
自己PRで向上心を語るには理由と取り組み方を伝えよう!例文と注意点
「自己PRで向上心を効果的に伝えたい」
「自己PRで向上心を伝えたいのにうまく表現できない」
そうお悩みではないでしょうか。
向上心は仕事をする上でなくては必須条件のもののため、内容がよくないと面接官の印象が悪くなる言葉です。
向上心を効果的に伝えるには自己PRのフレームワークを活用するのがおすすめです。
この記事では自己PRで向上心を伝える時に活用できるフレームワークやその例文、PRする時に注意するべき点についてお伝えします。
この記事を参考に向上心を面接官にうまくPRして、内定まで繋げましょう。
以下の記事では、自己PR例文を能力・経験別に26個紹介しているので是非参考にしてみてくださいね。
目次
1.自己PRで向上心を語るときのフレームワーク
ここでは、自己PRで向上心を語るときに有効なフレームワークを紹介します。
このフレームワークを使えば、誰でも簡単に自己PRを作れるようになりますよ。
(1)自己PRは7つの要素で構成しよう
自己PRはあなたの能力を面接官に伝えるものです。
限られた時間の中で、あなたが他の候補者よりも企業の役に立つということを伝えなければなりません。
そのために、自己PRには次の7つの要素を含めましょう。
- 能力・長所
- 背景・きっかけ
- 問題意識・課題点
- アクション
- 結果・変化
- 能力の再確認
- 仕事への活かし方
上の7つの要素を順番に含めて自己PRを作ることで、面接官にあなたの魅力が伝わり、入社後の活躍イメージを持たせることができます。
自己PRの詳しい作り方はこちらの記事で紹介しているので参考にしてください。
2.向上心の自己PR例文3つ
先ほどは自己PRで向上心をPRする時のフレームワークについてお伝えしました。
では次に向上心のPR事例を3つ紹介します。
順に解説します。
例文1:「部活」で向上心を身につけた自己PR
1つ目の例は部活で向上心を身につけた場合を紹介します。
①能力・長所
私は、課題を分析し成果が出せるよう行動できます。
②背景・きっかけ
この能力は、中学のバスケットボール部で未経験から、シューターとしてレギュラーの座を掴む過程で身につけました。
③問題意識・課題点
入部した当初は経験の差が大きく、シュートの下手さから試合に出てもほとんどできない状態でした。
④アクション
負けん気が人一倍強い私は、3つの取り組みを行いました。
Point:3つと具体的にすることで、話を理解しやすくなる。
1つは練習時間の確保です。朝早く登校し人より30分早く朝練を続け、夜は1時間練習し人より多くの練習時間を確保しました。
2つは周りの課題の分析です。チーム内ではアウトサイドから得点できる選手が一人もおらず、シュート力の強化がレギュラー入りに繋がると考えました。
3つ目は本や動画での研究です。上手い人の動画を探し、その人のシュート方法や練習方法を自分の練習に取り入れました。
⑤結果・変化
この取り組みの結果、3年生の夏に、チーム1のシュート成功率の高さからレギュラーの座を獲得し、チームはベスト4の成績を獲得できました。
Point:結果に結びついた要因を具体的に説明しているところ
⑥能力への再確認
このように、周囲の良いところを観察し自分に取り込みながら、課題を解決するための行動を取れることが私の強みです。
⑦仕事への活かし方
働く際にも、自分の課題を的確に分析しながら、目標達成できるよう貢献いたします。
(467字)
以下の記事では、自己PRで部活をアピールする際のコツについて解説しているので是非参考にしてみてください。
例文2:「アルバイト」で向上心を身につけた自己PR
2つ目の例文はアルバイトで向上心を身につけた例を紹介します。
①能力・長所
私は試行錯誤を繰り返しながら、業務を効率的に遂行できます。
②背景・きっかけ
この能力は、コンビニアルバイトの仕事で身につけました。
③問題意識・課題点
始めた頃は社会経験が浅く、言われたことをなんとかするのが精一杯でやるべき仕事を全てできない状態でした。
④アクション
「言われたことだけをするのではなく、周りの人の動きを見ながら何をすべきか考えろ」そう言われたことをきっかけに、その日にすべきことをリストアップし、スムーズな行動を心がけました。
