
自己RPで明るい性格は武器になる!例文とアピール方法まで網羅
「私は性格が明るいところが長所だけど、これってありきたり?」
「明るい性格が取り柄だけど、どうアピールすればうまく伝わるかな?」
「明るさを題材にしたエピソード例を見て、自己PRを考えるときの参考にしたい」
このように悩んでいませんか?
「人と一風変わった経験がないと資格もあったほうが……」と、悩むかもしれません。しかし、明るい性格は十分に就活のアピールポイント。
伝え方のポイントを抑えれば、あなたのその持ち前の明るさはアピールとして有効です。
そこでこの記事では、就活において明るい性格を自己PRするときのアピール方法や例文、伝え方のコツを紹介していきます。
本記事を読めば、会社にあなたの明るい性格の魅力さを十分にアピールでき、志望企業の内定に一歩近付けますよ!
なお、以下の記事では、自己PR例文をまとめて分かりやすく紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
自己PRで明るさをアピールするときのフレームワーク
ここでは、自己PRで明るい性格をアピールするときに有効なフレームワークを紹介します。
このフレームワークを使えば、誰でも簡単に自己PRを作れるようになりますよ。
1.自己PRは7つの要素で構成しよう
自己PRは、あなたの能力を面接官に伝えるものです。
限られた時間の中で、あなたが他の候補者よりも企業の役に立つということを伝えなければなりません。
そのために、自己PRには次の7つの要素を含めましょう。
- 能力・長所
- 背景・きっかけ
- 問題意識・課題点
- アクション
- 結果・変化
- 能力の再確認
- 仕事への活かし方
上の7つの要素を順番に含めて自己PRを作ることで、面接官にあなたの魅力が伝わり、入社後の活躍イメージを持たせることができます。
自己PRの詳しい作り方と書き方は、こちらの記事で紹介しているので参考にしてくださいね。
「明るい」の自己PR例文3つ
それでは、早速明るいの自己PRの例文を3つ紹介します。
先ほど紹介した7つのフレームワークに当てはめながら解説していくので、実際に自分で書くときのイメージも湧きやすいですよ。
今回は、600文字、550文字、500文字の3つの例文を紹介します。
順に解説します。
例文1:「アルバイト」で明るさを自己PR
1つ目は、明るい性格でアルバイト先でお客さんや同僚に評価をされた、という結果を出したことをアピールする例文です。
①能力・長所
私は周囲の雰囲気を明るくし、人間関係を円滑にすることができます。
②背景・きっかけ
大学の近くのカフェでホールのアルバイトをしていたときに、明るい性格を活かした接客によってリピーターを増やそうと思考錯誤した経験からこの能力に気づきました。
Point:第三者からの客観的な評価を取り入れることでひとりよがりの成果ではないことを強調しているところ
③問題意識・課題点
私が働いていたカフェはオシャレではない老舗の喫茶店で、近隣にできたコーヒーショップにお客さんを取られてしまっていました。
④アクション
アルバイトとして私ができることを考えたとき、お客さんに食べ物、飲み物以外の価値を提供できないかと思い、このカフェを自分の居場所と感じてもらえるように心がけました。常連のお客様に声をかけたり、名前を覚えて「〜さん」と呼びかけるなど今までよりも積極的に話しかけ、居心地の良い環境を作れるようにしたのです。
⑤結果・変化
結果としてお客さんが徐々に増え、常連さんとなる人が沢山来てくれるようになりました。私の笑顔でホッとすると言ってくださったり、このカフェに来ると家に帰って来たような気持ちになると言ってくれる人が増えていつの間にか売り上げも比例するように上がっていきました。
⑥能力の再確認
この経験から私は明るさを生かした接客で商品やサービスそれ自体が持つ価値以上のもの、人の気持ちを明るくすることができる能力が自分にあると認識できたのです。
⑦仕事への生かし方
私はこの能力を活かして周囲の同僚の気持ちを明るくさせて、会社に来ることでもっと楽しいと思う環境作りに貢献したいです。
(580文字)
この例文では、業績に悩んでいたカフェの売り上げアップに明るさを活かした業務態度で貢献した、というのがポイント。
実際にあなたと接したお客さんの言葉を混ぜることで、よりリアリティのある自己PRに仕上げています。
以下の記事では、自己PRでアルバイト経験をアピールする際のコツについて解説しているので、参考にしてみてください。
例文2:「サークル活動」で明るさを自己PR
次の自己PRは、明るい性格を言い換え、前向きという面をアピールする例文です。
①能力・長所
私の長所は明るい性格で、何事も前向きに捉えることができます。
