
就活の自己PRで笑顔を効果的にアピールするには?例文と注意点も解説
- 「笑顔を自己PRしたいけれど、いまひとつ具体的にアピールできない」
- 「笑顔をアピールするには何に気をつければいいんだろう?」
- 「具体的なアピール例やコツを知って、周りと差別化できるようになりたい」
そうお悩みではないでしょうか。
笑顔は自己PRに不向きと思われがちですが、効果的に伝えられれば、高いコミュニケーション能力をアピールできます。
この記事では、自己PRで笑顔を伝える時に活用できるフレームワークやその例文、アピールするときの注意点についてお伝えします。
本記事を読めば、自己PRで笑顔を伝えるための効果的な方法が分かり、面接官の印象に残りやすくなりますよ。
目次
自己PRで笑顔を伝えるには一工夫が必要
自己PRで笑顔を伝えるには、そのまま話すのではなく、一工夫が必要です。
そもそも、笑顔は協調性や主体性といった「個人の性格」ではなく「見た目や表情」なので、就活の自己PRとして伝えていいのか、不安になりますよね。結論、自己PRで笑顔を伝えても大丈夫です。
もう一工夫して、言い換え表現なども交えて伝える必要があります。もう一工夫とは、この後紹介するフレームワークを活用することです。
伝え方次第で笑顔も十分な自己PRのポイントとなるので、自己PRで笑顔をアピールしたい方は、このあと紹介する内容を参考にしてみてください。
自己PRで笑顔をアピールするときのフレームワーク
ここでは、自己PRで笑顔を語るときに有効なフレームワークを紹介します。
このフレームワークを使えば、誰でも簡単に自己PRを作れるようになりますよ。
そのために、自己PRには次の7つの要素を含めましょう。
- 能力・長所
- 背景・きっかけ
- 問題意識・課題点
- アクション
- 結果・変化
- 能力の再確認
- 仕事への活かし方
上の7つの要素を順番に含めて自己PRを作ることで、面接官にあなたの魅力が伝わり、入社後の活躍イメージを持たせることができます。
自己PRの効果的な作り方に関しては、以下の記事で紹介しているので参考にしてください。
笑顔の自己PR例文3選
先程は、自己PRで笑顔をPRするときのフレームワークを紹介しました。
次に、笑顔の自己PR事例を3つ紹介します。
それぞれ解説するので、自分で笑顔の自己PRを作る際の参考にしてみてください。
例文1:部活で笑顔を身につけた自己PR
1つ目の例文は、部活で笑顔を身につけた場合を紹介します。
①能力・長所
私は笑顔と前向きさでチームの雰囲気を変える力があります。
②背景・きっかけ
この能力は、中学3年のバスケットボール部チームのムードメーカー行動する過程で身につけました。
③問題意識・課題点
先輩方が引退した際、それまでモチベーションの高い人が少なく、大会でも1回戦敗退が当たり前の状態でした。
④アクション
私はそんな中でも、勝つことの楽しさを知ってほしいと思い、チームのムードメーカーとして2つの行動をしました。
Point:なぜ自分がその行動をしたかその動機を含めているところ
1つ目は、人の良いところを見つけ褒めることです。ちょっとしたことでも褒めることでみんなが自信をつけているのを実感しました。2つ目は練習のメリハリをつけることです。
練習の時、真面目にするべき時はふざけないよう注意しつつも、休憩の時には全力で楽しむことを意識しました。この結果オフの時でもチームで遊びに行けるほど関係がよくなりました。
⑤結果・変化
この取り組みの結果、3年生の夏にチームはベスト4の成績を獲得できました。
Point:ただ楽しんだだけで終わらせず、成果を具体的に説明している。
⑥能力への再確認
このように、周囲の良いところを観察し、チーム全体を良い関係にできることが私の強みです。
⑦仕事への活かし方
働く際にも、周りの良いところをうまく生かしながら、目標達成できるよう貢献いたします。
(439字)
例文2:アパレルのアルバイトで笑顔を自己PR
2つ目の例文は、アパレルのアルバイトで笑顔を身につけた例を紹介します。
①能力・長所
私はどんな時でも、笑顔で接客できることが強みです。
②背景・きっかけ
この能力はアパレルでのアルバイトで身につけました。
