【例文多数】自己PRでうまく行動力をアピールするポイントと注意点を紹介

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• 自己PRで行動力をアピールするにはどうすればいい？
• 行動力のアピールは高評価につながるのか？

自己PRで話す内容を考えてみたけど、こんなことを思っている人もいるのではないでしょうか？

行動力は企業からも評価されやすいアピールポイントですが、ただ行動力があると伝えるだけでは不十分。

高評価をもらうためには、伝え方を工夫したり、盛り込むべき要素をきちんと入れたりする必要があります。

この記事では、具体的な自己PRの例文を交えて、企業が求める行動力やアピールするポイント、注意点を解説します。

記事を最後まで読めば、高評価につながる行動力の自己PRを作れるようになりますよ！

行動力は評価されやすい自己PR

面接で聞かれることが多い自己PRの中でも「行動力」は、評価されやすいアピールポイントです。

これは、チャレンジ精神や目標の実現に向けて愚直に行動できる点が評価されるためです。

先生が教えてくれる学生時代とは違い、会社に入ると課題に対して自分から行動して解決していく姿勢が必要。

また、個人やチーム単位で何かしらの目標が与えられるので、その目標達成に向けて行動できる人材は上司や同僚から必要とされます。

ただし、自己PRで行動力を伝える際には、押さえておくべきポイントや注意点もあります。

詳細は後ほど紹介しますので、行動力をアピールする際の参考にしてください。

企業が求める行動力とは

企業が求める行動力は、以下のようにさまざまあります。

このように企業や職種によって求める人物像が異なるので、自己PRでアピールする場合は注意が必要。

たとえば、ベンチャー企業であれば変化の波についていくため、スピード感を持って業務を進める行動力が求められます。

他にも、新規分野に進出しようとしている企業であれば、構想や課題に対して自分で考えて前へ進む行動力が必要です。

ただ「行動力がある」とアピールするのではなく、志望する企業が求める行動力に合わせて具体的にアピールしていきましょう。

行動力と好奇心の違い

行動力と似ていて間違いやすいのが「好奇心」です。

この二つには、以下のような違いがあります。

たとえば、会社でプロジェクトを成功させるために、情報を集めたり取引先と打ち合わせしたりするのは行動力。

これに対して、プロジェクトの中で自分が知らなかった商品に興味を持つのは好奇心。

このように、行動力と好奇心の間には「目的が明確にあるか」「行動に移しているか」の違いがあります。

自己PRで行動力をアピールする際は、好奇心があるだけのエピソードにならないよう注意しましょう。

自己PRで好奇心をアピールしたい人は、こちらの記事をご覧くださいね。

自己PRで行動力をアピールするときのフレームワーク

ここでは、自己PRで行動力を語るときに有効なフレームワークを紹介します。

このフレームワークを使えば、誰でも簡単に自己PRを作れるようになりますよ。

1.自己PRは７つの要素で構成しよう

自己PRは、あなたの能力を面接官に伝えるものです。

限られた時間の中で、あなたが他の候補者よりも企業の役に立つことを伝えなければなりません。

そのために、自己PRには次の7つの要素を含めましょう。

上の7つの要素を順番に含めて自己PRを作ることで、面接官にあなたの魅力が伝わり、入社後の活躍イメージを持たせられます。

自己PRの詳しい作り方は、こちらの記事で紹介しているので参考にしてください。

【経験別】行動力の自己PR例文4つ

ここまで自己PRに必要な7つの要素を紹介しました。

では、実際に行動力をアピールする自己PRをどのように書けばいいか、具体例を見てみましょう。

600文字、400文字、300文字、200文字程度で4つの例文を紹介します。

順に解説します。

例文1：「部活動」で行動力を自己PR

1つ目の例文は、部活動において、行動力を発揮した経験をアピールするものです。

600文字以内で作成しています。

自己RPで部活動をアピールする際のポイントや注意点を知りたい人は、こちらの記事をご覧ください。

