場合、内定がないまま卒業もあります。
しかし中には冬採用を行なっている企業もあるので、悲観する必要はありません。
以下の記事では、冬採用を実施している企業の特徴や探し方を紹介しているので、10〜12月になっても1社も内定がない人は参考にしてみてください。
4.適度にリフレッシュする
就活を行うにあたって、疲れたら適度にリフレッシュして休憩することも大切です。
就活では早く行動することも必要ですが、同時に休憩して気持ちをリフレッシュすることも必要ですよ。
就活はストレスも多いので、頑張り過ぎてしまうと心に余裕がなくなったり、気持ちが燃え尽きてしまったりしてしまうからです。
5.他の就活生と過度に比べない
就活を行っていくうえで、他の就活生と自分を過度に比べないことも大切です。
周りの人が順調に就活を進め、内定をもらっていると、うらやましいと思うと同時に焦りも感じてしまうもの。
しかし、就活のゴールは自分に合う一社から内定をもらい、入社後に充実した社会人生活を送ることです。
他の人が得た内定はあなたに合った企業ではなく、もしあなたがその企業に入社したとしても充実した社会人生活を送れない可能性もあります。
つまり、他の人と自分の状況を比べてもあまり意味がないのです。
就活をあきらめなければまだ挽回できる
この記事では、大学4年になっても就活に取り組めていない理由や、今からすぐやるべきこと、これから就活を始める際に意識すべき点を紹介しました。
大学4年生でまだ就活に取り組めていない理由は人によっていろいろな理由があると思います。
しかし、就活はなるべく早くから行動したほうが有利になるのは間違いないので、なるべく早く取り組むことが大切です。
先ほど紹介したやるべきことを実践し、内定獲得まであきらめず頑張っていきましょう。自分一人で就活を行うことが難しいと感じたら、ぜひ就活キャリアを頼ってみてください。
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