③問題意識・課題点
アルバイトを始めてすぐの頃は店長から怒られることが多く、暗い顔で接客していることも多くありました。
④アクション
「辛い時でも笑うことが大事」とある先輩に言われたことをきっかけに、私は鏡の前で笑顔を作り、人から良い印象を持ってもらえるように努めました。その結果、お客様の反応もよくなり、お店の売り上げにも貢献できるようになりました。
Point:自分が得た気づきと行動の変化を具体的に説明している
⑤結果・変化
辛い時こそ笑顔でいるようにすることで、自分も周りも前向きにできることを学びました。
⑥能力への再確認
このように、辛いときでも笑顔で前向きに働けるよう工夫できるのが私の強みです。
⑦仕事への活かし方
働く際にも、その人の発言の意図をしっかりと考え前向きに取り組むことで、会社に貢献できるよう努めます。
(317字)
例文3:居酒屋のアルバイトで笑顔を自己PR
3つ目の例文は、居酒屋のアルバイトで笑顔を自己PRする例を紹介します。
①能力・長所
私は笑顔で人を楽しませることが得意です。
②背景・きっかけ
この能力は、居酒屋のアルバイトの接客で身につけました。
③問題意識・課題点
そのお店は30代のサラリーマンが多く、時折無茶振りをされることも少なくありませんでした。
④アクション
YouTubeなどで笑いの研究をしながら、笑顔で臨機応変に対応するよう努めました。
⑤結果・変化
その結果「笑顔のあなたがいたからこの店に来る」と言われるほど、お客様から好かれる存在になりました。
⑥能力への再確認 ⑦仕事への活かし方
このように、お客様が笑顔になれるよう研究できることが私の強みです。
Point:能力の再確認と仕事への活かし方を1文にまとめコンパクトにしている。
(194字)
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笑顔を自己PRでアピールするときの注意点4つ
ここまで笑顔を自己PRした事例を3つ紹介しました。
7つの要素を踏まえて、自分の経験を整理することで、笑顔を効果的にPRできるようになります。
しかし注意すべき点もあり、この点を踏まえないと笑顔をうまくPRできないばかりか、マイナス印象を与えることもあります。
具体的には、以下の4点を意識しましょう。
笑顔をアピールするからには、面接以外の場面でも笑顔ができているかは大切なので、その点は念頭に置きましょう。 それぞれ詳しく説明します。 自己PR笑顔をアピールしたいなら、履歴書の写真も笑顔になっているか確認しておきましょう。 履歴書は、採用担当者が初めてあなたの顔を見るタイミングです。つまり、履歴書の写真であなたの第一印象が大きく左右されるといえます。 逆に、第一印象が「真面目そうな学生」だったのに笑顔をアピールされると、採用担当者に違和感を与えるかもしれません。 自己PRで笑顔をアピールしない場合は、真面目な表情の写真でも問題ありません。しかし、笑顔をアピールするなら硬すぎる表情になっていないか、写真をチェックしてみてください。 笑顔をPRする場合、面接中は意識して笑顔でいるよう心がけましょう。 笑顔をPRしているのに、笑顔ではない場合そもそもの説得力がなくなってしまいます。 本当にずっと笑顔でいられるのか、面接官から圧迫される可能性もあるため、笑顔を意識的に崩さないよう心がけることは大切です。 笑顔をPRするのがあまり効果的ではない会社もあります。 逆に接客業や営業職など、笑顔でいることが良い印象を与えられる場合には笑顔をPRポイントにする効果が期待できるでしょう。 笑顔をPRする場合、周りに影響を与えた事例をPRしましょう。 周りに良い影響を与えられた事例をPRすることで、あなたが笑顔でいることが会社に利益を与えることを知ってもらう必要があります。 先ほどの例であげた自己PRでは、具体例として以下のように伝えていました。 周りに良い影響を与えたエピソードや、周りからそう言われた経験はないか、一度探してみましょう。 自己PRで笑顔を伝えるときは、以下の5つのポイントを抑えておきましょう。 ここからは、自己PRで笑顔を伝える際のポイントを紹介していきます。 