68%が実感!就活に顔採用はある?導入される理由と対処法を解説

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  • 「就活に顔採用って本当にあるのかな?」
  • 「私が志望している企業が顔採用を導入していたら嫌だな……」
  • 「顔採用を行なっている企業の選考を避けて、時間を無駄にしないためにできることを知りたい」

顔採用に関して、このような悩みがある人もいるのではないでしょうか。

誰もが理想を目指して就活を頑張っているのに、顔だけを理由にその努力を否定されてしまったら、とても悲しいですよね。

しかし、残念ながら就活に顔採用は実在します。そのうえ、他でもない人事部の多くが顔採用に対して許容的であるため、どんな人でも無関係ではありません。

そこでこの記事では、顔採用に関するデータと導入されている理由と、具体的な対処法を解説します。

本記事を読めば、顔採用への向き合い方がわかり、顔採用に関するあなたの悩みが解消されるので、時間を無駄にすることはなくなりますよ!

目次

顔採用は実在する?多くの人がその存在を実感

冒頭でも述べたとおり、残念ながら顔採用は現実に存在します。

というのも、多くの採用担当者は顔の良し悪しを勉強や運動神経と同じく、能力の一部だと捉えているからですね。

もちろん、人事経験者の中にも顔採用に否定的な方はいます。

しかし、その多くは「そういう企業もあるのかもしれない」「見た目も能力の範疇といわれると仕方がない」と、どちらかというとあきらめムードだといえるでしょう。

また、顔採用の多さは数値でも裏付けられています。

顔採用を実感する就活生は33%

引用:「イケメンや美人じゃないと頭が良くても就活は苦戦!?曖昧だけど露骨にわかる顔採用の実態」ダイヤモンド・オンライン

ダイヤモンド・オンラインの調査によると、「就活で顔採用されていると感じたことがあるか?」という質問に「はい」と回答した人は、33%でした。

つまり、約3分の1の学生は顔採用を感じているのです。

また、男女別では男性の26%が「ある」と答えた一方で、女性は37%が「ある」と回答しており、女性のほうが顔採用を実感していることが伺えます。

引用:「イケメンや美人じゃないと頭が良くても就活は苦戦!?曖昧だけど露骨にわかる顔採用の実態」ダイヤモンド・オンライン

「見た目採用はある」と回答した新卒採用担当者の68%

引用:福助株式会社『女子就活生の脚もと調査』

ストッキングなどを販売している福助株式会社の調査によると、新卒採用担当者の68.5%が「見た目採用は存在する」と回答しています。

また、同調査では「面接は見た目の印象で左右される」と回答した人が96%にのぼりました。

ここで言う見た目が何を差しているのかは明らかにされていませんが、顔も見た目の一部でしかない以上、顔採用を考慮に入れている人は多いはずです。

このことから分かるとおり、新卒採用担当者の多くは顔採用の存在を認めているわけですね。

顔採用が導入される理由3選

顔採用が導入される理由としては、以下の3つが挙げられます。

1947年、憲法によって男女平等が定められて以降、日本ではさまざまな法整備がなされてきました。

しかし、日本は未だに男社会であり、男女の不平等も至るところに残されています。そして顔採用とは、そんな男側の都合だけを優先した歪んだ風習だといえるでしょう。

では、どういった理由で顔採用が正当化されるのか、具体的に3つ確認していきます。

1.社内の士気が上がる

古くから人事界隈で囁かれていたことですが、社内に美人がいると、他の男性社員のやる気やモチベーションが上がるとされています。

「本当にそんなことあり得るの?」と思いたくなるような噂ですが、実はあながち嘘ではありません。

マイナビウーマンの調査によると、「仕事の際、近くに気になる女性社員がいたら張り切るか?」という質問に、「張り切ってしまう・どちらかというと張り切る」と回答した社会人男性は35%にのぼります。

