
意外と受かる?就活であっさり内定を獲得する方法!狙い目の企業も紹介
- 就活で、一社目で内定をもらって楽勝だった
- あっさり内定をもらって就活を早く終えたい
- 早期に内定をもらい、あっさりと就活が終わった
このように、就活で「あっさり内定をもらって就活を終えたい」という人や「あっさり内定をもらってどうしよう」と考える人は多いでしょう。
結論、就活であっさり内定をもらうことは可能です。
ただ、あっさりと内定をもらったときに、内定承諾していいのかきちんと考えてから判断することが入社後に後悔しないためにも大切です。
この記事では、就活であっさり内定を獲得する方法や、あっさり内定を獲得できる人・できない人の特徴、内定獲得時に確認すべきことを解説します。
この記事を読めば、あっさりと内定獲得できるための方法がわかり、実践できるようになります。
またあっさり内定をもらったときに、このまま就活を続けるべきか、終えるべきかの判断も付くようになりますよ。
目次
就活であっさり内定を獲得することは可能
「就活であっさり内定を獲得することはできるの?」と疑問に思う人は多いと思いますが、結論、可能です。
ただし誰でも受かるわけではなく、「性格や価値観が自社と合っているか?」「入社後に成長が期待できるか?」といった企業側の評価を得られるかが大切。
また就活では、早く内定を取ることが正解とは限りません。
入社後に「入って良かった!」と思えるような自分に合った企業に入社することが大切ですよ。
【意外と受かる?】就活であっさり内定を獲得する方法5つ
就活では早く内定を取ることが正解とは限りませんが、早く内定が欲しくなるものです。
そこで、就活であっさり内定を獲得する方法を紹介します。
- 自分との相性が良く、倍率の低い企業を受ける
- インターンシップ経由から早期選考で内定を得る
- リクルーター経由で内定を得る
- 内定直結イベントに参加する
- 就活エージェントからピンポイントな求人を紹介してもらう
内定を一つ持っておくことで、その企業より志望度の低い企業を受けなくて済むうえに、精神的にも楽になるメリットもありますよ。
それぞれ解説します。
1.自分との相性が良く、倍率の低い企業を受ける
自分との相性が良く倍率の低い企業を受けることで、あっさりと内定獲得できる可能性が高くなるため、狙い目です。
まず、新卒の就活では、能力や人柄など自社との適性・マッチ度が大きく評価されます。
さらに、その企業が倍率の低い企業であれば、内定を得られる可能性はより高まりますよ。
実際に下記のデータからわかるように、大企業や有名企業は倍率が100倍を超える企業が多く、優秀な人でも内定を得ることは難しくなります。
画像引用:「内定の競争倍率が高い会社」ランキングTOP100|東洋経済ONLINE
したがって、あっさり内定を獲得するなら自分との相性が良く、倍率の低い企業を狙うべきことがわかりますね。
こちらの記事でも、就活を早く終わらせる方法や内定を得やすい業界を解説しているので、参考にしてみてください。
2.インターンシップ経由から早期選考で内定を得る
インターンシップ経由から、早期選考で内定を得る方法もあります。
近年、就活の早期化傾向が強まったことにより、インターンシップへの参加が内定に有利に働き始めています。
選考を一部免除してくれたり、早期の選考ルートに案内してくれたりなどの優遇をする企業が増え始めていますよ。
他の就活生に負けないためにも、インターンシップに参加して早期内定を掴みましょう。
早期に内定を獲得できれば、就活を終えるのも続けるのも自分次第なので、精神的なゆとりを持てます。
こちらの記事では、早期選考を行っている企業の探し方ややっておくべき準備を解説しているので、参考にしてみてください。
3.リクルーター経由で内定を得る
リクルーターから企業につないでもらい、エントリーすることで、あっさり内定を獲得していく方法もあります。
リクルーターとは、就活生を採用につなげようとする社員のこと。
人事では見つけられない優秀な就活生を見つけるために、大企業を中心にリクルーター制度を設けている企業が多くあるのです。
またリクルーター経由のエントリーの場合、通常の選考よりも早く進んでいきます。
リクルーターが面接サポートをしてくれることも多く、通常の選考よりも有利に内定獲得まで進めるでしょう。
大学経由での紹介が期待できない場合は、OB・OG訪問をきっかけにリクルーターとつながれることもあるので、活用してみましょう。
OB・OG訪問の具体的なやり方や、質問すべき項目はこちらの記事で紹介しているので、参考にしてみてください。
4.内定直結イベントに参加する
内定直結イベントに参加すれば、すぐに内定を獲得できる可能性があります。
「あっさり内定を得て就活を終わらせたい」という人におすすめです。
しかし、学生と企業お互いが時間をかけて見極めない分、入社後にミスマッチを起こしてしまうこともあります。
したがって、内定直結イベントだけに頼るのではなく、他の手段と並行して行動していくようにしましょう。
5.就活エージェントからピンポイントな求人を紹介してもらう
- すぐに内定が欲しい
- あっさり内定獲得できるように、面接対策などサポートしてほしい
このように、「就活であっさり内定が欲しい」という人は、就活エージェントを利用して就活を進めることで、すぐに内定を獲得しやすくなりますよ。
就活エージェントは、プロの就活アドバイザーがマンツーマンであなたをサポートしてくれるサービスです。
就活に関する相談やエントリーシートの添削、面接の練習も行ってくれます。
しかし、「就活エージェントといっても多くてどれを選べばいいかわからない」という人もいると思います。選び方に悩んでいるなら、「就活キャリア」を利用してみませんか?
