
【3つの例文で解説】自己PRで「責任感」をアピールするコツとは?
「自己PRで私の強みである責任感を企業にアピールするためにはどうすればいいんだろう」
「一生懸命自分の役割をこなしてきた私は責任感があると思うんだけど、企業に上手く伝えるにはどういう例がいいのだろう」
就職活動における自己PRで自分の経験を上手く生かして責任感をアピールするためにはどうすればよいのか、悩んではいませんか?
責任感を自己PRする際には7つの要素を含めれば、エントリーシートや面接であなたがアピールしたい内容を、的確に伝えられます。
この記事では、自己PRで責任感をアピールするときに含めるべき要素とエントリーシートの例文、また責任感をアピールする際の注意点を紹介します。
厳しい就職活動の中でも、第一希望の企業から内定を掴み取るアピール力を身につけましょう!
以下の記事では、能力や経験別に自己PR例文を26個紹介しているので是非参考にしてみてください。
目次
1.自己PRで責任感を語るときのフレームワーク
ここでは、自己PRで責任感を語るときに有効なフレームワークを紹介します。
このフレームワークを使えば、誰でも簡単に自己PRを作れるようになりますよ。
(1)自己PRは7つの要素で構成しよう
自己PRはあなたの能力を面接官に伝えるものです。
限られた時間の中で、あなたが他の候補者よりも企業の役に立つということを伝えなければなりません。
そのために、自己PRには次の7つの要素を含めましょう。
- 能力・長所
- 背景・きっかけ
- 問題意識・課題点
- アクション
- 結果・変化
- 能力の再確認
- 仕事への活かし方
上の7つの要素を順番に含めて自己PRを作ることで、面接官にあなたの魅力が伝わり、入社後の活躍イメージを持たせることができます。
自己PRの詳しい作り方はこちらの記事で紹介しているので参考にしてください。
2.責任感をアピールする自己PRの例文3つ
自己PRに必要な7つの要素を紹介しました。
では、実際に責任感をアピールする自己PRをどのように書けばいいか、600文字、400文字、200文字の3つの例文を紹介します。
順に解説します。
以下の記事では、業種別に自己PR例文を7つを紹介しているので是非参考にしてみてください。
例文1:「部活動」で責任感を自己PR
1つ目の例文は、部活動において未経験のポジションを任されても、必要なスキルを地道な努力で身につけ、レギュラーとしてチームに貢献した点をアピールするものです。
600文字程度で作成しています。
①能力・長所
私には、与えられた役割がどんなに困難でも、あらゆる選択肢を活用し最後までやりきる力があります。
Point:具体的にどのような能力があるのか説明しているところ
②背景・きっかけ
この能力は、所属していたサッカー部でボランチというチームの中心となるポジションを任されたことで身に付きました。
③問題意識・課題点
元々はディフェンスのポジションだったので、高校に入って初めて取り組むボランチのポジションは不安ばかりでした。守備だけでなく攻撃にも参加し、常にチームのバランスを取り続ける必要がありますが、守備中心のプレーしかしていなかったため、体力的にも技術的にも不十分でした。
④アクション
私は、チームの一員として任されたポジションを全うし勝利に導くために、2つの行動を取りました。
Point:なぜ自分がその行動をとったのかの理由を含めているところ
1つ目は、不足している体力を補うために、朝練としてランニングと筋トレを欠かさず行いました。2つ目は、ボランチとして必要な技術を身につけるために積極的に先輩とコミュニケーションを取り、またプロ選手のプレーを毎週チェックし、自身のプレーに反映させました。
⑤結果・変化
この2つの行動により、2年生にはボランチのレギュラーとして公式戦に出場し、チームの目標であった県大会ベスト4まで勝ち残ることができました。
Point:結果に結びついた要因を説明しているところ
⑥能力の再確認
このように、任されたポジションや役割が自分にとって困難でも、必要な要素を明確にし、さまざまな手段を駆使することで最後まで取り組めます。
⑦仕事への活かし方
働く際にも、任された仕事は投げ出さず、周囲と協力し完遂することで、「私に任せておけば大丈夫」と思ってもらえる人材になります。
(602文字)
例文2:「アルバイト」で責任感を自己PR
2つ目の例文は、アルバイトで難しいポジションを任されても、責任を持って最後までやり遂げた経験をアピールするものです。
400文字程度で作成しています。
①能力・長所
私は、厳しい条件で仕事を任されても工夫をしながら最後までやりきることができます。
Point:具体的にどのような能力があるのか説明しているところ
②背景・きっかけ
この能力は焼き鳥屋のアルバイトで、温度も湿度も高く過酷な環境で、焼き鳥を焼き続けた経験によって身に付きました。