Point:自分が得た気づきと行動の変化を具体的に説明している
⑤結果・変化
その結果、リーダーの指示なしで動けるようになり、仕事も終了の30分前には全て完了させ、求められている以上の仕事ができるようになりました。
⑥能力への再確認
このように、試行錯誤しながら業務効率を改善できることが私の強みです。
⑦仕事への活かし方
働く際にも、その人の行動から自分に求められている役割を果たし、会社に貢献できるよう努めます。
(321字)
以下の記事では、自己PRでアルバイト経験をアピールする際のコツについて解説しているので是非参考にしてみてください。
例文3:「勉強」で向上心を身につけた自己PR
3つ目の例文は勉強で向上心を身につけた例を紹介します。
①能力・長所
私は難しい目標でも向上心をもって達成できます。
②背景・きっかけ
この能力は、大学2年生の時に海外留学を実現させるまでの過程で身につけました。
③問題意識・課題点 ④アクション
私は高校までは英語が苦手でとても留学できる状態ではなかったため、毎日1時間の勉強に加え、留学生と意識的に話し続け、海外の話題を取り入れる工夫をしました。
⑤結果・変化
その結果、無事に海外留学を実現させ、現地でも大きな問題なく過ごせました。
⑥能力への再確認 ⑦仕事への活かし方
このように、未経験の課題でも、前向きに取り組みながら貢献できるよう努めます。
Point:能力の再確認と仕事への活かし方を1文にまとめコンパクトにしている。
(198字)
以下の記事では、自己PRで学業をアピールする際のコツについて解説しているので是非参考にしてみてください。
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3.向上心を自己PRで語るときの注意点2つ
ここまで向上心を自己PRした事例を3つ紹介しました。
7つの要素を踏まえて、自分の経験を整理することで、簡潔で要領を得た自己PRを作れます。
しかし、注意するべき点もあり、この点を踏まえないと、面接官からマイナスの印象を与えることもあります。
具体的に以下の2点を意識しましょう。
- 理由と取り組みを具体的に伝える
- 別の言葉に言い換えられないか考えてみる
次で詳しく説明します。
(1)理由と取り組みを具体的に伝える
向上心をPRする時には理由と取り組みを具体的に伝えましょう。
仕事をする上で向上心があるというのは大前提で、向上心の質がどのくらいなのか面接官に伝えなければ、マイナス印象を与えかねません。
そのようなマイナス印象を与えないにはその向上心を支えるものは何か、具体的な取り組み方は何なのか伝えることを意識しましょう。
理由と取り組みが具体的になることで、自己PRの説得力がグッと上がりますよ。
(2)別の言葉に言い換えられないか考えてみる
向上心をPRする時には別の言葉に言い換えられないか、工夫してみましょう。
向上心自体は企業が求める能力ですが、抽象的な言葉であるため、具体的な能力のイメージがつきにくい言葉です。
先ほどの自己PRの例では向上心という言葉を敢えて使わず、以下のように表現していました。
- 試行錯誤を繰り返しながら達成できる
- 課題を分析し成果が出せるよう行動できます。
これはどちらも向上心と言って良いと思いますが、このような表現の仕方をすることで、具体的なイメージをつけられます。
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4.まとめ
この記事では向上心を自己PRする時に含めるべき例文や、PRする時に注意するべき点について詳しくお伝えしました。
向上心は企業が求めているものですが、抽象的になると、何のPRにもならない文章になってしまいます。
きちんと向上心を伝えるためにはフレームワークを活用するのがおすすめです。。
この記事でお伝えしたフレームワークを活用することで、説得力のあるPRを作れますよ。
この記事を参考に、向上心を適切に面接官に伝えられるPRを作り、内定獲得に繋げましょう。
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面接での1分間自己PRに関しては、こちらの記事をご覧ください。