【例文あり】面接で使える好きな言葉一覧!答え方や注意点も解説

好きな言葉 面接

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「面接で聞かれる好きな言葉の答え方がわからない……」
「好きな言葉がなかなか見つからない……」

就活の面接で「好きな言葉は何ですか?」とよく聞かれますが、どのように話したらいいかわからない人もいるでしょう。
ただ好きな言葉を答えればいいのではなく、質問の意図を理解してどう答えると高評価につながるのか知ったうえで、回答を準備することが大切です

この記事では、企業が好きな言葉を聞く目的や面接で使える強み別の好きな言葉、さらには答え方の例文などを紹介していきます。

最後まで読むことで、面接で使える好きな言葉を見つけて高評価につながるアピールができるようになるので、ぜひご覧くださいね!

目次

「好きな言葉」は個性をアピールできる貴重な場面

好きな言葉は個性をアピールできる場

面接で聞かれる好きな言葉は、あなたの個性をアピールできる貴重な場面です。

経験やエピソードに基づいて好きな言葉を説明することで、「あなたの人となり」を面接官に具体的に伝えられます

その言葉がなぜ好きなのか、いつ好きな言葉を思い出すのか、好きな言葉から学んだことを入社後にどうやって活かすかなどを説明しましょう。

好きな言葉を突然聞かれてもパッと答えるのは難しいので、事前に回答を準備することが必要です。

答え方をしっかりマスターしておけば、効果的に自分自身をアピールできるでしょう。

「好きな言葉」をただ答えるのはNG

好きな言葉のNGな伝え方

好きな言葉をただ答えるのは、NG行為です。単に好きな言葉を伝えると、面接官から「こちらの意図がわかっていないな」と残念な評価につながってしまいます

たとえば、「私の好きな言葉はありがとうです」とだけ答える場面を想定しましょう。面接官からすると、「この人の好きな言葉はありがとうなんだな」だけの解釈で終わってしまいますよ。

そうではなくて、「ありがとう」が自分にとってどんな意味を持つのかを、エピソードを交えて伝えることが求められます。

高評価を得るには、好きな言葉を聞く意図と答え方を理解して、面接向けの回答をすることが大切です。

面接で好きな言葉を聞く目的2つ

好きな言葉を聞く目的

ここからは、企業が面接で好きな言葉や座右の銘を聞く目的を紹介します。

面接で好きな言葉を聞く目的

  1. 学生自身の価値観や人柄を知るため
  2. 自社との相性を知るため

面接官は、「その言葉が好きな理由」「好きな言葉を思い出すタイミング」などを聞いて、学生の価値観や人柄を知ろうとしています。

また、「好きな言葉から学んだことを活かして入社後にどう働くか」も聞き取り、自社との相性を測っています。

より詳しく解説しますので、参考にしてください。

1.学生自身の価値観や人柄を知るため

面接官は、学生自身の価値観や人柄を知るために好きな言葉を聞いています。

「継続は力なり」という言葉が好きな学生→継続して努力できる人材
「有言実行」という言葉が好きな学生→言ったことは必ず行動できる人材

上記のように、好きな言葉が違うだけで、面接官がイメージする学生の性格は異なります。

「その言葉が好きな理由を教えてください」
「その言葉で成長できたエピソードはありますか?」

面接官は、あなたが持つ好きな言葉の意味を深掘りして、人間性を深く理解しようとしていますよ。

2.自社との相性を知るため

面接官は自社との相性を知るためにも、好きな言葉や座右の銘を聞いています。

企業のビジョンや理念、求める人物像などはそれぞれ異なっています。面接官は好きな言葉という質問を通じて、就活生が持つ考え方や価値観が自社の理念や社風とマッチしているかどうか見ていますよ!

たとえば、企業が「挑戦」という言葉を重視している場合、「挑戦心が伝わる好きな言葉」なら高評価を得やすいでしょう

一方で、「注意深いことが伝わる好きな言葉」だと良い評価をもらえる可能性は低いです。

企業は好きな言葉を通して、自社との相性が合っている就活生か確認しているのです。

面接で使える好きな言葉【10個の強み別一覧】

好きな言葉の一覧

次に、面接で使える好きな言葉を強み別に10個紹介していきます。

面接で使える好きな言葉10選

  1. 努力・成長意欲
  2. 継続力
  3. 行動力・チャレンジ精神
  4. ポジティブ・明るい・笑顔
  5. 真面目さ・責任感
  6. 協調性・気遣い
  7. 適応力・臨機応変さ
  8. 内向的・謙虚さ
  9. リーダーシップ
  10. 慎重さ・注意深さ