例文2：「アルバイト」で行動力を自己PR

2つ目の例文は、アルバイト経験をもとに、行動力をアピールするものです。

こちらは400文字以内で作成しています。

以下の記事では、自己PRの際にアルバイト経験をアピールする際のコツについて解説しているので是非確認してみてください。

例文3：「旅行（趣味）」で行動力を自己PR

3つ目の例文は、趣味で行った旅行の経験をもとに、行動力をアピールするものです。

こちらは300文字程度で作成しています。

例文4：「挑戦」で行動力を自己PR

4つ目の例文は、挑戦してきた経験をもとに、行動力をアピールするものです。

こちらは200文字程度で作成しています。

自己PRでチャレンジ精神をアピール際のポイントや注意点を知りたい人は、こちらの記事をご覧ください。

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自己PRで行動力をアピールするときのポイント6つ

行動力は企業から高評価を得やすい自己PRといえますが、他の人と似たようなアピールにならないよう伝え方を工夫する必要があります。

ここでは、自己PRで行動力をアピールするときのポイントを6つ紹介します。

それぞれ行動力をアピールするときには押さえておきたいポイントなので、チェックしておきましょう。

1.言い換え表現を使って行動力の伝え方を工夫する

行動力をアピールする場合、別の表現に言い換えて伝えるのがいいでしょう。

行動力という言葉は抽象的なので、「私は行動力があります」と話すだけでは面接官に伝わらない可能性があります。

「私は計画的に物事を進める行動力があります」のように具体的な表現に言い換えて話すと、より強みが伝わりやすくなりますよ。

言い換えの例としては、以下も参考にしてください。

会社の求める人物像に合わせて、具体的な表現を使って行動力を伝えましょう。

2.行動した根拠も盛り込む

自己PRには、あなたが行動しようと思った根拠も盛り込みましょう。

周りと似たようなエピソードだとしても、あなたらしさや人柄が伝わり、他の学生と差別化できます。

たとえば、部活の大会で優勝しようと行動した場合、行動の根拠として以下のようなものが考えられます。

• 他の学校に負けたくなかったから
• 部活のメンバーと一緒に達成感を味わいたかったから
• 優勝した実績が欲しかったから

上記のように、大会で優勝したいと思ったプロセスが違えば差別化は可能なので、あなただけのエピソードを入れるようにしましょう。

3.量だけでなく、質の高い行動を意識する

行動力を語るとき、行動の量だけでなく質にも意識して書くようにしましょう。

「行動力」とは、ただ闇雲に行動をする力でも、いわれたことをただひたすらにやり続ける力でもありません。

自らの意思で積極的に行動を起こすことができる能力のことをいいます。

人は、何か目標ができた時や物事を始めたいときなどに、それをやるか、やらないか、一度脳で考えます。

そこからいろいろな要素を考慮して人それぞれ判断が分かれるのですが、「やる」と決めて実際に体を動かして踏み出す能力を「行動力」と言います。

よくあるのが、行動力を語るときに、こんなにいろいろなことをしてきたという事実だけを語ってしまい、そこにどんな意思があったかを語れていないケースです。

そうなると、それは「行動力」ではなく、「馬力」があるというアピールになってしまいます。

4.行動によって得られた成果を伝える

行動する姿勢をアピールするだけでなく、そこから何が得られたかを伝えるのも重要です。

行動しただけではただの自己満足と捉えられてしまう可能性があるので、得られたことや学んだこともあわせて伝えましょう。

上記のように、会社に入ってからも使える成果だとより良いですね。

面接官に対しては、どんな行動をした結果、何が得られたのかを積極的にアピールしていきましょう。

5.なるべく数字を用いて説明する

エピソードの具体性を高めるために、なるべく数字を用いて説明するのもおすすめです。

たとえば、学園祭で出店を出して売上を上げた場合を考えてみます。

