
【自己PR例文まとめ】能力・経験別26個と自己PRの必須要素7つ
「エントリーシートに書く自己PRの欄が真っ白…何をアピールすればいいの?」
「長所や強みはあるけど、どう書いていいか分からない」
自己PRの作成は避けては通れない道ですが、自分の強みを改めて考えるとなかなか浮かばないものですよね。
実はこの記事で紹介する7つの要素を活用すれば、簡単に自己PRの文章を作ることができるんです!
この記事では自己PRを作るのに必要な7つの要素、そして能力・経験別に例文を26個紹介します。
また自己PRがない方が自分の強みを見つける方法、通過率の高い面接での自己PRの回答のコツもご紹介。
ぜひ最後まで読んで、内定獲得間違いなしの自己PRを作りましょう!
目次
1.自己PRの書き方に必要な7つの要素
まずはエントリーシートでの自己PRの書き方を解説します。
なぜエントリーシートで自己PRが求められるのかというと、書類選考後の面接試験で質疑応答に使用するため。
記載した内容をもとに面接官が質問をして来ることが多いでしょう。
ここでしっかり自身の能力や長所を深掘りしておけば、いざ面接試験の前に慌てることもなくなります。
そのためには人事担当者の目に止まる自己PRを書くことが必要です。
作成の際には7つの要素を意識して文章を構成すると、説得力がありあなたの魅力が伝わりやすい自己PRを書くことができます。
- 能力・長所
- 背景
- 課題点
- アクション
- 結果・変化
- 能力の再確認
- 仕事への活かし方
冒頭であなたの長所や能力を述べ、そのスキルに基づいた背景を語ります。
実体験に基づいた根拠を述べることで説得力を高め、面接官にあなたの能力や長所が伝わりやすくなるでしょう。
ここから紹介する例文もこの要素を元に記述していますので、事前に頭に入れておいてくださいね。
詳しくは以下の記事で解説していますので、自己PRの書き方を完璧にしたい方は参考にしてください。
2.シチュエーション別自己PR例文集
ここからシチュエーション別の自己PR例文集を紹介します。
初めてエントリーシートを作成する場合、自己PRと言われてもどう書き出せば良いのか分からなくて手が止まってしまうものです。
この2つのシチュエーションに沿った自己PRの例文を紹介していきます。
(1)能力別自己PR例文集
まずは能力別の自己PR例文を紹介します。
あなたの能力や長所をあげて、そのスキルを入社後にどのように役立てていくかをアピールしましょう。
担当採用者や面接官は、あなたと初対面。
しっかりあなたの経験を語ることで、あなたのスキルを理解し入社後に会社に貢献できるか見極める材料を提示しましょう。
能力別の例文を21個紹介しますので、自己PR作りの参考にしてみてくださいね。
(2)経験別自己PR例文集
次は経験別自己PR例文集を紹介します。
部活やゼミ、サークル活動などの経験に基づいた自己PRを6つ紹介するので、ぜひ自身の経験と照らし合わせてみてください。
華々しい留学経験や大会での優勝歴がなくとも、面接官にあなたの強みをアピールすることができます。
課題や問題にあなたがどう取り組み、解決する道筋を見つけ出したが重要です。
そのことを踏まえて今から紹介する例文を読んでみてください。
3.自己PRが無い人が自分の強みを見つける方法3つ
自己PRが無い方のために、強みやエピソードを見つけやすくする方法をお伝えします。
自己PRが無い人は、「華々しい海外留学経験やサークルに所属していなかった…」と何を書けば良いか迷っているかもしれません。
しかしまず覚えておくべきは、自己PRはネタの強さで判断されるものではないということです。
企業は自己PRからあなたの人柄や能力を判断し、企業が求める人材とマッチするかを見ています。
決してあなたの経歴が華々しいものだったり、充実した学生生活を送っているかを見ているわけではありません。
それを踏まえ、改めて自己分析を行いあなたの強みを見つけやすくする方法を紹介します。
- 短所を長所に言い換える
- モチベーショングラフを活用する
- 周囲の人に長所を聞いてみる
順に解説します。
(1)短所を長所に言い換える
自己PRが無い人が自分の強みを見つける方法は短所を長所に言い換えることです。
人は自分の長所よりも短所の方が簡単に見つけられるもの。
まずは自分に欠けている所を書き出してみましょう。
- 飽きっぽい
- 優柔不断
- 頑固
- マイペース
- 協調性に欠ける
実は短所は全て長所に言い換えることができます。
例として以上の5つの短所は以下のような長所としてあなたの強みになるでしょう。
短所 | 長所 |
飽きっぽい | 好奇心旺盛 |
頑固 | 意志が強い |
優柔不断 | 慎重 |