それぞれの強みごとに、四字熟語やことわざ、偉人・有名人の名言などから5個ほど紹介していきます。

「好きな言葉が見つからない」という人は、ここで紹介するものを参考にしてくださいね。

1.努力・成長意欲

努力や成長意欲に関する言葉を紹介します。

努力や成長意欲に関する言葉

  • 積小為大:小さなことを積み重ねると、やがて大きなことを為し遂げられること。
  • 初志貫徹:最初に持った目標を最後までやり遂げること。
  • 日進月歩:絶え間なくどんどん進化すること。
  • 人間万事塞翁が馬:不運に思っていたことが幸運につながること。またその逆。
  • 石の上にも三年:どんなに辛くても耐えていると状況が良くなっていくこと。
  • 蟻の思いも天に届く:弱小な人でも一心に努力して願うと希望を叶えられる。
  • 天才とは努力する凡才のことである(アルベルト・アインシュタイン)
  • 天才は1%のひらめきと99%の努力でつくられる(トーマス・エゾシン)
  • 挫折は過程、最後に成功すれば挫折は過程に変わる(本田圭佑)
  • 無理だと思わないことが一番大事だと思います。無理だと思ったら終わりです(大谷翔平)

上記の言葉を伝えると、努力家だと伝えられるでしょう。

企業で活躍するためには、常に努力することが求められるので、どこの業界でも高評価につながりやすいですよ

2.継続力

次に、継続力に関する言葉を紹介していきます。

継続力に関する言葉

  • 百折不撓:何度失敗しても志を曲げないこと。
  • 雲外蒼天:どんな試練でも努力して乗り越えると明るい未来があること。
  • 継続は力なり:小さいことでも続けて行うと成果が表れること。
  • 塵も積もれば山となる:些細な行動も継続すると大きな結果につながること。
  • ローマは一日にして成らず:立派なことは、長年の積み重ねで完成されること。
  • 進まざる者は必ず退き、退かざる者は必ず進む(福沢諭吉):絶え間ない努力を続けることこそ前に進めるということ。
  • 小さいことを重ねることがとんでもないところに行くただ一つの道だと感じている(イチロー)

上記で紹介した言葉を面接で話すと、何事も継続できるという印象を持ってもらいやすいでしょう。

特に、IT業界でアピールすると効果的ですよ。頻繁に新しい技術が出てくるIT業界では、勉強し続ける必要がありますので、継続力がある人材を求めているからです。

IT企業を目指す就活生は、今回紹介した言葉を活用してみてくださいね。

自己PRで継続力をアピールしたい人は、こちらの記事で、継続力をアピールするときの伝え方や注意点を例文とともに紹介しているので、参考にしてみてください。

3.行動力・チャレンジ精神

行動力やチャレンジ精神に関する言葉は、以下のとおりです。

行動力やチャレンジ精神に関する言葉

  • 先手必勝:相手よりも先に行動するほうが勝つこと。
  • 勇猛果敢:勇気があり思い切って行動すること。
  • 思い立ったが吉日:何か始めるならすぐに実践するべきであること。
  • 案ずるより産むが易し:物事は実際にやってみると想定していたよりも難しくないこと。
  • 暗いと嘆くより、あなたが進んで明かりを灯しなさい(マザー・テレサ)
  • 世界を動かそうと思ったら、まず自分自身を動かせ(ソクラテス)

これらの言葉を面接官に話すと、行動力がある人物だと思ってもらえるでしょう。

特に、商社でアピールすると効果的ですよ。

商社のビジネスモデルは、生産業者から仕入れてメーカーに販売するというものです。商品と買い手を見つけるスピードが求められるので、自分からどんどん行動しなければいけません

商社を狙っている就活生は、上記の言葉を活用して行動力をアピールしてみてくださいね。

自己PRで行動力をアピールしたい人は、こちらの記事で、行動力をアピールするときのポイントや注意点を例文とともに紹介しているので、参考にしてみてください。

4.ポジティブ・明るい・笑顔

ポジティブや明るさに関する言葉を紹介します。

ポジティブや明るさに関する言葉

  • 明朗闊達:明るく小さなことにはこだわらないこと。
  • 大胆不敵:大胆かつどんなことにも恐れないこと。
  • 明日は明日の風が吹く:先のことを心配するよりも、成り行きに任せて生きるのが良いこと。
  • 失敗は成功の基:失敗の原因を改善すると、成功のきっかけになること。
  • 好きこそ物の上手なれ:楽しんでやると何事もうまくなること。
  • 人生を楽しむコツは、どれだけ馬鹿なことを考えられるかなんだ。(ルパン三世)

