
内定もらったらどうすれば良いの?内定獲得後の流れや辞退方法について紹介
「内定をもらったら次何をすればいいのだろう?」
「内定通知が来た後の流れについて知りたい…」
上記のような悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。
この記事では内定をもらった後の流れについて詳しく解説しています。
この記事を読んで内定をもらった後の流れについてマスターしましょう!
目次
1.そもそも内定とは?
この章では内々定と内定の違いや内定書類の種類について解説します。
(1)内々定と内定の違い
内々定とは、内定前に、企業側が採用したい学生に対し、内定を出す「予定」であるという通知をすることです。
正式な内定を「予定」していることを通知するもので、法的には労働契約には当たりません。
一方、内定とは、「始期付解約権留保付労働契約」ともいい、労働契約が成立した状態を指します。
「始期付」とは内定者が実際に働き始めるまでに日数があるためで、新卒者であれば4月から予定されているということです。
「解約権留保付」とは、やむをえない事情があれば解約も有り得るということを意味します。
(2)内定書類の種類について解説
内定通知の書類が届く際は、以下のものが同封されていることが一般的です。
- 内定通知書
- 内定承諾書
- 条件提示書
また、内定承諾書には通常、「入社することを承諾します」「正当な理由なく入社を拒否しません」といった文言のほか、下記のような内定取り消し事由が書かれており、それに対して「異議申し立てをしません」といった文言が書かれています。
- 内定者が単位取得不足などで大学を卒業できなかった場合
- 内定者が病気やケガなどの健康上の理由により労働することが困難になった場合
- 内定者に犯罪行為や非行が判明した場合
- 会社の業績悪化により経営上やむを得ない場合
内定承諾書が送られてきたときは、同封されている条件提示書などの書類の中に労働条件が記載されているのが一般的です。
労働時間、業務内容、賃金などの処遇について、就活中に聞いていた内容と相違ないかどうか自身の目でしっかりと確認しましょう。
2.内定獲得後の流れ
この章では内定獲得後の流れを承諾、保留 辞退の3パターンに分けて解説します。
一般的に内定通知は、電話やメールで連絡が入ります。
ですので、電話ならば見知らぬ電話番号からかかってきても無視ぜずに応答する、また移動中のため電話に出られないケースもあると思いますが、企業から着信があった場合や留守番電話にメッセージが残っていた場合は、早急に折り返し連絡をしましょう。
またメールならば、迷惑メールホルダーを含め受信チェックは怠らず、郵便ならば他の郵便物に紛れてないか必ずチェックしましょう。
内定通知をきちんと受け取らないと、企業側も扱いに困り、最悪の場合入社の意志なしと判断される危険性がありますので、ここは細心の注意を払ってください。
(1)内定を承諾する場合
内定を承諾する場合の流れは下記になります。
1.内々定連絡を受ける
2.連絡がきたら入社の意思を伝える
3.企業から届いた内定書類に必要事項を記載し返送する
最終面接が終了した後に、内々定連絡を受けますが、合格していた場合は電話もしくはメールのどちらか、不採用のときはメールで不採用通知が届くことが多いです。
内定を承諾する場合、企業から届いた内定の連絡電話やメールにできるだけ早く入社の意思の旨を電話で述べ、またメールで返信することが大切です。
以下内定承諾する場合のメールでの例文になります。
【件名】
内定承諾に関するご相談(〇〇大学〇〇学部〇〇〇〇)
【本文】
〇〇株式会社
採用ご担当
〇〇様
お世話になっております。
内定の通知をいただきました、〇〇大学〇〇学部の〇〇でございます。
この度は内定のご連絡をいただき、誠にありがとうございました。
貴社からの内定をありがたくお受けさせていただきたいと思い、ご連絡いたしました。
入社後は、一日も早く貴社に貢献できるよう努力して参りますので、これからどうぞよろしくお願いいたします。
貴社の皆様と一緒に働ける日を楽しみにしております。
まずはお礼かたがた、ご挨拶を申し上げます。
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名前
郵便番号
住所
電話番号
メールアドレス
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その後、企業から内定書類が郵便やメールで届き、給与、就業時間、退職に関する労働条件の事項が明記されていると思います。
