
【例文あり】自己PRで素直さを語るには?好印象へ変える3ワード
「自己PRに素直な性格を語るならどう話せばいいんだろう」
「素直な性格と言うと主体性がなく、すぐ顔に出る性格だと思われないだろうか…」
自己PRで素直な性格を語るには、何をどう伝えればいいのか、どんな経験を例にして就活で伝えれば良いのかお悩みではないですか?
素直な性格の自己PRは、7つの要素を含め、伝え方を工夫するだけで面接官への印象がグッと上がるのです!
この記事では、素直な性格の自己PRに含めるべき要素と例文、素直な性格を伝える際にどこに注意すればいいのか紹介します。
この記事を読んで、あなたも面接を突破する自己PRを身に着け、素直な性格を活かして効率的に就活を進め、内定を獲得しましょう。
以下の記事では、自己PR例文をまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
1.自己PRで素直な性格を語るときのフレームワーク
ここでは、自己PRで素直を語るときに有効なフレームワークを紹介します。
このフレームワークを使えば、誰でも簡単に自己PRを作れるようになりますよ。
(1)自己PRは7つの要素で構成しよう
自己PRはあなたの能力を面接官に伝えるものです。
限られた時間の中で、あなたが他の候補者よりも企業の役に立つということを伝えなければなりません。
そのために、自己PRには次の7つの要素を含めましょう。
背景・きっかけ
問題意識・課題点
アクション
結果・変化
能力の再確認
仕事への活かし方
上の7つの要素を順番に含めて自己PRを作ることで、面接官にあなたの魅力が伝わり、入社後の活躍イメージを持たせることができます。
自己PRの詳しい作り方はこちらの記事で紹介しているので参考にしてください。
2.素直な性格の自己PRの例文2つ
ここまで自己PRに必要な7つの要素を紹介しました。
では、実際に素直さアピールする自己PRをどのように書けばいいか、具体例を見てみましょう。
今回は、700文字、650文字の2つの例文を紹介します。
順に解説します。
例文1:「享受力」を自己PR
1つ目の例文は、これまでとは違う環境であっても享受力を発揮して対応し、業績を向上させたことをアピールするものです。
①能力・長所
私には、どんな変化にも対応し、周囲からのアドバイスを聞き入れる享受力があります。
②背景・きっかけ
この能力は、アルバイト先で、あるスマートフォンの売り上げを前任比62%増加させた過程で身につきました。
アルバイトし始めてから1年が経過した頃、私はそれまでの繁華街勤務から閑散としたショッピングモールに配置替えとなりました。
③問題意識・課題点
地方での接客の方法がわからないため私個人の販売実績は低迷し、また店舗全体としても売上向上のために何をすべきかが分かっていない状態でした。
④アクション
そこで私は、売り上げを増加させるために同じショッピングモールでも繁盛している店舗のスタッフの方と仲良くなり、売上アップのためにやるべきことを訊ねて吸収しました。そして、実際に2つの行動を起こしました。
Point:参考になりそうな人から素直に吸収していることをアピール
1つ目に、ポップをカラフルにして目に留まるようにし、携帯についての悩み事がないか訊ねるという形で声かけをすることで来客数が少なくても購入に繋がる確率を上げるようにしました。
2つ目に、地方ならではのお客様との距離の近さを活かしてショッピングモール常連のシニアの方と知り合いになり、スマートフォンで実際にお孫さんと無料通話をしていただくことでメリットを具体的にお伝えしました。
⑤結果・変化
すると、これまでとまったく異なる距離感を縮める接客方法によって「少ないお客様を確実に取り込む」という販売戦略が確立され、結果として売り上げを前任比62%増にすることができました。
Point:結果に結びついた要因を説明しているところ
⑥能力への再確認
このように、私は環境や周囲の変化があっても諦めず、享受力を持って分析、対処することで目標達成へと導く力があります。
⑦仕事への活かし方
働く際にも、持ち前の享受力を活かして様々なことを吸収し、常に目標を達成できる存在になりたいです。
(699文字)
このように、素直であることをそのままの言葉で書くのではなく「享受力がある」という言葉に変換して伝えることで、あなたの印象はグッと良くなります。
例文2:「真摯な姿勢」を自己PR
2つ目の例文は、メンバーとして組織に自分がどう貢献できるかを考え、真摯な姿勢で修正力が発揮できる点をアピールするものです。
①能力・長所
私は、失敗を素直に認め、真摯な姿勢で問題に取り組むことで物事を修正することができます。
②背景・きっかけ
この能力は、バレーボール部でリベロという守備専門のポジションで、チームの失点を少なくした経験から身につきました。
Point:誰にでも伝わるように、専門用語に説明を付け加えているところ
③問題意識・課題点
私はバレーボールをはじめた頃はアタッカーとして活動していたため、リベロに転向した頃は対応できず失点してしまうことが多くありました。
④アクション
そこでコーチや先輩や後輩に「自分には至らない点が多くある」と正直に話し、アドバイスを求めたところ、体の柔軟性や反応力、判断力が足りていないと指摘を受けました。
Point:自分の失敗・欠点を素直に認められることをアピール
アタッカーとして求められていたこととは全く違うものだったため、最初は戸惑いましたが、リベロとしてチームに貢献するため、真摯に受け止め改善するための努力をしました。
