
【エントリーシート:自己PR】書き方を2つの例文を使い詳しく解説
「エントリーシートで自己PRに何を書けば良いかわからない……」
「自己PRがうまく書けなくて、面接までなかなかたどり着けない」
そうお悩みではないでしょうか。
自己PRは他の人とどう差別化すれば良いかわかりにくく、どう書けば良いかわからない人も多いですよね。
しかし、適切なフレームワークを身に着けることで、エントリーシートを通過しやすい自己PRを作ることは実はそれほど難しくありません。
この記事では、エントリーシートの自己PRとは何か、必要な要素や事例、記入するときの注意点について詳しく解説します。
この記事を読めば、自己PRで何を書くべきなのか、そのポイントを掴むことができ、エントリーシートで落ちるということはほぼなくなりますよ。
この記事は”自己PR”の部分にフォーカスしたものですが、エントリーシートの書き方を網羅的に知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
目次
1.エントリーシートで必須の自己PRとは?
エントリーシートで自己PRが求められるのには、次の2つの目的があります。
- 面接のすべての質疑応答の基礎とする
- 短い時間で面接官にあなたの能力を伝える
これら2つの目的をきちんと知った上で、自己PRができれば、面接官に好印象を与える自己PRを作りやすくなります。
2.自己PRに必要な要素7つ
自己PRが完璧に作れていれば、ESは楽々通過し、面接でどんな質問がきても応えることができます。
そして、完璧な自己PRには含めるべき次の7つの要素があります。
- 能力・長所
- 背景
- 課題点
- アクション
- 結果・変化
- 能力の再確認
- 仕事への活かし方
これらの要素を踏まえて自己PRの文章を作成することで、面接官に効果的に自分の強みを伝えられる自己PRができます。
詳しくはこちらの記事に解説したので、ぜひご覧ください。
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3.エントリーシートと履歴書の内容は変えたほうが良い?
「エントリーシートと履歴書の内容は重複してても大丈夫なの?」
そうお考えの方も中にはいます。
履歴書の場合は過去の経歴を伝える書類のため、自己PRを記載するにはスペースが限られています。
エントリーシートの場合は企業にどのような形で貢献できるのか、自分をPRするための書類のため、自己PRなどに多くのスペースが割かれています。
上記の点を踏まえエントリーシートと履歴書は、以下のことを意識して書き分けるのがおすすめです。
- 切り口を少し変える
- 一貫性を持たせることも大切
次で詳しく解説します。
(1)切り口を少し変える
エントリシートと履歴書を記入する際には、切り口を少し変えることを意識しましょう。
エントリーシートと履歴書の内容を全く同じにしてしまうと、「手抜き」の印象を与えてしまい、評価が下がる恐れがあります。
例えば、同じことをPRする場合でも、別の具体例で書けることはないか、考えてみましょう。
(2)一貫性を持たせることも大切
エントリーシートと履歴書は切り口を変えることも大切ですが、一貫性を持たせることも大切です。
例えば、エントリーシートで「協調性」をPRしているのに、履歴書では「他にはない企画力やアイデア」をPRしていると、一貫性がなく、矛盾している印象を与えています。
PRしたいポイントは揃えた上で、別の具体例を交えるようにすると、矛盾が少なくなり、履歴書とエントリーシートに一貫性を持たせることができますよ。
4.エントリーシートの自己PR例文2つ
「エントリーシートの書き方がいまひとつピンとこない」
「エントリーシートの具体的なイメージが湧いてこない」
そうお考えの方もいるかと思います。
ここでは、エントリーシートの自己PRの事例を3つ紹介します。
順に解説します。
例文1:アルバイトで忍耐力を自己PR
1つ目の例文はアルバイトで忍耐力を身につけた例を紹介します。
①能力・長所
私は辛い仕事でも、素直に行動を改善し、継続して取り込めるところが強みです。
②背景・きっかけ
この能力は、コンビニアルバイトを続ける中で身につけました。
③問題意識・課題点
周りの先輩が厳しく先輩方のきつい言い方に最初は反発心を持っていました。
④アクション
しかし、無意味に怒っているのではなく、人の行動をよく見ていると気づいてから、メモを取り、素直に行動の改善を意識するようになりました。
Point:自分が得た気づきと行動の変化を具体的に説明している
⑤結果・変化
その結果、そのアルバイトを卒業まで続け、リーダーとして指導する立場まで任されるようになりました。
⑥能力への再確認 ⑦仕事への活かし方
このように厳しい仕事でも、その人がなぜそのような発言をしたのか、その意図までしっかりと考えながら取り組むことで、会社に貢献できるよう努めます。
(268字)
例文2:部活で分析力を身につけた自己PR
2つ目は部活で分析力を身につけた例文を紹介します。
①能力・長所
私は課題を分析し、自分の行動を改善することで成果を出せます。
②背景・きっかけ
この能力は、大学生時代バスケットボール部に所属し、レギュラーになるまでの過程で身につけました。
③問題意識・課題点
入部した当初は周りとのレベルが違い、スタメンどころかベンチにも入れない状態でした。
④アクション
私はスタメンとして活躍するため、2つの工夫を行いました。
Point:2つと最初に書くことで、伝わりやすい表現になる
1つ目が周りのプレーを観察し、練習の質を高めることです。
周りの人のうまいプレーを観察し、自分のプレーとどう違うのか、人に見てもらい意見をもらい、自分の練習に取り入れました。
2つ目が練習の記録を取り、改善点を毎日記録したことです。
朝練や夜の練習時間にやることをあらかじめ決め、シュートの成功率や意識したポイントをノートにまとめ、翌日以降の練習の改善に繋げることを意識しました。
⑤結果・変化
この取り組みによって、大学3年生の夏には、シュート力を評価され、スタメンの座を獲得できました。
Point:成果を具体的なイメージで伝えている
⑥能力への再確認
このように課題を分析し、行動と反省を繰り返し成果が出せることが私の強みです。
⑦仕事への活かし方
働く際にも、先輩上司の方の仕事の仕方から自発的に自分の課題に向き合い、貢献できるよう努めます。
(436字)
5.エントリーシートで自己PRをするときの注意点2つ
ここまで、自己PRの例をもとに、自己PRの効率的な書き方をお伝えしました。
7つの要素を押さえた自己PRを書くことができれば、ESの通過も面接の返答もスムーズにいきます。
しかし、自己PRを書く時の注意点を押さえておかないと、場合によってはマイナスイメージを与えることもあります。
しっかりと自己PRを書く時の注意点を押さえて、より完成度の高い自己PRに仕上げましょう。
ポイントとしては次の2つです。
- 嘘をつかない
- 言葉を明瞭にする
これらの点を抑えて書かなければ、面接官に悪い印象を与えてしまう可能性もあります。
詳しくはこちらの記事に解説しておりますので、ご覧ください。
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6.まとめ
この記事ではエントリーシートの自己PRとは何か、エントリーシートで大切な7つの要素や注意点、具体的な事例について詳しく紹介しました。
自己PRは書き慣れていないと難しく感じられるかもしれませんが、何を伝えるべきなのか、そのポイントを押さえることで、通過率の高いエントリーシートを作ることができます。
この記事を参考に、自己PRの完成度を高め、内定に繋げましょう。
WEBのエントリーシートの書き方や、資格の書き方についてはこちらもご覧ください。