
面接マナー徹底解説!入室方法と抑えておきたい3つのポイントを紹介
「初めての面接なので、どう対応していいかわからない…」
「面接時のマナーがわからないので不安…」
このように初めての面接に不安を抱いている就活初心者の方も多いですよね。
実は面接時のマナーは、ポイントと所作の流れを理解してしまえば、事前に練習することで身に付けられるものなんです!
ここでは面接時のマナーだけでなく、面接会場に到着してからのマナーについても紹介します。
この記事を読めば、はじめての面接でも自信を持って面接に望む事ができるようになりますよ!
目次
建物到着から入室までに押さえるべき面接マナー
面接は面接会場に入ってからではなく、面接会場の建物に到着した時点から始まっています。
面接官は書類だけではなく、あなたがこれから社会人としてマナーを守っていける人かどうかを判断しています。
本番の面接が始まる前に戸惑うことのないよう、建物到着からおさえておくべき面接マナーを見ていきましょう。
1.到着時刻は面接開始の10分前
面接会場に到着する時間も面接マナーのひとつで、面接開始の10分前が最も理想的です。
企業側の用意などもあるので、到着時間が早すぎるのもマナーとしては良いとは言えません。
遅刻は論外ですが、どうしても仕方のない理由であれば必ず電話連絡を入れ、到着時刻を伝えるようにしましょう。
10分前と言ってもギリギリに到着するのではなく、ベストなあなたを見せることができるよう、建物までは余裕を持って到着するようにしましょう。
2.建物に入る前にコートを脱ぎ腕にかける
建物に入る前には、コートを脱いでおくこともマナーの一つです。
建物に入った時点で面接は始まっていると意識することが大事です。
建物に入る前にコートは脱いでおき、軽く畳んだ状態で腕にかけておきましょう。
これは面接だけでなく、社会人になってからも必要とされるマナーですので、面接会場でバタバタしないよう、スムーズな所作を心がけましょう。
3.受付での伝え方例
受付で用件を伝える際にもマナーは存在します。
しっかりと名前を伝えるだけでなく面接に訪れているという用件を伝え、面接担当の名前が分かる場合は担当者を呼び出してもらうよう伝えましょう。
具体的には以下にあげるような伝え方で問題はありませんが、同じ名字の方が居た場合を想定し、「面接担当」や「採用担当」と付け加えておくことが大切です。
本日◯◯時に面接で参りました◯◯ ◯◯と申します。
(担当者名が分かる場合)面接担当の◯◯様へお取次いただけますでしょうか。
落ち着いて、笑顔で受付の方に接しましょう。
4.控室での注意点
面接会場の控室でも気を抜くことのないよう、十分に注意しましょう。
面接会場の外でもあなたの行動や姿勢は意外とチェックされているものです。
携帯は見ないようにし、椅子に座る際にも姿勢が悪くならないように気をつけましょう。
また面接会場の建物内では無駄話をするような事もないよう、常に緊張感を持つことが大切です。
気が抜けてしまっている時こそいつもの癖や所作が出やすいので、面接会場以外の場所でも注意しましょう。
面接の入室時におさえるべきマナー5つ
本番でもある面接では、入室時に第一印象が決まるといっても過言ではありません。
ドアの開け締めでは所作も大事ですが、丁寧に落ち着いて入室できているかどうかを見られますので、流れを理解して家でも練習するようにしましょう。
1.ドアのノックは3回
面接会場へ入室する際には、ドアをノックしてから入室するというマナーがあります。
ドアのノックは3回、相手に聞こえる程度の軽い力でドアをノックしましょう。
ドアの無い入口や集団面接など様々なシチュエーションも考えられますが、どの場合であってもすぐに入室はせず、入口の前で一呼吸置くことが大切です。
面接官は、あなたがマナーをきちんと知っているかどうかも見ていますので、ドアの前では落ち着いて行動できるようにしましょう。
2.ドアの開け方
ドアをノックした後はすぐにドアを開けるのではなく、部屋から「どうぞ」という返事が聞こえてから、静かにドアを開けるようにしましょう。
ドアを開けた後は「失礼いたします」とはっきりと、元気よく挨拶して面接会場に入ります。