就活キャリアには、国家資格保有者や元人事担当者のアドバイザーがおり、あなたと適性が高い求人や非公開求人を紹介してくれます。
就活相談はオンラインで行っているため、全国どこからでも受け付けています。無料で利用可能なので、まずは気軽に相談してみてください。
あっさり内定を獲得できている人に共通する特徴6選
自分もあっさり内定が欲しいという人も多いでしょう。
そこで、あっさり内定を獲得できている人に共通の特徴を紹介します。
- 大手企業だけでなく、中堅・中小企業も受けている
- 自分に合っている企業を選べている
- インターンシップ先の企業から早期に内定を得ている
- 自己分析や業界・企業研究がしっかりできている
- コミュニケーション力が元々高い
- 企業から評価される実績・スキルを持っている
上記の特徴を参考に、自身にも取り入れてみてください。
それぞれ解説します。
1.大手企業だけでなく、中堅・中小企業も受けている
あっさり内定を獲得できている人に共通するのは、倍率の高い大手企業にこだわることなく、自分に合う中堅・中小企業も受けているところです。
先ほども説明した通り、大手企業は倍率が高く、中堅・中小企業のほうが倍率は低くなるので、その分内定を得るチャンスが高いからですね。
大手・人気企業だからといって、自分にとって働きやすかったり、成長できたりする企業とは必ずしも限りません。
倍率が低い中堅・中小企業にも、魅力的で自分に合う企業もあるので、積極的に受けに行きましょう。
こちらの記事で、中小・ベンチャー企業のメリットや向いている人の特徴を解説しているので、あわせて見てみてください。
2.自分に合っている企業を選べている
自分の適性や人柄、価値観が合っている企業をきちんと選べている人は、あっさり内定を獲得できている傾向にあります。
先ほども説明した通り新卒の就活では、能力や人柄など自社との適性・マッチ度が大きく評価されます。
それにより、ポテンシャルや人柄などの適性が高いと判断された人から優先的に内定を獲得できるのです。
さまざまな企業がある中で自分の性格や適性が合っている企業を選べれば、必然的に内定獲得の可能性は高まりますよ。
自分に合う企業を選べるようになるためには、自己分析を行って就活の軸を作成し、それを元に企業選びをしていくことが必要になります。
こちらの記事で、就活の軸の決め方や業界別の就活の軸を紹介しているので、ぜひ参考にして就活の軸を作ってみてください。
3.インターンシップ先の企業から早期に内定を得ている
あっさり内定獲得できた人の中には、インターンシップ先の企業から早期に内定を得ている人も多いです。
インターンシップから早期に内定を得ている人は増えているので、今大学3年生で早期内定が欲しいなら、インターンシップに参加することは必須ですよ。
大学3年時に開催されるインターンは、夏と秋冬の時期に大きく分かれています。
以下の記事では、秋冬インターンシップの開催時期やメリットについてそれぞれ解説しているので、参考にしてください。
4.自己分析や業界・企業研究がしっかりできている
自己分析や業界・企業研究をしっかり行い、面接に臨めている人はあっさり内定を獲得しやすくなります。
自己分析や業界・企業研究をしっかり行うことで、説得力のあるその企業だけの志望動機や、求める人物像に近い自己PRが作れているからです。
自分に合う企業や倍率の低い企業を受けることも大切ですが、同時にその企業の選考対策や準備もしなくては良い評価が得られず、内定も掴めません。
そのため、自己分析や業界・企業研究が不足していると感じたら、しっかり行いましょう。
こちらの記事で、自己分析シートの書き方や活用方法を紹介しているので、自己分析をする際に役立ててください。
5.コミュニケーション力が元々高い
コミュニケーション力が元々高い人は、あっさりと内定を得やすい傾向にあります。
実際に帝国データバンクが行った、企業の求める人物像についての調査があります。
それによると、企業が求める人物像として「コミュニケーション力の高さ」を挙げた企業が最も多い結果になりました。
コミュニケーションなしで完結する仕事はほとんどなく、どの仕事においてもコミュニケーション力は重要な要素になります。
したがって、コミュニケーション力が高い人は、より内定を獲得しやすくなるというわけです。
コミュニケーション力があるかどうかは、主に面接で判断されます。具体的には以下のような観点で判断されることが多いので、覚えておきましょう。
- わかりやすく結論から話せているか
- 論理的に話せているか
- 聞かれた質問にきちんと答えているか
