
【就活生必見】最終面接(役員面接)の通過率を向上させる回答4選!
「最終面接ってどんな感じなの?」
「どのような対策をすればよいの?」
このような悩みを抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
実は、多くの人が最終面接で不採用通知を受けとっています。
内定までの最後の難関だからこそ、是が非でも突破して内定を勝ち取りたいですよね。
この記事では、就活の最終面接(役員面接)での通過率を向上させるために必要なことをご紹介します。
この記事を読めば、最終面接の概要を押さえることができ、念願の内定がグッと近づきますよ。
一次面接・二次面接・三次面接・最終面接の違いを比較したい方は以下の記事で詳細に紹介をしていますので、ぜひ確認してみてください。
1.最終面接で意識すること
最終面接では、どのような企業もこの最終面接で本当にあなたが企業にとって必要な人材であるかどうかを、これまでの面接も加味して判断をします。
優秀な人材を選りすぐりたいと考えているため、その人材に選ばれるための対策は必要です。
この最終面接で意識するべきポイントは以下の2点です。
- 最終面接は意思確認の場ではない
- 入社意欲の高さを示す
順に説明します。
(1)最終面接は意思確認の場ではない
最終面接は意思確認だけをするような、ゆるい場ではありません。
採用者が本当に入社させるべき人材なのかどうか、さまざまな要素から見極めています。
最終面接=合格だと勘違いし、気を抜いていたら後悔することになるでしょう。
最終面接は意外にも、この最終面接の壁を越えられない就活生が多いです。
面接の総数によっても最終面接の通過率が異なるようですが、通過率が100%の企業は極めて珍しいです。
そのため最終面接もあくまで、いままでと同様の選考の一つと考えて臨むのが無難でしょう。
(2)入社意欲の高さを示す
最終面接では入社意欲の高さを存分にアピールしましょう。
最終面接に残った他の就活生と差をつけるためです。
最終面接に残っている就活生は、これまでの面接を通過してきた猛者たち、すなわち能力に差がないような人たちが残されています。
そこで一歩抜きに出て、企業側が内定を出したいと思える人材に選ばれるには、入社意欲の高さが重要なのです。
「この企業じゃないとダメなんです!」「この企業でこういうことがしたいんです!」という自分の気持ちを全面に押し出して言い切ってしまう。
そのくらいの人材の方が、企業側も将来を楽しみにするものです。
2.最終面接でよく聞かれる質問と答え方4つ
最終面接ではよく聞かれる質問があります。
よく聞かれる質問は以下の4つです。
- 弊社に入社したら何を成し遂げたいですか?
- キャリアプランを教えてください
- 他にどのような企業を受けていますか?
- 弊社が第一志望ですか?
この質問であなたの入社意欲を図っています。
それぞれの質問に対しての答え方も順に説明します。
面接でよく聞かれる質問についてはこちらの記事で紹介していますので、心配な方は見直しておくのがオススメです。
(1)弊社に入社したら何を成し遂げたいですか?
#1:質問の意図
このような将来のビジョンについて質問はよくあります。
就活というのは企業に入社することがゴールではありません。
そこからがスタートなのです。
仕事に対する向き合い方などを確認したいという企業側の思惑が隠れています。
主には、あなたの人間性を見る質問です。
#2:質問への回答
この質問では具体的に回答し、採用者にあなたの成し遂げたいことを想像させましょう。
いままでの面接、インターンでの経験や、接してきた人のキャリアパスなどを参考に自分のビジョンを描いておきましょう。
また、あなたの強みやそれを実現するためにどのような行動をしていくのかを合わせて具体的に内容を盛り込めれば好印象なこと間違いありません。
(2)キャリアプランを教えてください
#1:質問の意図
キャリアプランを教えてくださいというこの質問も先ほどの質問と同様に、あなたの将来のビジョンを知るために質問をしています。
具体的にどのような仕事がしたいのか確認する質問で、人間性というよりもあなたの優秀さを見ています。
企業側は採用をする以上、できるだけ長く企業で活躍して欲しいと考えており、業務内容とのミスマッチが生じないようにするためです。
誇張しすぎたキャリアプランよりも、実現可能なプランの方が良いです。
#2:質問への回答
多少スケールの大きいことをいうのは採用者のウケも良いためOKですが、「1年以内に社長になる」のような現実味の無い主張をしても響かないでしょう。
すぐに回答が思い浮かぶような質問ではないため、じっくり時間を費やし、将来のキャリアプランとそれを達成するために何をすべきかを論理的に答えられるように準備をしましょう。
(3)他にどのような企業を受けていますか?
#1:質問の意図
この質問は、あなたの入社意欲を確認するために質問をしています。
他にどのような企業、職種を受けており、選考がどの程度まで進捗しているのかを確認するためです。
受けている企業の職種に一貫性があるのか、内定を出したら入社を決断してくれるのかを判断しています。
#2:質問への回答
質問へは、正直に回答するのがベターです。
「このような意図で質問しているため、このように回答しなければいけない。」などといって、現実とかけ離れたウソをつく必要はありません。
企業側も他の企業を受けていることは理解しており、選考が進んでいるから不採用にするなんてことはありません。
「他の企業も受けていますが、第一希望は御社です」という旨を伝えればOKです。
(4)弊社が第一志望ですか?