ドアは勢いよく開けることのないようにし、両手を添えるように行います。
あなたの第一印象を決定する場面でもあるので、笑顔や姿勢にも気をつけるようにし、ハキハキとした印象を与えられるようにしましょう。
3.ドアの閉め方
注意しておきたいのが、入室時のドアを閉める場面です。
ドアを閉めるときには、しっかりとドアの方を向いて閉めるようにし、丁寧にドアを閉めるというのがマナーです。
ドアを閉めた後は再び面接官の方に体を向け、鞄やコートは両手で体の前に持ち直し、約30度の角度でお辞儀をします。
面接官や入室のタイミングで浮足立って、いつものように片手でドアを閉めたり、ドアの閉まる勢いで閉めることのないように気をつけましょう。
4.いすの横に立つ
面接会場の入室後は、面接官から「どうぞ」と椅子に座るよう案内されるのが一般的です。
ここではすぐに椅子に座らないで、椅子の横に立ち、「大学名・名前・よろしくお願いいたします。」と元気よく挨拶します。
この場合も荷物は両手で体の前に持ち、今度は約45度のお辞儀をしましょう。
5.着席
面接官より「どうぞ」と座るように言われてから着席しますが、ここでもマナーが存在します。
「どうぞ」をすぐに言われてすぐに着席はせず、「失礼いたします」の一言と15度のお辞儀を忘れずにしましょう。
鞄がある場合には、着席する前に椅子の横に立てておくようにし、コートは4つ折りにして鞄の上に置くようにしましょう。
一連の動作はあっという間に過ぎますが、この短いタイミングであなたの第一印象を決めてしまいますので、スムーズに着席まで行える事が大事です。
面接官に好印象を与えるためのポイント
面接は第一印象で決まるという心理学の「初頭効果」があります。
同じレベルの人が揃った場合、その中でも面接官に好印象を与えられたかどうかが大きなポイントになってきます。
第一印象で「この学生はないな」と思われないよう、以下の3つのポイントをしっかり押さえましょう。
1.清潔感
面接に限らず、社会人になってからは清潔感が大切なポイントとなります。
清潔感は服装だけではなく、かばんや靴、髪型などの見た目が大事になりますので、今一度あなたの持ち物や靴、髪型を見直しておくようにしましょう。
例えば、最終選考に「清潔感のある人」と「清潔感の感じられない人」が残ったのならば、会社としては清潔感のある人を選びますよね。
清潔感はすぐに対処できるポイントですので、「清潔感が感じられない人だな」と思われないよう、日頃から清潔感を保つようにしましょう。
こちらの記事で面接時の服装や髪型について紹介しているので参考にしてください。
2.所作の丁寧さ
ドアの扱い方や椅子に座る際など、細かい部分にこそ気を抜かないようにし、丁寧な所作を心がけるようにしましょう。
せっかく清潔感があっても、所作が雑だと「普段はこうではないのでは」と思われてしまいかねません。
逆に所作の丁寧さが面接官に伝われば、「丁寧な仕事をこなしてくれそうだな」を感じさせるものです。
ふとした時の所作は面接時にも出てしまいかねませんので、日頃から丁寧な所作を身につけておくようにしましょう。
3.人当たりの良さ
面接官に好印象を与えられる大きなポイントが、あなたの人当たりの良さです。
人当たりとは相手に「話しやすそうだな」と感じさせたり、「いい人そうだな」と感じさせる大事なポイントです。
会社としては高学歴であっても、人当たりが悪そうな社員を取引先に紹介したいとは思わないでしょう。
人当たりの良さを心がけるには、自然に笑顔が出せるように意識することが大事ですので、面接中は特に笑顔に気を配るようにしましょう。
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まとめ
面接時のマナーを理解し、一連の所作をスムーズに行うのが一番の理想ではありますが、始めはぎこちなくても仕方がありません。
面接官としては所作の完璧さよりも、あなたがしっかりとマナーを身に着けようとしている姿勢に注目しています。
できるだけスムーズな所作を体に染み込ませるように練習し、マナーを身に着けた自然体のあなたを出せるように目指しましょう。
面接での自己PRに関してはこちらの記事を参考にしてください。