マイペース | おおらか |
協調性に欠ける | 自分を持っている |
自分はアピールするポイントがないと思っていても、短所から長所を導き出すことができるのです。
そして言い換えた長所に応じてエピソードを思い返し、自己PR文章を作っていきましょう。
(2)モチベーショングラフを活用する
自己PRがない人が自分の強みを見つける2つ目の方法はモチベーショングラフを活用することです。
モチベーショングラフとは幼少期から今までの人生を折れ線グラフで振り返り、最高の時期に何があったか、何が嬉しかったのかを分析するグラフのこと。
先ほど紹介した短所の言い換えで強みは見つかったが、エピソードが思いつかない時にも活用することができます。
以上のようなグラフを用意します。
年齢ごとにあなたのモチベーションが低かった時期と悪かった時期を書き込んでいきましょう。
例としてこのグラフを参考にすると、受験の合格や大会で優勝など目標達成をした時にモチベーションが上がっています。
つまり学生のモチベーションはハードルを乗り越えること、逆に目標を達成すると急に熱が冷めてモチベーションが下がってしまうことも分かるでしょう。
このグラフを活用すると、長所は意志が固い、計画的に目標達成ができるなど強みが見つかります。
エピソードはグラフに書き出してあるので、強みと経験談を合わせた自己PRを作りやすくなるでしょう。
(3)周囲の人に長所を聞いてみる
自己PRがない人が自分の強みを見つける3つ目の方法は周囲の人に長所を聞いてみることです。
自分の長所は自分では気付きづらいものですが、家族や友人は案外あなたの良い部分を見てくれているもの。
長所と思った理由を深掘りして問いかけることで「いつ、どんな時にそう思ったのか」というエピソードも引き出すことができます。
自分のことを語ってもらうのは気恥ずかしいものですが、先ほど紹介した自己分析でもしっくりした答えが見つからない場合は周囲の人を活用しましょう。
その他にも、以下の記事で対策法を書いていますので心配な就活生は参考にしてください。
自己PRが書けない時に!自己PRジェネレーターを活用してみよう
自己PRを作成する際、伝えたいことは沢山あっても、文章で上手くまとめる自信がない就活生も多いはず。
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4.内定を勝ち取る面接での自己PRの答え方4つ
次に内定を勝ち取る面接での自己PRの答え方を紹介します。
- ベースはエントリーシートの自己PRでOK
- 面接で自己PRを聞く意図
- 好感度の高い話し方のコツ
- 面接で聞かれる自己PRの質問と回答例
面接では自己PRについて聞かれる質問がよく出題されます。
通過率の高い回答をするのに知っておきたいことを詳しく解説するので、頭に入れてから面接に挑みましょう。
(1)ベースはエントリーシートの自己PRでOK
面接での自己PRの答え方のベースはエントリーシートの自己PRの内容で問題ありません。
すでに自己分析が出来ている部分なので、比較的スムーズに話出していけるでしょう。
ただし文章に書くのと口で話すのは違うので、事前に練習をして長くならないよう簡潔にまとめておくことが必要です。
自分の言葉で分析したあなたの強みを面接官に伝えましょう。
(2)面接で自己PRを聞く意図
面接官が学生に自己PRを聞く意図はこの3つ。
- 学生の長所や能力が入社後も活かせるか
- 思考・行動のプロセス
- 人となり・価値観
意図を理解しないまま回答すると、せっかくのあなたの強みが面接官に伝わりません。
「なぜこの質問をするのか」を意識して回答することが必要です。
#1:学生の長所や能力が入社後も活かせるか
面接官が自己PRを質問する意図は学生の長所や能力が入社後も活かせるかをチェックするためです。
企業があなたを採用するのは、会社に貢献でき利益をもたらす人間と判断した時。
採用した後に能力や長所が活かせないと、モチベーションの低下に繋がりますし、早期に退職してしまうこともあるからです。
そのため事前の企業や職種についての研究は必須。
あなたの能力や強みを企業や職種の業務を結びつけ、入社後にあなたが会社にメリットをもたらすことのできる人間だとアピールしましょう。
#2:思考・行動のプロセス
面接官が自己PRを質問する2つ目の意図は思考・行動のプロセスを確認するためです。
あなたが面接で回答する強みや能力が一過性のものでないかをチェックする意図があります。
学生が能力や強みを入社後も再現して発揮しなければ、採用した意味がなくなりますよね。
そのためエピソードのなかで問題に立ち向かって解決した、という結果ではなく、問題解決策を編み出した思考や行動が大事なのです。