いずれもポジティブさが伝わりやすい言葉ですが、特にコンサル業界の面接で活用するといいでしょう。

コンサルタントは、顧客の問題を解決するために業界や財務、マーケティングに関する知識が不可欠で、常に勉強することが大切です。

ただし、勉強を続けていても、結果が出ないときもあるでしょう。そんなときでも、「失敗は成功のもと」と仕事に取り組めるポジティブさが求められます

自己PRでポジティブをアピールしたい人は、こちらの記事で、ポジティブの伝え方や注意点を例文とともに紹介しているので、参考にしてみてください。

5.真面目さ・責任感

次に、真面目さや責任感に関する言葉を紹介していきます。

真面目さや責任感に関する言葉

  • 有言実行:言ったことは必ず行うこと。
  • 質実剛健:心身ともに強くてたくましいこと。
  • 方正謹厳:真面目で慎み深く、行いや心の持ち方が正しいこと。
  • あなたの行動に責任を持ちなさい(ダライ・ラマ)
  • 今日責任から逃れたことによる明日の責任から、あなたは逃げることができない(エイブラハム・リンカーン)

これらの言葉を面接で話すと、真面目さや責任感があるという印象を持ってもらえるでしょう。

特に、お客様との信頼関係が重視される金融業界では真面目さが大切ですので、上記の言葉を活用すると効果的ですよ。

金融業界では、小さなミスで信頼関係を壊さないように、仕事を全うする責任感や、気を緩めずに業務にあたる真面目さが求められます。

金融業界を志望している学生は、上記の言葉を参考にして選考に挑んでくださいね!

自己PRで責任感をアピールしたい人は、こちらの記事で、責任感をうまくアピールする方法を例文とともに紹介しているので、参考にしてみてください。

6.協調性・気遣い

協調性や気遣いに関する言葉は、以下のとおりです。

協調性や気遣いに関する言葉

  • 十人十色:考えや性格などは人によって異なること。
  • 共栄共存:互いに助け合ってともに栄えること。
  • 三人寄れば文殊の知恵:凡人でも三人集まると素晴らしい知恵が出ること。
  • 和を以て貴しとなす:みんなが仲良くやり、いさかいを起こさないのは素晴らしいこと。
  • 嫌な思いをすると、やり返したくなるもの。優しさで帳消しにすれば、自分が気持ちいい(美輪明宏)

いずれも協調性や気遣いをアピールできる言葉ですが、特に街づくりを統括するデベロッパーの面接で活用するといいでしょう。

デベロッパーは、社内の人たちだけでなく、地主や一般住民、建物を造るゼネコンの方々と協力しながら街をつくっていきます。

協調性や気遣いがないと仕事が回らないので、必要とされている能力です。デベロッパー業界を志望している学生は、上記の言葉を使ってみましょう。

自己PRで協調性をアピールしたい人は、こちらの記事で、協調性をうまくアピールする方法を例文とともに紹介しているので、参考にしてみてください。

7.適応力・臨機応変さ

次に、適応力や臨機応変さに関する言葉を紹介します。

適応力に関する言葉

  • 臨機応変:変化に応じて適切な対応をすること。
  • 当意即妙:即座にその場に適応し機転を利かせること。
  • 量体裁衣:状況に合わせて最も現実的な方法をとること。
  • 覆水盆に返らず:一度したことは取り返しがつかないこと。
  • 勢とは利に因りて権を制するものなり(孫氏):戦争とは敵を欺くと勝てるが、さまざまな駆け引きを持って得られる勢いは、臨機応変に対応できるかで生まれる。

上記で紹介した言葉を面接官に話すと、適応力があるという印象を持ってもらいやすいでしょう。

特に、小売業界のバイヤーの面接でアピールすると効果的です。

バイヤーとは、お店で売る商品を仕入れる仕事ですが、来店したお客様に買ってもらえるように市場から良い商品を見つけなければいけません。時代の流行に合わせて、お客様が満足する商品を見つける臨機応変さが必要です。