また、JTBモチベーションズが行った調査では、「職場に気になる異性がいる人は、仕事に対するやる気が高まる傾向にある」と明らかにされています。

このように、顔採用には社内の士気を上げる効果があり、企業はそれを理由に顔採用を推進している側面があるのです。

2.集客効果が期待できる

普通の見た目の女性と美人を比較すると、後者のほうが人から信頼を勝ち取りやすいとされています。

この理由は非常に簡単で、人は見た目によって相手を判断するから

アメリカの心理学者メラビアンが見つけた法則によると、人間が他人の印象を決める割合は以下のようになっています。

  • 視覚:55%
  • 聴覚:38%
  • 話の内容:7%

上記のとおり、人が相手の印象を決定づけるうえで一番大きいのが、視覚情報。相手に好印象を与えやすい容姿端麗の人は、普通の人よりも信頼感を勝ち取りやすいことになります。

また、ビジネスシーンでは第一印象こそが何より重要とされているため、規模が大きい企業ほど受付に容姿がきれいな人を配置するわけです。

3.社内結婚が促進される

企業が美人を採用したがる理由としては、他にも社内結婚の促進が挙げられます。

というのも、社内結婚をすると夫婦は互いのスケジュールを把握しやすくなり、働く満足感が高まるからですね。

これは、社員の早期退職を防ぐ手段ともいえるでしょう。

こう聞くと「日本って社内恋愛はタブーじゃないの?」と思われるかもしれませんが、あくまでそれは昔の話。

ウェディング情報サイトのアニヴェルセル総研によると、パートナーと出会った場所に「職場」を挙げている人は27.7%にのぼります。

引用:アニヴェルセル総研『「出会い」の聖地が判明!? パートナーとはどこで出会った? 既婚男女600人を大調査!』

また、国立社会保障・人口問題研究所の出生動向基本調査によると、初婚同士の夫婦が出会ったきっかけに「職場や仕事」を挙げている人は28.2%にのぼります。

さらに、先ほどのマイナビウーマンの調査のとおり、社内に気になる女性がいると男性の働く意欲は上がります。

つまり、美人を雇うことは、企業にとって良いこと尽くめなわけですね。

そのため、今の日本では社内恋愛が推奨されやすく、それを促進するために美人を採用したがっているのです。

顔採用は違法?「差別」と見るのが世界のスタンダード

結論から述べると、顔採用は違法ではありません。

日本では契約自由の原則が認められており、誰とでも雇用契約を結べるからです。

また、厚生労働省は『採用選考の基本的な考え方及び公正な採用選考の基本』の中で、以下のように呼びかけています。

  • 「職業選択の自由」すなわち「就職の機会均等」とは、誰でも自由に自分の適性・能力に応じて職業を選べるということですが、これを実現するためには、雇用する側が、応募者に広く門戸を開いた上で、適性・能力のみを基準とした「公正な採用選考」を行うことが求められます。
  • また、日本国憲法(第14 条)は、基本的人権の一つとして全ての人に「法の下の平等」を保障していますが、採用選考においても、この理念にのっとり、人種・信条・性別・社会的身分・門地などの事項による差別があってはならず、適性・能力のみを基準として行われることが求められます。

引用:厚生労働省『採用選考の基本的な考え方及び公正な採用選考の基本』

上記のとおり、日本で禁じられているのは「人種・信条・性別・社会的身分・門地などの事項による差別」であって、顔採用は明確に禁じられていないのです。

また、『公正な採用選考の基本』では不適正な採用選考の例が挙げられていますが、ここでも顔採用について一切触れられていません。

引用:厚生労働省『公正な採用選考の基本』

しかし、これはあくまで日本の法律から考えた話で、世界の基準で考えてみれば顔採用は立派な差別です。

たとえば、雇用差別禁止法が定められているアメリカでは、履歴書に写真を貼ることが半ばタブーとされています。

写真が貼ってあると、外見や人種によって相手を判断してしまう恐れがあるからですね。

同様の決まりは、フランスやオーストラリア、カナダでも浸透しているため、「顔採用は差別である」と見るのが世界のスタンダードだといえるでしょう。

ちなみに、世界で最も権威のある会議『世界経済フォーラム』が公表する『ジェンダー・ギャップ指数2020』によると、日本のスコアは0.652となっています。

引用:男女共同参画局『世界経済フォーラムが「ジェンダー・ギャップ指数2020」を公表』

これはG7(世界の主要な先進7カ国の総称)の中でも断トツの最下位で、何かと人権意識が乏しいといわれる中国よりも低い数値です。

顔採用への具体的な向き合い方・対処法

顔採用への具体的な向き合い方・対処法としては、以下の8つが挙げられます。

  • 挫けずに身だしなみを整える
  • 清潔感があり好感が持てる雰囲気作りを意識する
  • 顔採用が多い業界を避け
  • 明るい表情で面接に臨む
  • 姿勢に気を付ける
  • 面接官に好印象を与える言葉遣いを心がける
  • Web面接では写り方にこだわる
  • 就活エージェントを利用して顔採用実施企業を避ける