#1:質問の意図
この質問もあなたの企業への入社意欲の強さを確認するための質問です。
採用側も、企業に入社したい意欲の高い人材を優先的に採用したいと考えているためです。
そのような入社意欲の高い人の方が、入社後も活躍してくれそうなビジョンを採用側も描きやすいのも理由に挙げられると思います。
#2:質問への回答
この質問には当然、第一希望と言い切りましょう。
また第一希望の理由を論理的に論理的に答えられるようにすると、あなたのその企業への熱意が伝わり内定が近づくでしょう。
それに付け加えて、即答できるようだと良いです。
3.最終面接前にしておくべきこと3つ
最終面接は、面接の中で一番大事だと言っても過言ではありません。
この最終面接に備えて、面接前にしておくべきことが3つあります。
企業の最新情報を集める
逆質問を用意する
今までの面接の反省
順に説明します。
(1)企業の最新情報を集める
企業の最新情報を集めるのが有効です。
どのような企業も多くの学生の応募を受け、面接をしています。
企業の最新情報を収集しておくことで、他の人の面接の情報まで知ることができます。
ソーシャル経済メディアの「NewsPicks」や、企業の最新情報が掲載されるIR情報や、企業の今後の計画が確認できる中期経営方針などが情報収集の方法としてはオススメです。
そうすると事前にどのような質問をされるのか把握でき、バッチリと対策ができるためです。
情報は武器になり得るため、日頃から最新の情報を集める癖をつけておきましょう。
(2)逆質問を用意する
逆質問を用意することで、他の就活生と差をつけることができます。
会社や仕事について意欲的に学びたいという強い意志を感じるためです。
しかし、逆質問といっても何でも質問をすれば良いというわけではありません。
質問の内容によっては、評価を下げる可能性もあり得ます。
コツとしてはホームページなどに掲載されていないような、企業の経営戦略や事業の将来性などを中心に質問をすると良いでしょう。
逆質問については以下の記事で詳しく紹介しているので、参考にしてみて下さい。
(3)今までの面接の反省
今までの面接の反省をすることで、自分の面接を洗練させることができます。
これまでの面接の課題、問題点をしっかり把握し、それらを改善するように行動できるためです。
なにもかも、やりっぱなしでは実力は伸びません。
学校のテストでも同じことが言えます。
学校のテストを受けるだけ受けても点数が向上するわけではありません。
テストを受けて結果を確認し、自分の間違った部分を改善していくことで解ける問題が増え、点数が向上するのです。
そのため自分が経験した面接を思い出し、問題点と向き合って改善することで、少しずつ自分の思う通りの面接に近づいていくことでしょう。
4.落ちたと感じるフラグ2選
最終面接を受ける人の中には、早めに結果を知りたいと考える方も多いですよね。
そこで最終面接に落ちたと感じるフラグ3選をご紹介します。
- 面接時間が短い
- 将来を想像させる言葉がない
- 不自然に褒められる
順にみていきましょう。
(1)面接時間が短い
面接時間が短いと、落ちたと感じるフラグです。
面接時間が短いということは面接官があなたに質問したい内容が特にないという意味を持つためです。
面接時間は30分~1時間ほどが目安ですが、面接時間が半分以下の場合は危険な不採用フラグです。
時間が短い場合、自分の魅力を全て語れないままに面接が終了し、面接官があなたの良さを感じることができなかったと考えられます。
面接時間が短いというのはあまり良い兆候ではありません。
ただし、相手が質問してくる内容をコントロールできませんが、誘導することはできます。
面接官が質問してくるように、上手く相手が質問しやすい会話のフックを忍ばせつつアピールすることが少しは面接時間をコントロールできるでしょう。
しかし、面接時間が短いからと言って100%不採用になるわけではありません。
合格の材料が整ったと採用者側が判断し、敢えての面接時間の短さの可能性もありますので、あまり時間の長短に捉われずに自分らしさを貫きましょう。
(2)将来を想像させる言葉がない
将来を想像させる言葉がないのも不採用フラグが高いです。
採用側も業務のミスマッチを防ぐべく、あなたの入社後のキャリアを思い浮かべながら面接をしています。
あなたの考えや、目指しているものが企業が求めている人材であるならば「あなたの○○の考えがこの部署に合うと思う。」「この会社を担う人材になってくれるだろう。」と言葉をかけてくれます。
もちろん企業に不適な人には、将来を想像できないため、そのような言葉は自然となくなるでしょう。
(3)不自然に褒められる
不自然に褒められるというのも、あまりよい兆候ではありません。
面接といっても一つの企業が実施するものですから、最後くらいは良い印象を持たせて不合格通知を出す企業も存在します。
いまの時代、インターネットやSNSがかなり普及しているため、だれでも簡単に情報を発信できます。
悪い情報が一人歩きをすると、企業に悪影響を及ぼす影響が大いに考えられます。
そのため不採用になっても良い印象を与えるためにも、不自然なくらい就活生を褒め、不採用のマイナスイメージを相殺しようとしているのです。
もちろん、もとから丁寧に対応してくれる企業も一定数存在するため一概には言えません。
しかし不自然に褒められていると思ったら、不採用のサインかもしれませんので、採用者の反応は注意してみておきましょう。
自分は内定先で活躍できるタイプなのか、適性を診断してみよう
最終面接の結果がくるまでに、企業の業務内容が自分に向いているか診断してみましょう。
自己分析で大事なのは、”企業が求める能力と自分の能力が合っているかどうか”を判断することです。
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5.まとめ
この記事では、就活の最終面接(役員面接)での通過率を向上させるために必要なことをご紹介してきました。
企業によっても最終面接の重要性に違いがありますが、最後の面接で不採用を言い渡される就活生が多いのも事実です。
最終面接だからと気を抜くのではなく、いままでの面接と同様の選考の一つと自分で位置付けておくと良いでしょう。
最後の面接で落とされるのは就活生にとってもダメージが大きいです。
そのため悔いが残らないように最終面接に向けて、しっかり準備をし、最高の結果を勝ち取りましょう。
面接については以下の記事でご紹介していますので、当日までにしておくべきアクションとして見直しておくのがオススメです。