小売業界のバイヤーで働きたい人は、今回紹介した好きな言葉を伝えて適応力をアピールしましょう。

8.内向的・謙虚さ

内向的や謙虚さに関する言葉を紹介していきます。

内向的や謙虚さに関する言葉

  • 温良恭倹:人に敬意を持って接して自分は謙虚な様子。
  • 虚心坦懐:先入観を持たずに平らな心。
  • 実るほど頭を垂れる稲穂かな:学問や技能が深まるほど他人に謙虚になること。
  • 謙虚にして驕らず(稲盛和夫):謙虚で何事にも慢心しないことが大切。
  • 謙虚さを失った確信は、これはもう確信とはいえず、慢心になってしまいます。(松下幸之助)
  • 幸運の女神は笑顔と謙虚な人のところに近寄ってくる(王貞治)

これらの言葉を話すと、内向的・謙虚な印象を抱いてもらいやすいでしょう。

特に、システム設計やコーディングを担うエンジニアやプログラマーでアピールすると効果的です。

エンジニアやプログラマーは、他の職種に比べるとパソコンの前でこつこつ仕事をすることが多いので、内向的だと適性があると判断されます

内向的な人だと、一日中パソコンの前で作業していてもストレスなく仕事ができるでしょう。エンジニアやプログラマーを目指すなら、好きな言葉を通して内向的だとアピールしてみてください。

9.リーダーシップ

リーダーシップに関する言葉は、以下のとおりです。

リーダーシップに関する言葉

  • 率先垂範:人より先に行って模範となること。
  • 敢作敢当:思い切ってやり潔く責任をとること。
  • 船頭多くして船山に登る:指図する人が多すぎると混乱して物事がうまく進まないこと。
  • リーダーの行為、態度、姿勢は、それが善であれ悪であれ、本人一人にとどまらず、集団全体に野火のように拡散する。(稲盛和夫)
  • 従うことを学んだことがない人はよい指揮官になれない(アリストテレス)
  • リーダーシップは資質によってではなく、結果によって定義される(ピーター・ドラッカー)

いずれもリーダーシップをアピールできる言葉ですが、特にメーカーの営業職の面接で使うといいでしょう。

メーカーの営業職では、商品を作る開発部門を巻き込んで顧客が満足する製品を生み出す必要があるので、リーダーシップが大切です。

リーダーシップがあれば、部門の垣根を超えて一丸となり、より良い商品を提供できます。メーカーの営業職に就きたいなら、上記の好きな言葉を活用してリーダーシップをアピールしましょう。

自己PRでリーダーシップをアピールしたい人は、こちらの記事で、リーダーシップをうまくアピールする方法を例文とともに紹介しているので、参考にしてみてください。

10.慎重さ・注意深さ

次に、慎重さや注意深さに関する言葉を紹介します。

慎重さや注意深さに関する言葉

  • 千思万考:いろいろと考えをめぐらすこと。
  • 周到綿密:細かく手抜かりがないこと。
  • 賢者は、自分の進むべき方向が最後まではっきり見通せるまで企てを実行に移さないものだ。(イソップ)
  • 勝利の軍というものは先ず勝つ条件を満たしてから実際に戦う(孫子)
  • もう一押しこそ慎重になれ(武田信玄)

上記の言葉を面接で話すと、慎重で注意深いというイメージを持ってもらえるでしょう。特に、公務員の就活でアピールすると効果的です。

都道府県庁や市役所は、市民の税金で運営されていますので、ミスがあってはいけません。一つ一つの仕事を慎重に進めることが求められます。

「この業務に誤りはないか」「本当に大丈夫か」と注意深く確認しながら、自分の業務にあたっていきます。

公務員を目指している学生は、慎重さが伝わる上記の言葉を活用して選考に挑みましょう!