面接官に自己PRをするときは、あなたの思考や行動の過程が伝わるようにエピソードを簡潔にまとめて話しましょう。
#3:人となり・価値観
面接官が自己PRを質問する3つ目の意図は人となり・価値観を見極めるためです。
あなたの価値観が企業の社風に合わなければ、入社後気まずい思いをするでしょう。
さらに会社に貢献し、向上心を持って業務にあたる人物でなければその後の成長が見込めません。
面接では自己PRの派生の質問として「あなたがストレスを感じるのはどんな時か」などの質問がされることがあります。
これはあなたのストレス耐性の強さ、及びストレスを感じる環境への対処の仕方を見るもの。
面接官があなたの性格や価値観を理解できるように回答を組み立てましょう。
(3)好感度の高い話し方のコツ5つ
次に面接で好感度の高い話し方のコツも覚えておきましょう。
- 語尾まではっきりと発音する
- 口癖を挟まない
- 抑揚をつける
- 目を見て話す
- 無駄な動作をしない
話し方によっても面接官のあなたへの印象は変化します。
面接官にあなたの自己PRの内容がしっかり伝わるように5つのポイントに注意しましょう。
#1:語尾まではっきりと発音する
1つ目の好感度の高い話し方の1つ目のコツは語尾まではっきりと発音することです。
尻すぼみの話し方は自信がない印象を与え、自己PRの内容が真実なのか疑いを与えることがあります。
また語尾を伸ばすとだらしがない印象を与えるので、語尾はしっかり言い切りましょう。
語尾を短く、「〜です・〜ます」とはっきり言い切ってください。
#2:口癖を挟まない
好感度の高い話し方の2つ目のコツは口癖を挟まないことです。
人の口癖は一度気になると止まらず、あなたの自己PRの内容が頭に入ってこなくなるからです。
また話が聞き取りづらくなり、冗長な印象を与えます。
面接の時間は有限ですから、無駄な口癖で時間を浪費しないように気をつけましょう。
例えば「まぁ」「その」など、次の言葉を考える間に無駄な言葉を発する人が多いです。
口癖は自分で気付かないことが多いので、人にチェックしてもらうか、面接の練習を録音してみてください。
#3:抑揚をつける
好感度の高い話し方の3つ目のコツは抑揚をつけることです。
同じトーンでずっと話をしていると、どこがこの回答の中で一番アピールしたいポイントなのか伝わりません。
あなたの強みを伝える部分、また思考や行動のプロセスの部分は大きめに話すなど抑揚をつけましょう。
一度面接の回答を作った上で、どこを印象付けたいか考えて話し方を工夫してみてください。
#4:目を見て話す
好感度の高い話し方の4つ目のコツは目を見て話すことです。
面接官から目をそらして話すことは自身のない現れと見られ、自己PRの内容に不信感を与えます。
緊張のあまり目を見るのが難しければ、面接官の眉間やネクタイ辺りを見ると良いでしょう。
面接官の目をまっすぐに見て話すと、あなたが熱意を持って面接に挑んでいるという好印象を与えられます。
可能な限り面接官の目を見て話すように努力してください。
#5:無駄な動作をしない
好感度の高い話し方の5つ目のコツは無駄な動作をしないことです。
面接官は話の内容よりもジェスチャーに注目してしまいます。
特に悪印象なのが緊張のあまり髪や顔を触ったり、足をせわしなく動かすのはやめましょう。
話の内容とあなたの顔だけに注目が集まるよう、それ以外の要素は不要です。
無意識に手足を動かす癖がある可能性があるので、録画をして自分の話している最中の様子をチェックするのがオススメ。
またカメラの前では意識が出来ても、人を目の前にすると癖が出る可能性があるので友人や家族の前で面接の練習を行っておきましょう。
(4)面接で聞かれる自己PRの質問と回答例
面接で聞かれる自己PRの質問と回答例を紹介します。
ストレートに「あなたの長所はなんですか?」という質問以外に、派生した質問が来る可能性があります。
回答に困ってオロオロする前に、どのような質問があるのか把握しておきましょう。
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5.まとめ
エントリーシートや面接で頻出の質問である自己PRの書き方や例文、面接での話し方を紹介しました。
自己PRはあなたが入社後どのような活躍をするか面接官に示すもの。
自己分析はもちろん、企業研究や業種に紐付けることを意識することで面接官の心に刺さる内容を作ることができます。
またアピールすべき強みがない、と言う方は今回紹介したグラフや短所の言い換えを活用して下さい。
今回紹介した内容を参考にして自己PRを作れば、きっと第一志望の内定を獲得できますよ!