特に質問の意図を汲み取り、正確に答えられているかは重要なので、面接で質問に答える際は意識しましょう。
また、場数を踏み面接に慣れることで、コミュニケーション力を上げることも可能です。
こちらの記事では、面接の効果的な練習法を紹介しているので、面接練習を行う際の参考にしてみてください。
6.企業から評価される実績・スキルを持っている
企業から評価される実績・スキルを持っていたことで、あっさりと内定獲得できた人もいます。
日本の新卒採用はスキルよりもポテンシャル重視ですが、飛び抜けた実績や即戦力になるスキルがあると、より評価につながりやすくなります。
たとえば、「学生時代に起業した」「英語ペラペラで流暢に話せる」などがあるでしょう。
ただ、飛び抜けた実績やスキルを持つ人はほんの一握りなので、実績やスキルがない自分を責めるのではなく、ありのままの自分をアピールしましょう。
なかなか内定を獲得できない人の特徴6選
あっさり内定獲得できる人もいれば、なかなかできない人もいます。
続いて、なかなか内定を獲得できない人の特徴を紹介していきます。
- 倍率が高い大手・人気企業ばかり受けている
- 自分との相性が良くない企業を受けている
- 最低限のビジネスマナーができていない
- Webテスト対策ができていない
- グループワーク(GW)・グループディスカッション(GD)の対策ができていない
- 選考対策が中途半端になっている
上記の特徴に当てはまっていないか確認していきましょう。
それぞれ解説します。
1.倍率が高い大手・人気企業ばかり受けている
倍率が高い大手・人気企業ばかり受けている人は、「なかなか内定がもらえない……」となってしまいやすいです。
「大手企業を受けよう!」と挑戦する姿勢は素晴らしいですが、倍率がとても高く、受かる可能性は低いのが実情。
大手・人気企業ばかり受けていると、なかなか受からないことから成功体験を得られず、自信も喪失してしまいます。
「どうしても大手企業じゃなきゃ嫌だ」という人は、大手病の可能性が考えられます。
大手病には内定ゼロのまま就活が終わってしまうリスクもあるので、早めに大手病を克服し、中小企業に目を向けていくことが大切ですよ。
「自分が大手病かも」と感じる人は、こちらの記事で大手病の原因やリスク、克服方法を解説しているので、あわせて見てみてください。
2.自分との相性が良くない企業を受けている
自分との相性が良くない企業を選んでしまっている人も、内定を得にくいです。
内定獲得のために大切なのは、自分と企業との相性が合っているかどうかです。
簡単にいえば、「うちで活躍してくれそう」「活躍できるポテンシャルがありそう」と思ってもらえるかどうかということ。
たとえば、「裁量権を持って仕事したい!」「早く成長して出世、または独立したい!」という人が大手企業を受けても落とされる可能性が高いです。
そのため、「うちの会社には合わなそう」と判断され、優秀だとしても不採用になってしまうのです。
受けるべき企業を間違えないよう、企業との相性が合っているかどうかを確かめてから応募するようにしましょう。
3.最低限のビジネスマナーができていない
最低限のビジネスマナーができていないと、減点につながり、あっさり内定は遠のいてしまいます。
多くの社会人は、社会で働くうえでマナーや礼儀を重んじるため、学生が考える以上にマナーは見られており、評価対象にもなっています。
特に、面接では「一緒に働きたいか」という目線で評価されるので、マナーができていない人とは働きたいと思ってもらえずお見送りになりやすいです。
ビジネスマナーで減点を受けてしまうのはもったいないので、特に面接時のマナーや身だしなみには気を配りましょう。
面接時のマナーについて手っ取り早く知りたい人は、以下の記事で面接時のマナーや抑えるべきポイントについて紹介しているので、参考にしてください。
4.Webテスト対策ができていない
Webテストの対策がしっかりできていないと、面接になかなか進めず、内定も得られにくくなります。
特に多くの学生が応募する大企業では、面接前にWebテストでふるいにかけるため、そもそもWebテストを通過しないと面接にも進めません。
就活のWebテストでよく使われるSPIや玉手箱は独特な問題が多く、対策なしでは点数を取りづらいので、事前の対策が必須。
ただ、企業によって使われるWebテストはさまざまなので、まずは志望する企業がどのWebテストを採用しているのかを把握しましょう。
実力はすぐに身に付くものではないので、毎日少しずつ勉強することで余裕を持って対策できますよ。