好きな言葉の答え方3ステップ

好きな言葉を答えるステップ

ここからは、「好きな言葉は何ですか?」という質問への回答の仕方を3ステップで解説します。

好きな言葉の答え方3ステップ

  1. 結論を始めに伝える
  2. その言葉を選んだ理由やエピソードを語る
  3. 入社後どのように貢献できるか話す

面接官に好きな言葉をわかりやすく伝えるためには、結論ファーストで話すことが大切です。また、なぜその言葉が好きなのかエピソードを交えて伝えましょう。

より詳細に説明していきます。

1.結論を始めに伝える

面接で好きな言葉を質問された際は、結論を始めに伝えましょう。

結論を最後のほうに述べるとわかりにくくなり、面接官に「この人は結局何が言いたいのかな」と思われてしまいます。そうなると、コミュニケーション力が低いという評価につながりかねません。

好きな言葉に限らず、面接で質問に回答するときは「結論ファースト」が原則です。

結論を最初に話すことで、面接官に自分の伝えたいことを明確に理解してもらいやすくなりますよ。

2.その言葉を選んだ理由やエピソードを語る

その言葉が好きな理由や、好きな言葉に関するエピソードを語ることが大切です。単に言葉を挙げるだけでは、面接官にあなたの個性は伝わりません。

「なぜその言葉を選んだのか」

「いつその言葉を意識しているのか」

あなたの人となりや考え方をアピールするために、理由やエピソードを交えて話すことが求められます。

たとえば、「思い立ったが吉日」という言葉を選ぶなら、どんな経験から好きになったのか、この言葉を通してどう成長してきたのかを話しましょう。

3.入社後どのように貢献できるか話す

好きな言葉を通して、入社後にどのように貢献できるか話しましょう。

好きな言葉を選んだ理由や、言葉に関するエピソードに加えて、企業で活躍する方法も伝えると志望動機に説得力が増すからです

以下は、「努力」という言葉が好きな場合の良い回答例ですよ!

「自分にとって努力とは、困難に直面した際にあきらめずに前向きに取り組むことです。入社後には、新しいことに積極的にチャレンジして、自分自身や会社の成長に貢献したいです」

このように、企業でどのように活躍したいのかをアピールすることが求められます。

好きな言葉の答え方の例文

好きな言葉の答え方の例文

次に、好きな言葉の答え方の例文を紹介します。

好きな言葉の答え方の例文

  1. 例文1:ことわざ・格言
  2. 例文2:四字熟語
  3. 例文3:偉人・有名人の言葉

これまで面接で使える好きな言葉の一覧を述べてきましたが、具体的な答え方がイメージしにくい人もいますよね。

ここでは、内定につなげやすい効果的な答え方の例文を3つに厳選しましたので、ぜひ参考にしてください。

例文1:ことわざ・格言

ことわざ・格言を使った、好きな言葉の答え方の例文はこちらです。

好きな言葉の例文:ことわざ・格言

私が好きな言葉は「継続は力なり」で、何事も諦めずに継続することを心がけています。大学2年生のときに始めたカフェでのアルバイトでは、覚えることがたくさんありました。なかなか覚えることができずに、店長や先輩に迷惑をかける日々が続いていました。

そのときに、好きな言葉である「継続は力なり」を思い出し、アルバイトでメモしたことの復習を徹底することにしました。具体的には、アルバイトから帰宅してから30分間は、業務内容をおさらいしました。さらに、常に先輩の動きを見て良いところを盗むようにもしました。

その結果、アルバイトを始めてから3か月後には後輩を指導できるまでに成長しました。店長からも次期アルバイトリーダー候補と評価いただいています。この経験から、継続することが成長の近道だと学びました。御社に入社後も「継続は力なり」を意識しながら、こつこつ努力していきたいです。

例文2:四字熟語

四字熟語を使った、好きな言葉の答え方の例文を紹介します。

好きな言葉の例文:四字熟語

私が好きな言葉は、初めに持った目標を最後までやり抜くという意味の「初志貫徹」です。大学では、今までやったこともないテニスに挑戦しようと思い、テニスサークルに入りました。サークルには経験者ばかりがいて、数人いた初心者も練習についていけずに続々と辞めていきました。私も辞めようかと何度も考えました。

しかし、「テニスが得意な母親とボールを打ち合いたい」という初心を思い出し、自分自身を鼓舞しました。テニス経験者の友人に協力してもらい週3回の自主練をすることや、自分のテニス動画を撮りフォームを改善することに努めました。

その結果、半年後にはサークルの練習についていけるようになり、母親とテニスの打ち合いもできるようになりました。この経験を活かして、私はいつまでも志を忘れないようにしています。御社でも、「学びながら成長していく」という初心を意識しながら働きたいです。