「学園祭で売上を上げました」だけだと、どのぐらい行動したのかが伝わりづらいので、以下のように具体的な数字を入れるといいでしょう。

エピソードを聞く面接官も、数字が出てきたほうがイメージしやすいので、意識して説明するようにしましょう。

6.入社後どのように貢献できるか伝える

面接官から高評価を得るためにも、大学時代のエピソードだけで終わらず、入社後にどのように貢献できるかも伝えましょう。

したがって、自己PRでアピールする行動力は、会社に入ってからも活かしていけるものだといいでしょう。

あなたが面接官だとしたら、行動力を発揮して会社にどう貢献してくれるかが気になりますよね。

「計画的に物事を進める行動力があります」と言われれば、納期に間に合うよう動いてくれるイメージが湧きます。

あくまでも面接に合格することが最終目標ではなく、会社に入って業務をこなして貢献することが求められています。

上記のように、会社に入ってからの活躍シーンが想像しやすい自己PRだと、より高評価につながりますよ。

自己PRで行動力をアピールするときの注意点3つ

ここまで、行動力をアピールする自己PRの例文を3つ紹介しました。

7つの要素を押さえた自己PRを書ければ、ESの通過も面接の返答もスムーズにいきます。

しかし、自己PRで行動力を語るときの注意点を押さえておかないと、完璧な自己PRとはいえなくなってしまいます。

しっかりと自己PRで行動力を語るときの注意点を押さえて、より完成度の高い自己PRに仕上げましょう。

ポイントとしては次の3つです。

順に説明します。

1.行動の動機に意思が入っていない

自分の意思が感じられない行動をアピールしてしまうと、行動力があるとはいえませんし、面接官にも好印象を与えられません。

たとえば、友達に誘われて海外旅行に行った場合、自分の意思で選択して実行したものではなく、周囲に流されて過ごしているような印象を与えます。

仕事では、自分の意思で物事を選択して実行することが求められるので、自分の意思が感じられない行動は、自分がないと思われてしまう可能性があります。

行動力をアピールするためには、自分の意思で目的を持って計画的に行動した経験を伝えることが大切。

その際には「何のために」「どうやって」「どういう結果や成果が得られたか」を具体的に説明しましょう。

2.行動の目的が自分よがりになり過ぎないようにする

行動力を語るとき、目的が自分よがり（自分のため）になり過ぎないようにしましょう。

よくあるケースが「色んなことをやってきた＝行動力」となっており、その目的が自らの成長だけという自分だけにベクトルが向いてしまっていることです。

それも必ずしも悪くないのですが、それだけだと自分のためにしか行動できない人ではないかと面接官に思われてしまいます。

そのため、自分のためという視点を持ちながらも、組織をどうするために行動を起こしたのか、その経験をベースに行動力をアピールしていくと良いです。

3.面接中の受け答えにも注意する

行動力をアピールする場合、面接中の受け答えにも注意しましょう。

面接官は質問に対する受け答えもチェックしています。

そんな中、表情が暗かったり、口ごもってしまったりすると「本当に行動力があるのかな？」と、疑問に思われる可能性があります。

行動力をアピールするからには、行動力があり前向きで活発な印象を持ってもらう必要があるため、消極的な印象を与えないように気を付けましょう。

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まとめ

この記事では、自己PRでうまく行動力をアピールするポイントと注意点として、以下の内容を紹介しました。

• 企業が求める行動力
• 自己PRの例文
• 自己PRで行動力をアピールするときのポイント6つ
• 自己PRで行動力をアピールするときの注意点3つ

行動力は、就活で評価されやすい自己PRの一つです。

しかし、ただ行動力があることをアピールするのではなく、企業が求める行動力を理解して、あなただけの具体的なエピソードを話すことが重要です。

アピールするポイントや注意点を押さえておけば、面接官からの印象も良くなり、高評価につながる自己PRができるようになりますよ。