
もう就活したくない24卒必見!具体的な対処法やおすすめ就職サービス
「第一志望だった企業に落とされてしまった。もう就活なんてしたくない……」
「でも就活から逃げた先の人生ってどんなことが待っているのだろう……?」
就活に絶望感を抱いているあなたは、このような悩みを抱えていませんか?
そこでこの記事では、就活しないことのデメリットと、「就活したくない」と感じたときの対処法を紹介します。
記事の後半では、就活をしない場合の具体的な選択肢と、就活が苦手な方向けの採用サービスを紹介しているので、この記事を参考に就活の悩みを解決しましょう!
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誰もが「就活なんてしたくない」と思っている
結論から述べると、就活生の多くは「就活なんてしたくない…」という気持ちを抱えています。
実際に、老舗就活情報サイト『就活ジャーナル』が行ったアンケートによると、就活したくないと感じたことがある学生は約40%にも上りました。
また、『SStudents lab』が行ったアンケートによると、就活をする予定がない人は約30%、就活をしないことを肯定的に捉えている人は約50%にも上ります。
このことからも分かる通り、「就活なんてしたくない…」という感情は決して特別なものではありません。
しかし、それでも就活を辞めない人が多いのは、「就活しないことで得られる楽さよりも、就活しないデメリットのほうが圧倒的に大きい」とみんな分かっているからです。
具体的には以下の4つのデメリットが挙げられます。
デメリット1:既卒就活は新卒就活よりも内定率が低い
デメリット2:収入が不安定なため家族の経済サポートが必要なことも
デメリット3:社会的信用が得にくい
デメリット4:福利厚生がない
就活の必要性を考え直すためにも、これらのデメリットについて具体的に確認していきましょう。
デメリット1:既卒就活は新卒就活よりも難しい
就活をしないデメリット1つ目は、既卒就活は新卒就活よりも難しいことです。
大手就活サイト『マイナビ』が行っている「既卒者の就職活動に関する調査」によると、新卒就活の内定率は約83%であるのに対し、既卒就活の内定率はわずか45%しかありませんでした。
この理由は企業によって様々ですが、総じて言えるのは「企業は既卒就活生に対してマイナスイメージを抱きやすい」ということでしょう。
また、既卒就活生は「就活時期や卒業してからは何をしていたの?」と採用担当者に問われやすいのもデメリットですね。
もちろん、だからといって就職がまったくできないことはありませんが、「新卒就活から逃げ出してしまった人が、それよりも難易度の高い既卒就活に果たして取り組めるのか」という疑問は残ります。
デメリット2:収入が不安定なため周囲の経済サポートが必要なこと
就活をしないデメリット2つ目は、収入が不安定で周囲の経済サポートを必要とすることです。
就活をしないということは、要するに正社員にならないということを意味します。
当然、正社員にならなければ安定した収入が見込みにくくなりますから、周囲の経済サポートを必要とすることも増えてくるでしょう。
果たして、あなたが困窮している時に手を差し伸べてくれる人がそばにいるでしょうか?
もしいるのであれば、就活しない選択肢も取りやすいですが、残念ながらその人がいつまでもそばにいてくれるとは限りません。
つまり、1度就活から逃げたとしても、どこかで必ず自分の生き方と向き合わなくてはならないということですね。
デメリット3:社会的信用が得にくい
就活しないデメリット3つ目は、社会的信用が得にくいことです。
前述の通り、会社に就職していない人間は収入が安定しない傾向にあるため、社会的信用が確保するのが難しいです。
そのデメリットとしては、以下のものが挙げられます。
- ローンを組めない
- クレジットカードが作れない
- アパートやマンションの部屋を借りられない
- 融資が受けられない
簡単に言うと社会的信用が低い人は、お金や物品の貸し借りがほぼ不可能になります。
そのため、生活の自由度が大きく下がり、欲しいものを手に入れる難易度が高くなるわけです。
デメリット4:福利厚生がない
就活しないデメリット4つ目は、福利厚生がないことです。
そもそも福利厚生とは、基本給や給与とは別に支給される非金銭報酬のことで、たとえば以下のようなものが該当します。
- 家族手当
- 家賃補助
- 住宅手当
- 育児手当
- 慶弔・災害見舞金
- 交通費支給
- 健康診断
- 社員旅行
- 資格取得制度
- 従業員持株制度
また、会社員になると社会保険料の一部を企業が肩代わりしてくれますが、就職しない場合は自分で全額支払わなくてはなりません。