顔採用がここまで浸透してしまっている以上、どの就活生も顔採用と無関係ではありません。

「憧れの企業だったのに顔で落とされてしまった」「こんなに頑張ってきたのに顔だけで否定されてしまった」。

このような悲しい思いをしないためにも、事前に顔採用に対する向き合い方を考えておきましょう!

それぞれ解説します。

1.挫けずに身だしなみを整える

身だしなみを整えることが、顔採用を対処する方法の一つです。

顔採用が好ましくない理由に、個人の努力では変えられない要素で人を評価することが挙げられます。

しかし、「雰囲気美人」という言葉があるとおり、人は顔の作りだけで相手を美人かどうかを判断しているわけではありません。

つまり、身だしなみを整えることによって、顔採用を通過する可能性は十分あるということ。具体的には、身だしなみの基本とされるメイク・髪型・服装の3つを見直してみるといいでしょう。

「そうは言っても、身だしなみの正解なんて分からないよ……」という人は、以下の記事を読むと答えが見つかりますよ。

2.清潔感があり好感が持てる雰囲気作りを意識する

清潔感があり、面接官に好感が持たれる雰囲気を作ることも大切です。

特に社外の人と関わることが多い業界・職種は、相手を不快にさせないように清潔感が重要になってきます。

清潔感があるかどうかのチェック項目は、以下の通りです。

  • 髪は整えられているか
  • シャツやズボンにシミやシワがないか
  • 靴にキズや汚れはないか
  • 目に前髪がかかっていないか
  • フケやホコリが身体についていないか
  • 身体から不快な匂いはしないか

これらを意識するだけでも印象は大きく変わります。清潔感は社会人としてのマナーであり、面接では当然のこととして求められるため、しっかり準備して臨みましょう。

3.顔採用が多い業界を避ける

どうしても顔で判断されたくないという場合は、顔採用が多い業界を避けるのも手です。

具体的な業界としては、以下の6つが挙げられます。

  • 美容業界
  • ファッション業界
  • ブライダル業界
  • 航空業界
  • マスコミ・テレビ業界
  • 広告業界

いずれも共通しているのは、他人に見られる機会が多い仕事であることでしょう。

たとえば美容業界やファッション業界は、「この人みたいに可愛くなりたい!」という願望を刺激するために、美人を起用せざるを得ない側面があります。

これは、メディアでの露出機会が多いマスコミ業界や広告業界も同様だといえるでしょう。

逆に、顔採用が少ない業界には以下の4つが挙げられます。

  • 公務員
  • 物流業界
  • 製造業界
  • IT業界<

一般的に、公務員のようなお堅い仕事は、顔採用が少ないとされています。

また、製造業界や物流業界といった女性から不人気な業界は、そもそも顔採用をする余裕がありません。

ただし規模によっては、サイバーエージェントのように顔採用を推進している企業もあるので注意しましょう。

4.明るい表情で面接に臨む

明るい表情で面接に挑むことも重要です。表情が暗い人より明るい人のほうが印象は良く、一緒に働きたいと思われるでしょう。

明るい表情の人が職場にいると、社内の雰囲気が和み、周りの人も引っ張られるように明るくなります。そのような職場は、円滑なコミュニケーションが取りやすく、仕事もしやすいでしょう。

普段明るい表情の人でも、面接という緊張する場では表情が固くなってしまう可能性があります。

口角が下がってないか、暗い表情になってないかなどをスマートフォンで撮ってみて、一度自分の表情を客観視するのがおすすめ!