こちらの記事で、Webテストの一つであるSPIの出題例や攻略法を解説しているので、対策する際の参考にしてみてください。
5.グループワーク(GW)・グループディスカッション(GD)の対策ができていない
書類選考後によく行われるGW・GDの対策ができていない人も、なかなか内定獲得できません。
GW・GDは、目的を達成するための周囲とのコミュニケーションや、接し方を主に見られるため、コミュニケーション力が重要になります。
しかし、コミュニケーションが苦手な人は落ちやすい傾向にあるため、しっかり対策を練る必要があります。
対策としては、GW・GDの進め方や役割、評価ポイントについて理解し、経験を積むことが大切。
こちらの記事で、GDの攻略のコツとともに流れや、見られる能力について解説しているので、参考にしてみてください。
6.選考対策が中途半端になっている
選考対策が中途半端だと、いつまで経っても内定につながりにくくなります。
具体的には、自己PRやガクチカの作り込みが甘かったり、志望動機の内容が浅かったりなどです。
定番の質問に答えられなかった場合も、面接官に「準備や対策をして来なかったんだな」と、熱意を疑われてしまいます。
面接やESにおいて定番で聞かれる質問には、きちんと答えられるようにしましょう。さらには、志望先の企業が求めているものから逆算してアピールできるとより効果的です。
こちらの記事では、選考フェーズごとの通過率や落ちる原因、対策について解説しているので、参考にしてみてください。
あっさり内定を獲得したらすぐに確認すべきこと3つ
中には、あっさり内定を獲得できた人もいるでしょう。その際に、内定を保留したまま就活を続けるか、内定を承諾して就活を終えるかの判断に迷う人もいるはず。
そこで、あっさり内定を獲得した際に、内定承諾の前に確認すべきことを3つ紹介します。
- 就職四季報から会社の情報を調べる
- 評判・口コミを確認する
- 内定先企業と自分の相性を確かめる
上記の確認を怠ってしまうと、せっかく内定をもらっても入社後に後悔してしまう可能性が高まるので、注意しましょう。
それぞれ解説します。
1.評判・口コミを確認する
内定先からの内定を承諾する前に、評判・口コミを確認するようにしましょう。
企業の口コミサイトとしては、以下がおすすめです。
同業他社と比較して明らかに悪い口コミの割合が多い場合は、ブラック企業の可能性があるかもしれません。
ただ、悪い口コミはどこの企業にも存在するうえに、他人の意見なので、鵜呑みにせずに参考程度に留めておくようにしましょう。
2.就職四季報から会社の情報を調べる
就職四季報から、インターネットなどではあまり出てこない情報も調べられ、ブラック企業じゃないか判断する際に有効です。
具体的には、有給取得日数や離職率、平均勤続年数などの指標を確認しましょう。
- 3年後の離職率が40%を超えている
- 平均勤続年数が5年以下
- 年間の有給取得日数が5日未満
会社の情報を調べてみて、内定先の企業が上記に当てはまっていたら、注意が必要です。先ほど解説した評判・口コミとともにあわせて確認してみましょう。
3.内定先企業と自分の相性を確かめる
内定承諾に迷ったら、内定先企業との相性を再度確かめるようにしましょう。
再度確かめて、「相性が良い」「適性がありそう」と判断できれば、その企業に入社すべきといえるでしょう。
相性が合っているかわからなければ、現場の社員さんと直接話してみるのがおすすめ。
実際に話す中で気になる点が解消できたり、その企業で働くイメージが持てたりできるはずです。
本当に自分に合う企業なのかを確認せずに入社を決めるのは危険です。
就活で大事なのは数ではなく質
最後に伝えたいのは、就活で大事なのは数ではなく質であり、早く就活を終わらせることが正しいとは限らないということです。
冒頭でお伝えした通り、就活はどの時期にいくつ内定を得たとしても、最終的に入社できるのは1社のみだからです。
あっさり内定を得ても入社後に自分と合わない企業だと判明したら、後悔につながってしてしまいます。
早く終わらせることを意識し過ぎると、あなたに合っている企業を選びにくくなるデメリットもあります。
あっさり内定したからといって、安易に「就活終了」と考えないようにしましょう。
まとめ
この記事では、就活であっさり内定を獲得する方法や、あっさり内定を獲得できる人・できない人の特徴、内定獲得時に確認すべきことを解説しました。
就活であっさり内定をもらうことは可能です。記事で紹介した方法の中から、ぜひ試してみてください。
また、就活はどの時期にいくつ内定を得たとしても、最終的に入社できるのは1社のみ。