それどころか、自分で確定申告まで行う必要があるため、それなりの時間と労力を犠牲にすることでしょう。
なお、こういった福利厚生はホワイト企業であればあるほど充実する傾向にあります。
その内容については以下の記事で解説しているので、そちらもチェックしてくださいね。
「就活したくない」と感じたときの対処法3選
就活をしたくないと感じたときの対処法を紹介します。
紹介するのは以下の3つです。
いずれも共通しているのは、自分が就活をしたくないと考えてしまう本当の原因を探ることでしょう。
人はハッキリとしたイメージが湧かないものに対して強い不安を抱くものですから、これらの対処法によって、自分が就活を拒絶してしまう理由を明らかにしてください。
対処法1:OBやOGに相談する
「就活したくない」と感じた時の対処法1つ目は、OBやOGに相談することです。
「そもそも就活自体にやる気が出ないのに、OB訪問なんてしたくない…」と思われる方も多いでしょうが、OBやOGに相談するメリットは非常に大きいです。
具体的には以下のものが挙げられます。
- 就活の全体像が掴める
- 仕事をすることについてリアルな意見が聞ける
- その会社の雰囲気が分かる
また、OBやOGに相談すれば、「入社前は◯◯が不安だったけれど、過度に心配する必要はなかった」といったエピソードも聞けるはずです。
これを繰り返すことによって、自分の中の漠然とした不安感は徐々に解消されていきますよ。
なお、具体的なOB訪問の方法については、以下の記事をチェックしてみてください。
対処法2:人生設計を考えてみる
「就活したくない」と感じた時の対処法2つ目は、人生設計を考えてみることです。
人は、不安なことに直面すると衝動的に逃げてしまいたくなるものです。
もちろん、逃げること自体は決して間違いではないのですが、問題なのはそれによって自分をさらに不利な状況に追い込んでしまう恐れがあることでしょう。
こういった事態を回避するためにも、就活を継続した場合の人生設計と、就活から逃げた後の人生設計を比較してみましょう。
こうすることにより、自分にとってどの選択肢が最善なのかが見えてきますよ。
対処法3:改めて自己分析を行う
「就活したくない」と感じた時の対処法3つ目は、改めて自己分析を行うことです。
一般的に、自己分析は企業選びや自己PRをするのに必要なものだと捉えられていますが、実は就活のモチベーションを上げるのにも役立ちます。
というのも、「就活をしたくない…」と考える人の多くは、自分のやりたい仕事や目標を見失っているからですね。
また、就活をやりたくない本当の原因を明らかにすることも可能なので、まずは自己分析によって自分が無気力になってしまう原因を探ってみましょう。
なお、この自己分析のやり方については以下の記事で解説しているのでチェックしてくださいね。
就活がうまくいかない時は、自己分析をやり直そう
就職がうまくいかない時は、一度、自己分析をやり直して、自分の強み・弱みについて改めて理解し直すのが効果的です。
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就活をしない場合の具体的な選択肢
就活をしない場合の具体的な選択肢を紹介します。
紹介するのは以下の5つです。
このうち、最もおすすめなのは1つ目の選択肢である進学ですが、残念ながらどの方法に多少のリスクがつきまといます。
そのため、それぞれのメリット・デメリットを見ながら、実行するかどうかを判断しましょう。
選択肢1:進学する
就活をしない場合の具体的な選択肢1つ目は、進学することです。
こちらは、自分の専門がビジネスに活かしやすい方におすすめな方法で、就活への時間的猶予を作りつつ、自身の強みを強化できます。
具体的なメリット・デメリットは以下の通りです。
メリット | 自分の専門性をより深められる 学部卒よりも初任給が高い もう1度新卒として就活するチャンスが生まれる |
デメリット | 専門がビジネスに活かしにくい場合、自分がやってきたことが評価されない キャリア形成が遅れる 進学するのにお金が掛かる |
特に、正当な理由を作りながらもう1度新卒として就活するチャンスが生まれることは大きなメリットだと言えるでしょう。
ただし、進学が評価されるのはあくまで専門がビジネスに活かせる場合のみなので、基本的には理工系や商学・経営学系でないと使いにくいです。
なお、就活で有利になりやすい学部については、以下の記事で解説しています。
選択肢2:海外留学する
就活をしない場合の具体的な選択肢2つ目は、海外留学することです。