面接時はまず、結論から伝えましょう。結論から伝えることで、自分が最も伝えたいことが面接官の記憶に残りやすくなります。 まず結論を伝え、理由・具体例・結論の順に伝える方法をPREP法といい、プレゼンやビジネスシーンなどでも利用されています。 このPREP法のメリットは、分かりやすく簡潔に自分の意見を相手に伝えられること。会社で働くと、分かりやすく簡潔に伝えるスキルは非常に重要です。 PREP法は文章でも会話でも使える方法なので、普段から意識して使ってみてくださいね。 自己PRを伝えるとき、笑顔という言葉だけでは説得力に欠けてしまうので、笑顔をさまざまな言葉に言い換えるのが有効です。 たとえば、「笑顔が素敵な学生」よりも「笑顔が素敵で協調性に長けている学生」のほうが、採用担当者の印象は良くなります。 以下で笑顔の言い換え表現の一部を紹介しますので、参考にしてみてください。 笑顔だけでない、自分に合った言い換え表現を見つけておきましょう。 ただ「笑顔が長所です」とだけ話しても、「どうしてそう思ったの?」という疑問が必ず面接官に生まれます。 そのため、「どんな場面で笑顔がアピールポイントだと感じたのか」具体的なエピソードを考えておきましょう。 笑顔が褒められた経験や、笑顔を絶やさないことを意識するようになったきっかけが、きっとあるはずです。 自分の強みが笑顔だと感じたきっかけを探してみてください。 笑顔を活かした成果や工夫した行動があれば、エピソードと一緒にアピールしましょう。 先ほど紹介した自己PR事例を参考にすると、以下のような表現は笑顔を活かした立派な成果です。 そうすることで説得力が高まり、「笑顔がアピールポイント」だとイメージしやすい自己PRになるでしょう。 エピソードを話したらそこで終わりではなく、笑顔を活かしてどのような成果が生まれたのかまで、伝えることを意識してみてください。 自分の強みが笑顔だと伝えたら、その強みが具体的に仕事でどう活かせるのか伝えましょう。 企業が採用したいと思うのは、入社後に活躍してくれる人材です。笑顔をどのように仕事に活かせるかイメージできれば、面接官に「採用したい」と思ってもらいやすくなりますよ。 具体的に仕事でどう活かせるのか、一例を紹介します。 笑顔は協調性やコミュニケーション能力など、幅広い可能性を秘めた言葉です。アピールポイントの笑顔が具体的に仕事にどう活かせるか、ぜひ考えてみてください。 自己分析に時間をかけすぎていませんか? 自己分析で大事なのは、“企業が求める能力と自分の能力が合っているかどうか”を判断することです。 自分にどんな強み・能力があるかを素早く正確に把握できるのが、スカウト型就活サービスを提供しているOfferboxのAnalyze U+という機能です。 Analyze U+は、自己分析の精度が高いのはもちろん、その結果に興味をもった企業からスカウトが届きますよ。 実際に、プロフィールを80%以上入力した学生のオファー受信率は、93.6%!5分で登録できるので、今すぐ登録して自分の強みを把握するようにしましょう。 \無料で自己分析/ この記事では、笑顔を自己PRするときに含めるべき例文や、PRするときに注意すべき点について紹介しました。 まずは、効果的な自己PRを作る必要がありますが、その際にはAnalyze U+を活用すればスムーズにできるはずです。 笑顔を自己PRするには、接客業などの笑顔が活かせる業種で周りに良い影響を与えられることを伝えることが大切です。 この記事で紹介したフレームワークを活用し、面接官に笑顔を効果的にアピールしましょう!1.履歴書の写真も笑顔になっているか確認する
2.面接中笑顔でいることを心がける
3.笑顔を自己PRするのが効果的ではない業界もある
4.具体例は周りへの影響を意識する
自己PRで笑顔を伝える際のポイント5つ
1.結論から伝えて話を分かりやすくする
2.笑顔を他の表現に言い換える
3.笑顔を活かした具体的なエピソード
4.笑顔を活かした成果や工夫した行動をアピールする
5.具体的に仕事でどう活かせるかせるのかを伝える
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