特に緊張しているときの表情は、自分では気付かないことが多いです。家族や友人に模擬面接をして、表情管理についてアドバイスをもらってもいいですよ。

5.姿勢に気を付ける

姿勢を正して、堂々とした姿勢で面接に臨みましょう。猫背など姿勢が悪いと、暗い雰囲気に見え、自信もないように映ります。また、自身のなさに加えて、だらしなくも見えてしまいます。

発言する内容がどんなに良くても、姿勢が悪く自信がなさそうだと面接官にまっすぐ伝わりません。同じ内容でも自信があるかどうかで、説得力や聞き手からの印象は大きく変わります。

自分がどんな姿勢をしているか分からない人は、表情と同様に自分が話しているときの姿を撮ってみましょう。

また、家族と友人に面接練習をすればどのような印象を受けたかを聞くことができます。面接内容はとても良いのに、姿勢が悪いと第一印象で損をしてしまうため、気を付けましょう。

6.面接官に好印象を与える言葉遣いを心がける

面接のときは特に、面接官に好印象を与える言葉遣いを心がけてください。

言葉遣いが面接官に与える印象はとても大きいからです。「〜的には」や「◯◯っすね」、「めっちゃ」など学生言葉や、くだけた言葉遣いにならないように気を付けましょう。

また、「〜させていただいております」といった丁寧すぎる表現や、「えっと」「あの」といった日常会話の癖が出ないことも大切。

そのためには、日頃の会話から学生言葉やくだけた言葉やを使わないようにしましょう。

面接では、まず加点よりも減点をされないことが大切です。

面接官に良い印象を与えない言葉は、極力避けて話さないように日頃から言葉遣いを意識してみてください。

とっさに若者言葉や間違った敬語が出ないように、学校の就活センターや家族、友人などに相談して練習をしましょう。

7.Web面接では写り方にこだわる

最近では新型コロナウイルスの影響で、Web面接を実施する企業が多く存在します。そのため、事前にZoomをはじめとしたWebでの自分の写り方をしっかり確認しておきましょう。

Web面接で気をつけることとして、以下のようなことがあります。

  • 服装や髪型を清潔に保つ
  • 笑顔で明るい表情を意識する
  • 声の大きさを普段よりも大きめにする
  • 画面が明るくなるように背景を調整する
  • 視線はWebカメラのレンズへ向ける

「画面が明るくなるように背景を調整する」や「視線はWebカメラのレンズへ向ける」については、Web面接ならではの印象の付け方になります。

質の良いマイクやカメラを用意しておくのも、良い印象を与えるために必要なことです。Web面接は顔がメインで映るからこそ、身だしなみや表情にはいつもより気を遣いましょう。

8.就活エージェントを利用して顔採用実施企業を避ける

就活エージェントを利用して、顔採用を実施してない企業にエントリーするのも一つの手です。

就活ナビサイトなどでうまくいかなかった場合は、特に就活エージェントの利用を検討してみてください。

就活エージェントは、顔採用が少ない業界や企業を紹介してくれるうえに、マンツーマンで内定までのアドバイスをくれます。

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面接対策やESの作成などを、プロのアドバイザーが1人1人の性格や能力に合わせてサポートしてくれるので、自分だけで進めるよりも安心!

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顔だけで採用されることはない

顔だけで採用されることはない

就活では確かに顔採用がありますが、顔が良いからといって確実に内定をもらえるわけではありません。

顔が良くてもESの内容が不十分だったり、面接対策をしっかり行っていなかったりすれば不合格になります。

マスコミやアナウンサーなど見た目重視で決める企業もありますが、顔採用を全く行っていない業界も存在します。

自分の志望する業界に顔採用があるかどうか気になる人は、大学のキャリアセンターや就活エージェントに相談してみましょう。

容姿が重要視されていない業界・企業でも、「身だしなみが整っていない」「清潔感がない」などの場合、合否に影響がでます。

面接対策やES作成だけでなく、表情や身だしなみ、清潔感を高めることも内定獲得に大切であることを理解しておきましょう!

顔採用に負けずにできることをやって内定を勝ち取ろう!

顔採用の導入は、会社の生産性や集客力を高める意味でも仕方ない部分がありますが、世界の基準から考えてみれば明らかに差別です。

残念ながら、それが何の疑いもなくまかり通ってしまっているのが、今の日本の現実だといえるでしょう。

しかし、それが一般化してしまっている以上、「顔採用で落とされてしまった……」と落ち込んでも何も解決しません。

まずは、この記事の内容を参考に、自分にできることを少しずつ始めてみてください。自分一人で就活を進めるのが不安なら、就活キャリアに気軽に相談してくださいね。

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