日本の企業の多くは英語力を英語力を非常に重要視しているため、その成果をきちんと説明できれば就活を有利に進めてくれることでしょう。
具体的なメリット・デメリットは以下の通りです。
メリット | 日本で学習するより英語力が伸びやすい 就職活動でアピールできる 日本について客観的に捉えられるようになる 多様な文化に触れることで自分の価値観が広がる 海外でのネットワークが広がる |
デメリット | 目的意識がないと成果が得にくい 費用がかかる 時間がかかる 海外での生活に馴染めない可能性がある 犯罪やトラブルに巻き込まれる可能性も |
海外留学をするうえで、何よりも重要なのが目的意識です。
というのも、目的意識がない状態で留学すると、単なる海外旅行になりかねないからですね。
また、実際に英語力を身に着けたとしても、TOEICのような英語力をアピールする資格を持っていないと評価されないこともあるので注意しましょう。
なお、就活における英語の重要性については以下の記事をチェックしてくださいね。
選択肢3:留年する
就活をしない場合の具体的な選択肢3つ目は、留年することです。
「就職留年」という言葉がある通り、留年は就活をやり直す手段として活用できます。
具体的なメリット・デメリットは以下の通りです。
メリット | 自由な時間が生まれる 余裕をもって就活が行える もう1度新卒として就活するチャンスが生まれる |
デメリット | さらに学費が掛かる キャリア形成が遅れる 留年していた間に何をしていたのかを問われてしまう |
最も大きなデメリットは、留年していた空白期間を問われることでしょう。
また、企業によっては安易に留年を選ぶ就活生に対して悪印象を持つこともあるので、必ず留年に至った正当な理由を用意しておきましょう。
選択肢4:フリーランスになる
就活をしない場合の具体的な選択肢3つ目は、フリーランスになることです。
そもそもフリーランスとは個人事業主の一種で、特定の企業と雇用計約を結ばずに、業務委託という形で仕事を請け負います。
具体的なメリット・デメリットは以下の通りです。
メリット | 煩わしい人間関係が少なくなる 自分がしたい仕事ができる 実力次第では短期間で高収入になる |
デメリット | 新卒の切符を放棄することになる 自己管理が必要不可欠 社会的信用が低い 収入が不安定 社会人としてのマナーやビジネスに必要なスキルが身に付きにくい 福利厚生がない |
フリーランスという言葉を聞くと何だか自由そうな印象を受けますが、社会的信用が低かったり、収入が不安定だったりとかなり過酷です。
また、就職せずにフリーランスになる場合、仕事をこなしていく過程でスキルや知識を吸収する必要があります。
結果として、就活以上の困難が付きまとうので、実行する場合は自営業としての適性があるかどうかを確かめてからにしましょう。
選択肢5:起業する
就活をしない場合の具体的な選択肢4つ目は、起業することです。
中小企業庁が作成する『中小企業白書』によると、在学中に起業を希望する学生は年々増加傾向にあります。
また、文部科学省も学生の起業を後押ししていますから、起業も立派な選択肢だと言えるでしょう。
具体的なメリット・デメリットは以下の通りです。
メリット | 実力次第では短期間で高収入になる 自分がしたい仕事ができる |
デメリット | 新卒の切符を放棄することになる スキルや知識を培う手段が乏しい 一定の資金が必要 人脈がない 圧倒的にリスクが大きい |
このデメリットのうち、最も大きな障害になるのがスキルや知識を培う手段ですね。
多くの起業家は社会人経験によって得たスキルを武器に起業しますから、それがない学生は起業サークルに入ったり、ビジネススクールに通ったりといった対策を講じる必要があります。
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運営団体 | 特定非営利活動法人キャリア解放区 |
応募資格 | 29歳までの若者 (中退、第二新卒、 様々な事情で就活をしなかった学生も可) |
参加費用 | 無料 |
対象エリア | 東京・名古屋 |
公式サイト | アクセスはこちらから |
まとめ
「就活なんてしたくない……」という感情は決して、特別なものではありません。
しかし、就活をしないという選択肢は決して容易ではないため、性急な判断は下さないほうがいいでしょう。
大切なのは、自分の人生を長期的に見据えたうえで、今取るべき行動を決めることです。
就活に対して嫌気が差している人は、この記事を参考に自分にどんな選択肢が残されているか検討してみましょう。
なお、「就活の悩みってどう解決すればいいんだろう……」とお悩みの人は、以下を参考にしてくださいね。