
インターンシップのお礼状にはどんな封筒が適切?書き方や例も紹介!
「インターンシップに参加したら、お礼状を出した方が良い?」
「便箋や封筒は何を使えばいいの?どうやって書けばいいの?」
インターンシップに参加し、現場の仕事内容や雰囲気も分かり志望度が高まった所でやる事は「お礼状を出す」ことです。
インターンシップにもコストや手間暇がかかっているため、人事担当に感謝の気持ちを伝えるためにもお礼状は出した方がベターです。
今回はインターンシップに参加し志望企業にお礼状を出したい学生の為に、便箋や封筒の選び方やお礼状やお礼メールの書き方等をまとめました。
お礼状を出して人事に好印象を与え、内定に一歩近づきましょう。
他にも様々なインターンに参加したいと考えている方は以下の記事に目を通しておきましょう。
目次
1.インターンシップ終了後にお礼状は出した方が採用に繋がる?
お礼状を出せば必ず受かるわけではありませんが、人事担当に「礼儀正しい学生だ」「うちへの志望度が高いんだな」と印象付けることが出来ます。
中には人事担当から返信が来て、本選考の日程を教えてくれる企業もあるようです。
実際に面接のお礼メールが採用に繋がることは少ないながらもあるので、やらないよりはやった方が断然良いです。
インターンシップだけでなく、今後OB訪問や面接でお礼状を出す機会は増えます。
他の学生より有利に就職活動を進められるために、お礼状を出すようにしましょう。
2.お礼状の便箋や封筒の書き方・選び方
お礼状を出すときは、メールがいいのか、それとも手書きが良いのか悩みますよね。
また、手書きならなにを用いたらよいのか疑問はたくさんありますよね。
この見出しではそれらの疑問を1つずつ解決していきます。
- お礼状は手書き?それともメール?
- お礼状に用いる封筒・便箋・封筒は?
- 封筒の書き方・表面
- 封筒の書き方・裏面
順に解説します。
(1)お礼状は手書き?それともメール?
お礼状をメールで送るべきか手書きの書面にするべきか迷いますが、ビジネスシーンでは書面の方がより丁寧さが伝わります。
ただメールの方が届くのが早いので、早さを重視する場合はお礼メールを送りましょう。
基本的にはお礼状を出す方がベターですが、IT企業や人事担当が若い人の場合はメールの方が返信率が良いなどさまざまです。
TPO(時、所、場合)に応じて使い分けましょう。
(2)お礼状に用いる封筒・便箋・封筒は?
手書きのお礼状には以下のものを用いましょう。
- 白無地でB5、縦書きの便箋
- 黒の万年筆がボールペン
- 無地の白い封筒(長形4号)
コンビニや大学の購買、100円ショップで手に入ります。
便箋に関しては、一般的に縦書きは年長者や目上の人、横書きは友人など親しい人に出すとされていますので、縦書きを選びましょう。
封筒はB5サイズを三つ折りにしてぴったり入る長形4号(90mm×205mm)が良いでしょう。
茶封筒やキャラクターが付いた封筒は避けましょう。
(3)封筒の書き方・表面
一番上に郵便番号を横書きで記入し、右側から会社の住所、担当部署名、担当の名前の順に記入していきましょう。
住所の番地はアラビア数字よりも漢数字の方が読み間違いが少ないのでベターです。
会社名は㈱等で略さず「株式会社」と正式名で記入しましょう。
宛名が部署名までの時は最後に「御中」、担当の役職・個人名まで入るときは「人事課長・佐藤太郎様」と書きましょう。個人の名前が役職名より大きくなるよう心がけましょう。
(4)封筒の書き方・裏面
裏側には縦書きで自分の住所と大学名、氏名を記入しましょう。
裏面の左側に、宛名より小さめの文字で書きます。
糊付けした後に×印を書きましょう。
切手を貼ってポストへ投函です。
3.お礼状の書き方
お礼状はインターンシップ中に感じたこと、成長できたことを書くことで真剣に参加したという印象を与える事ができます。
一番印象的だったエピソードをお礼状に書くようにしましょう。
それでは、具体的なお礼状の文章の書き方を見ていきましょう。
(1)お礼状の文章の書き方
始めに「拝啓」の頭語をつけて、時候の挨拶「貴社におかれましては~」と続くのが一般的な流れとなります。
時候の挨拶の他の例は、以下のものがあります。