②背景・きっかけ
この能力は大学時代のダンスサークルで大会に参加した際、優勝へのプレッシャーからサークル員が皆ピリピリして雰囲気が悪くなった時に気づきました。
③問題意識・課題点
大会直前の大詰めの時に後輩からの申し出でダンス上級者の同学年の友達をサークルに参加させたいと申し出がありました。しかし後輩からダンスを教わることへの抵抗、強い仲間意識から新人と大会に出場したくないと意見が割れて空気が悪くなったのです。
Point:後輩からの申し出は受け入れにくい、社会においても起こりやすい女性特有の仲間意識による排他的な雰囲気を伝える
④アクション
そこで私は「とりあえず練習に参加してもらおうよ!」と提案し、加入希望の後輩を呼んで歓迎会を兼ねた練習を開き、その場でその子とメンバーがコミュニケーションをたくさん取れるようにいつも以上に明るく振舞いました。
Point:新人の加入に抵抗を感じていたメンバーの気持ちを変えるために自分が明るい雰囲気作りをしたことを強調
⑤結果・変化
先ほどのダンス上級者がサークル加入したことで、私たちのサークル部員全員のダンスレベルが上がり、皆が優勝へ向けて一致団結して練習に励むことができたのです。
⑥能力の再確認
この経験から、私は自分がどんな状況でも前向きに目標の成功を見据え、周囲にもその前向きさを伝えることができる能力があると確信しました。
⑦仕事への生かし方
私はこの能力を活かして、仮に部署などで問題が起きても前向きな姿勢で解決に取り組む人間として、活躍したいと思っています。
(521文字)
明るい雰囲気作りをすることで、周囲の気持ちを変えられることをアピールしています。
この例文のポイントは、前向きな考えを周囲にも理解してもらえる人間であること。
ただ前向きなだけでは長所にはなりませんが、前向きさで周囲にも影響を与えられる点がポイントになっています。
以下の記事では、自己PRでサークル活動をアピールする際のコツについて解説しているので、参考にしてみてください。
例文3:「ゼミ」で明るさを自己PR
3つ目は、ゼミでの活動での明るさの自己PRの例文です。
ここでは、持ち前の明るさだけでなく、ムードメーカーの役割を果たしていることを強調したものです。
①能力・長所
私の強みは明るい性格で、どんな場でもムードメーカーの役割を果たすことができます。
②背景・きっかけ
私の大学では学園祭でゼミ単位で模擬店を出店するのですが、皆サークル活動と並行していて準備が進まない状況のときにこの役割に気づきました。
③問題意識・課題点
真面目に準備する人、サークルで欠席がちな人に分かれていて真面目に出店の企画をしているメンバーが今いないメンバーの悪口を言い始めてしまい、雰囲気が悪くなることが課題でした。
Point:会社でも起こり得る問題を提起することで入社後のイメージが湧きやすくなる
④アクション
「このままでは学園祭が嫌な思い出に変わってしまう」と思い、一旦準備を辞めて「お酒を飲んで交流を深めよう」と皆で食事を兼ねて飲み会を開くことを提案しました。
Point:不穏な空気を察知して気分転換を提案できることを強調
⑤結果・変化
準備をサボりがちだったメンバーも呼んで皆で飲みの場で腹を割って現状を話したことで不満が解消し、皆で残り日数精一杯準備に取り組もうと前向きな空気を作ることができたのです。
⑥能力の再確認
その時私は自分が嫌な空気を察知し、良い方向へ向かわせられるムードメーカーなのだと気付きました。
⑦仕事への生かし方
私の強みであるこの明るさを生かして、入社後も会社の雰囲気を明るくして皆がパフォーマンスを発揮できる環境づくりをしていこうと思っています。
(468文字)
この例文では、明るい性格が故に皆の不穏な空気を察知し、気分転換をさせることのできるムードメーカーとしての能力を強みとしています。
また、実際に会社の中でも起こり得そうな問題を提起することで、より面接官にあなたの入社後の姿をイメージさせやすくしたものです。
以下の記事では、自己PRでゼミをアピールする際のコツについて解説しているので、参考にしてみてください。
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まとめ
この記事では、明るい性格を自己PRで強みとする際のフレームワークと例文を紹介しました。
単に明るい性格だけでなく、周囲に与えた影響や成果を組み合わせることで、ありきたりな自己PRではなく、あなた独自のものができあがりますよ!
実際に自己PRを書くときは、冒頭で紹介した7つのフレームワークを活用し、面接でも意識して伝えてみてください。
すぐにフレームワークと例文を参考に自己PR文の考案を実践し、あなたの希望する会社の内定を手に入れましょう!