これらの勤務条件を必ず確認し、指定された必要事項をしっかりと記載し、期限内に返送または返信しましょう。
(2)内定を保留する場合
企業から内定をもらったのの、「面接がまだ残っている…」「内定を承諾する前にもう一度考えたい…」場合、内定を保留することをおすすめします。
「いくつかの企業から内定をもらっている」「別の選考の結果を待っている」など、すぐに返事できないこともあるでしょう。
その際は理由を伝えて、必ず内定の返答期限をたずねましょう。
内定保留できる期間は企業によってそれぞれ異なるため、期限に沿って返事をする必要があります。
内定保留したい場合のメールの例文は以下になります。
【件名】
内定承諾のご連絡(〇〇大学〇〇学部〇〇〇〇)
【本文】
〇〇株式会社
採用ご担当
〇〇様
お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部の〇〇でございます。
この度は、内定のご連絡、誠にありがとうございます。
貴社からこのような評価をいただけたことを大変嬉しく思っております。
すぐに内定承諾のご連絡をしたいところではございますが、○月○日まで回答を延期させていただくことは可能でしょうか。
貴社にも魅力を感じておりますが、他社の結果が出た上で、後悔のない決断をしたいと考えております。
大変恐縮ですが、ご理解いただけますと幸いです。
ご検討のほど何卒よろしくお願いいたします。
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名前
郵便番号
住所
電話番号
メールアドレス
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また、内定保留に関しては以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
(3)内定を辞退する場合
内々定の辞退を決めたら、企業にできるだけ早めに連絡する必要があります。
内々定を辞退するのは非常に緊張する場面で、その企業に入りたいという気持ちで面接を受け、企業もそれに応えてくれたにもかかわらず辞退することは勇気のいることでしょう。
また、「すでに他社への入社が決まっている」「面接後に勤務条件が合わないと気づいた」など、就活生それぞれの理由は違うと思います。
その際、可能であれば辞退理由を簡潔に説明し、電話で入社の可否を問われた場合は、内定への感謝の気持ちを伝えてから、辞退の意思を述べましょう。
正直に伝えにくい場合は、「一身上の都合により」などと述べてもかまわないでしょう。
内定辞退したい場合のメールの例文は以下になります。
【件名】
内定辞退のご連絡(〇〇大学〇〇学部〇〇〇〇)
【本文】
〇〇株式会社
採用ご担当
〇〇様
お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部の〇〇でございます。
この度は、内定のご連絡をいただき誠にありがとうございました。
このような喜ばしいなお知らせをいただいておきながら誠に恐縮なのですが、今回の内定を辞退することにいたしました。
実は、就職活動するにあたって自分の適性を見つめ直した結果、別の企業とのご縁を感じ、そちらに入社することを決心したのでございます。
お忙しい中、選考していただいたにも関わらず、このような形になってしまい、誠に申し訳ございません。
本来であれば貴社にお伺いして直接お詫びすべきところですが、取り急ぎお伝えするためにメールでご連絡いたしました。
何卒、ご容赦いただきたく存じます。
末筆ながら、貴社の益々の反映を心よりお祈りいたします。
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名前
郵便番号
住所
電話番号
メールアドレス
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また、以下の記事で内定辞退をする場合のマナーのついて詳しく解説しているので参考にしてみて下さい。
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まとめ
この記事では内定獲得後の流れや辞退方法について紹介してきました。
内定をもらったら、できるだけ早く、電話やメールにて、内定へのお礼と承諾や保留の意思を伝えましょう。
内定をもらった当日中に伝えることで、入社への意欲を伝えることができます。
辞退する際も企業への感謝を忘れず、できれば自身の言葉で連絡をすることをおすすめします!