- 貴社におかれましては、益々ご清栄のこととお慶び申し上げます
- 貴社におかれましてはいよいよご発展の由、お慶び申し上げます
その後インターンシップに参加した感想と本選考への思いを記し、結びの挨拶「貴社のますますの~」、結語である「敬具」で締めくくります。
インターンシップの感想はより具体的である方が印象に残りますので、インターンシップ中はメモを取る事をおすすめします。
今回のインターンシップの感想や出来事に加え、学んだことやそれをどう業務に活かせるかを書くと意欲的に感じられます。
最後に日付と差出人、宛名を書いて終わりです。
大学名と学部・学科名を忘れないように気をつけましょう。
(2)お礼メールの書き方
続いてお礼メールの書き方です。
以下が例文です。
件名:インターンシップのお礼:○○大学 △学部△学科 ××××
○○株式会社 人事課長 佐藤一郎様
●月×日~●月△日まで貴社のインターンシップに参加させていただきました、
○○大学 △学部△学科 ××××と申します。
●日間のインターンシップのお礼をお伝えしたいと思い、メールさせていただきました。
今回は貴社の事業内容に興味があり、インターンシップに応募いたしました。
実際に現場の声を聞き、××という職種のやりがいや業務の難しさを実感いたしました。
佐藤様には仕事に対する姿勢のお話を聞かせて頂き大変勉強になりました。特に「忙しい時ほど丁寧に」のお言葉は、プロとして仕事にどう向き合うかを教えていただきました。
今回のインターンシップで、益々貴社に入社したいとの気持ちが強くなりました。
今回学んだことを糧に、これからの就職活動に励んでいきたいと思っております。ご多忙の中、貴重なお話を聞かせて頂き、誠に有難うございました。
末筆ながら貴社のますますのご発展を、心よりお祈り申し上げます。
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○○大学 △学部△学科
××××
電話番号: 000-0000-000
メールアドレス: 000@ac.jp
住所: ○○県○○市●町△条▽丁目0-0
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件名には必ずメールの内容、大学名、氏名を記載しましょう。
本文の最初は部署名を入れた宛先、初めの挨拶と続き、一番重要なインターンシップでの感想と企業への志望度を書いていきましょう。
結びの挨拶で締めくくり、最後に署名を入れる事がポイントとなります。
インターンシップ参加時のお礼メールについては以下の記事でより詳しく解説しているので、参考にしてみてください。
4.今後お礼状やお礼メールを書いたほうが良い場面
お礼状やお礼メールを出した方が良い場面は、インターンシップ後やOB訪問の後、面接後です。
どちらも貴重な時間を割いてもらったお礼と、企業への本気度を伝えましょう。
特にOB訪問は対応によっては後輩への影響もありますので、感謝の気持ちを必ず伝えるようにしましょう。
「お礼状は封筒や便箋を購入しなくてはならないし、面倒」と思うかもしれませんが、多少の手間で本気度と感謝の気持ちが伝わるのであれば活用するべきです。
忙しい時でも、せめてお礼メールは出すようにしましょう。
5.注意点
お礼状とお礼メールを出す時のポイントは「素早く出す」事です。
インターンシップから遅くても3日以内には出す事を心がけましょう。
間に合わない時や、カジュアルな社風の企業はお礼メールを送りましょう。
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6.まとめ
今回はインターンシップのお礼状について見てきましたが、いかがでしょうか。
インターンシップで色々な業界・企業を見ておくことは今後の社会人生活で大きな糧となります。
参加後は早めにお礼状かお礼メールを出し、感謝の気持ちを伝えましょう。
お礼状やお礼メールを書くと自分が学んだ事、成長できた事を再確認でき自己分析が深まります。
マナーを身につけながら、就職活動をより実りあるものにしていきましょう。
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