具体的には、柔軟性を高めるために毎日の風呂上りに徹底的に柔軟運動をすることを自分に課しました。
また、反応力を高めるために重心を真ん中よりも後ろに保つトレーニングを行い、判断力を養うためにチームメイトにお願いして居残り練習をし、アタッカーだった頃の自分の手とボールの角度などを研究しました。
Point:工夫した点を具体的に説明しているところ
⑤結果・変化
その結果、試合でも徐々にボールの下に飛び込んで上手にレシーブができるようになり、失点を少なくすることで、チームをベスト4に導くことができました。
⑥能力への再確認
この経験から、アドバイスに真摯に向き合い、欠点を修正する力が身につきました。
⑦仕事への活かし方
働く際にも、まず自分の至らぬ点を真摯に認め、良い方向へと修正することで、日々自分を成長させて成果を上げていきたいです。
(637文字)
このように、自己PRの際には素直さよりも、素直なことによって「真摯な姿勢で物事に取り組むことができる」方を重点的にアピールしましょう。
例文3:包容力を自己PR
3つ目の例文は、包容力をアピールし、チームの縁の下の力持ち的な役割をアピールする例文です。
①能力・長所
私は、チームを精神的にサポートする包容力があります。
②背景・きっかけ
この能力は、部活のマネージャーをしていて精神的に選手をサポートしてきた経験で身につきました。
③問題意識・課題点
私は女子バスケ部のマネージャーとしてスケジュール管理や体調管理などのサポートを行っていました。
選手も人間なので学業やプライベートなどの問題に悩むことがありそれによってパフォーマンスを十分に発揮できないケースがありました。
④アクション
そこで私は練習以外でも選手とかかわる時間を作り、選手の精神ケアをできるようにしました。
Point:本来の仕事以外も担当していることをアピール
具体的には選手とLINEなどのチャットで話す機会を増やしたり、積極的にBBQなどチームビルディングできる場を設けるようにしました。
Point:工夫した点を具体的に説明しているところ
⑤結果・変化
選手が他の人には言いづらい悩みを共有することができ、練習や試合では気持ちを切り替えられるような環境を作ることができました。
⑥能力への再確認
この経験から、リーダーシップだけではなくチームをサポートするという考え方を身に着けることができました。
⑦仕事への活かし方
この経験を活かして、社員の方のモチベーションをアップできるようにカウンセラーとしてサポートしていきたいです。
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3.素直を自己PRで語るときの注意点3つ
素直さを自己PRする際に注意したいのは、あなたがアピールしたい「素直さ」と、企業が求める「素直さ」は違う可能性が高いという点です。
一般的に素直な人というのは、周囲の意見をすぐ聞く人というイメージですが、ともすると「主体性がない」と悪い印象を与えてしまいます。
対して企業が求める素直さとは、自分の意見を持ちながらも、周囲の意見が自分とは違う点を真摯な姿勢で受け止め、冷静に判断して良いと思ったら取り入れる修正能力の高さです。
そこでおすすめしたいのが、「素直」というワードをつぎに紹介する3つのワードへと変換することです。
- 享受力がある
- 真摯な姿勢で取り組む
- 修正能力がある
順に解説します。
(1)享受力がある
「素直さ」というワードは「享受力がある」と言い換えることができます。
主体性がないのではなく、自分の意見を持ちつつも、「自分とは違った考えを受け入れられる」包容力、享受する能力があるとアピールしましょう。
人の意見を受け入れることができる素直さもアピールしつつ、自分の中に確固たる意見や芯があることもアピールし、マイナスのイメージを払拭することが大切です。
(2)真摯な姿勢で取り組む
「素直さ」は「真摯な姿勢で取り組むことができる」と言い換えることが出来ます。
周囲や環境の変化を素直に受け入れ、真摯な姿勢で取り組むことができることをイメージ付けましょう。
「素直な人」は時に思ったことが顔に出る、社会では使い物にならない人、との印象を与えてしまいますので、目標達成のために冷静な判断が可能なこともしっかりと付け加えましょう。
(3)修正能力がある
「素直さ」というワードは、「修正能力がある」と言い換えることが出来ます。
会社組織の中では、黒だと教えられたことが突然白に変わることが少なくありません。
黒いカラスも白だと言わなければ、仕事にならない局面もあるのです。
変化や失敗を率直に受け止め、修正する力がある人こそ、企業がもっとも欲する人材です。
このように、物事に対する修正能力がある人材は企業側からすると魅力的に映るでしょう。
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4.まとめ
この記事では、自己PRで素直さを語る方法についてお伝えしました。
素直さをそのまま使うのではなく、好印象へと変える3つのキーワード「享受力」「真摯な姿勢」「修正能力」に変換すれば良いことを理解していただけたと思います。
この記事で紹介したことを活かして素直さを武器にして面接官にアピールし、内定を勝ち取りましょう!
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