例文3:偉人・有名人の言葉

偉人・有名人の言葉を使った、好きな言葉の答え方の例文はこちらです。

好きな言葉の例文:偉人・有名人の言葉

私が好きな言葉は、マザー・テレサの「暗いと嘆くより、あなたが進んで明かりを灯しなさい」です。
この言葉を肝に銘じて、どんなときでも自分が進んで行動するようにしています。大学のゼミ活動では、5人でグループを作り、役割分担しながら1つのテーマを研究していました。より良い研究成果を出すためにはメンバー全員の協力が不可欠でしたが、それぞれのやりたいことがバラバラで議論するときの雰囲気は最悪でした。

私はマザー・テレサの言葉を思い出し、チーム一丸となるために自分から行動してメンバーに働きかけました。具体的には、週に2回話し合う機会を設けたり、メンバーそれぞれのやることリストを作ったりしました。

結果的に、チームの雰囲気は格段と良くなり、全員の方向性も一致しました。半年かけた研究成果は、先生からお褒めの言葉をいただきました。御社に入社後も、マザー・テレサの言葉を心に留めて積極的に行動していきたいです。

好きな言葉を答える際に注意すべき点3つ

好きな言葉の注意点

次に、好きな言葉や座右の銘を答える際に注意すべき3つのことについて紹介します。

好きな言葉を答える際の注意点

  1. 言葉の意味を正しく理解したうえで使う
  2. 聞き馴染みのない言葉はなるべく選ばない
  3. 志望企業の価値観に合わない言葉を選ぶ

好きな言葉を選ぶときは、意味をなんとなく知っているものではなく、しっかり理解している言葉にすることが大切です。

また、「挑戦」を理念に掲げている企業で「慎重さ」をアピールするとプラス評価につながりにくいように、志望企業に合う言葉を選びましょう。

一つずつ詳しく解説します。

1.言葉の意味を正しく理解したうえで使う

言葉の意味を正しく理解したうえで、好きな言葉を話しましょう。

意味を間違って説明してしまうと、「言葉をしっかり理解できていないな」というマイナス評価につながります

たとえば、「情けは人の為ならず」を「他人に情け(思いやり)をかけると、人の為にならない」と誤った理解をしている人がいます。

正しい意味は、「他人に情けをかけると、巡り巡って自分に良いことが戻ってくること」です。

好きな言葉を話すときは、自分の思い込みで誤った解釈をしていないか確認しておくことが大切ですよ。言葉を正しく理解したうえで、面接に挑みましょう。

2.聞き馴染みのない言葉はなるべく選ばない

聞き馴染みのない言葉は、なるべく選ばないことも大切です。

△ 鉄心石腸:困難にくじけない堅固な精神
〇 初志貫徹:最初に決めたことを最後までやり抜く

一般的に、「初志貫徹」はよく使われていますが、「鉄心石腸」は聞き馴染みのない四字熟語です。面接官に「鉄心石腸」について話しても、意味が伝わりにくい可能性が高いでしょう。

正確に理解してもらうためには、よく知られている言葉をチョイスすることが大切です。

なお、どうしても聞き馴染みのない言葉を好きな言葉として話したい場合は、言葉の意味を面接官にしっかり伝えることを心がけましょう。

3.志望企業の価値観に合わない言葉を選ぶ

志望企業の価値観に合わない言葉を選ぶのも良くありません。

たとえば、志望企業の求める人物像が「ポジティブで明るい人」の場合に、内向的で謙虚なことをアピールするとどうでしょうか?

「弊社とマッチしない」と面接官から思われてしまう可能性が高いですよね。

また、仕事に活かせるようなアピールにつなげられない言葉を選ぶのも避けましょう。たとえば、美しい景色という意味の花鳥風月を好きな言葉として話しても、どのように仕事で活かしていくのか見えません。

好きな言葉を選ぶ際は、企業の価値観と合うもの、仕事で活かせるものがおすすめです。

まとめ

企業が学生の個性を把握するために質問する「好きな言葉」。

この記事では、好きな言葉を話す際の考え方や、面接官から高評価を得やすいポイントを解説しました。

単に好きな言葉を話すのではなくて、その言葉を選んだ理由や、言葉にまつわるエピソードを伝えることが大切です。

さらに、好きな言葉を活かして入社後にどう活躍したいのかも話すことで、面接官に好印象を与えられますよ。

好きな言葉は、あなたの考え方や価値観をアピールできるチャンスです。質問を受けたらしっかり話せるように、準備してから面接に挑んでくださいね。

楽に、ホワイト企業に入りたくありませんか?


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