③問題意識・課題点
忙しい時間帯には同時に100本以上焼き、クオリティも維持しなければいけません。しかし、始めた頃はとても一人ではとてもこなせずに先輩にサポートしてもらっていました。
④アクション
そこで私は、難なくこなしている先輩のスキルを身につけるために、手順や工夫している点を観察しました。そして、それを真似をするだけでなく、同じ種類はまとめて焼くなど、自分なりの工夫を試行錯誤して取り入れました。
Point:なぜ自分がその行動をとったのかの理由を含めているところ
⑤結果・変化
その結果、少しずつ安定した品質で焼ける本数が多くなり、1年が経過する頃には100本以上をミスなく焼き続けられるようになりました。
Point:結果に結びついた要因を説明しているところ
⑥能力の再確認
このように、最初はできない困難なことでも周囲からスキルを学び工夫を取り入れることで、最後までやりきる力を持っています。
⑦仕事への活かし方
働く際も、つらくても途中で投げ出さず、最後までやりきって成果を出せます。
(438文字)
以下の記事では、アルバイト経験を自己PRで語る際のコツを業種別に例文付きで紹介しているので、是非参考にしてみてください。
例文3:「委員会」で責任感を自己PR
3つ目の例文は、学生時代の委員会で周囲がしっかりやらなくても、責任を持って自分自身はこなし、周囲にも協力してもらえるようになった点をアピールするものです。
200文字程度で作成しています。
①能力・長所 ②背景・きっかけ
私の長所は、図書委員で周囲の協力が無い状況でも仕事をやりきる中で身に付けた、最後まで役割を全うする点です。
Point:具体的にどのような能力があるのか説明しているところ
③問題意識・課題点
図書委員のメンバーのほとんどが書籍に興味がなく、役割を果たしてくれませんでした。
④アクション
私は、図書室を利用する人が不便に感じないように、一人で仕事をこなしていました。
Point:なぜ自分がその行動をとったのかの理由を含めているところ
⑤結果・変化
そんな私の姿を見て、仕事をさぼっていた図書委員も段々と協力してくれるようになりました。
Point:結果に結びついた要因を説明しているところ
⑥能力の再確認 ⑦仕事への活かし方
このように、一人でも責任感を持って割り振られた役割は最後までやり切ります。
(212文字)
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3.責任感を自己PRで語るときの注意点2つ
ここまで、責任感をアピールする自己PRの例文を3つ紹介しました。
7つの要素を抑えた自己PRを書くことで、ESや面接もスムーズにこなせます。
しかし、自己PRで責任感を語るときの注意点を抑えておかないと、完成度が下がりアピールの効果が不十分になってしまいます。
ポイントとしては次の2つです。
- 仕事をやりきることよりもルールや健康が大事
- 仕事のことばかり考え、ストレスを蓄積させない
順に説明していきます。
(1)ルールや健康を優先する
与えられた仕事を最後までやりきることは会社においても重要ですが、仕事を完遂するよりも優先すべきことがあります。
どんな仕事でもやり切ってくれる社員は心強いですが、どんな手段を取ってもいいわけではありません。
特に安全や健康を害するような方法や、会社で決められているルールを守らないことはいくら仕事をこなす為であったとしても許されません。
当たり前かもしれませんが、自己PRの際には仕事の完遂を最重要視するだけではなく、健康を害さずに決められたルールに則ってこなしていくことを伝えていきましょう。
(2)ストレスを蓄積させない
自己PRで責任感をアピールする際の2つ目の注意点は、ストレスを蓄積するタイプに感じさせないことです。
責任感は仕事をこなしていく上で重要な要素ではありますが、見方を変えると仕事をこなすことばかり考えてしまい、強いストレスを感じてしまうように捉えられてしまいます。
自己PRの中で責任感をアピールする際には、合わせてストレスを解消するようなリフレッシュ方法を持っていることも、合わせて伝えるのがおすすめです。
いくら仕事をこなしてもストレスを抱えすぎて体調を崩してしまっては、本人のためにも会社のためにもなりませんので注意しましょう。
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4.まとめ
この記事では、責任感を自己PRする際に含めるべき要素と例文、またアピールする際の注意点を紹介しました。
フレームワークを上手く活用することで、どんなテーマであったとしても、他の就活生に差をつけ採用担当者からの評価を上げられます。
この記事の内容を実践して、厳しい就職活動を順調にこなし、内定を勝ち取りましょう。
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