GPAとは?実際重要なの?就職活動に与える影響についても解説

GPAとは

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  • 「GPAって一体なんなのだろう?」
  • 「自分のGPAを調べたいのだけど、どうすればいいのかな?」

GPAという言葉を最近知ったあなたは、その意味や調べ方について気になっていませんか?

結論から述べると、GPAとは成績評価制度の一種で、国内大学の実に92%が導入しています。

この記事では、そんなGPAの算出方法や平均値、重視している企業の多さについて解説します。

記事の後半では、企業がGPAを求めるようになった理由についても解説しているので、これを読めばGPAの重要性が理解できますよ!

なお、一般的に学業は就活でのアピールに使えないと思われがちですが、工夫次第では自己PRとしても活用可能です。

以下の記事では、その具体的な方法を解説しているので、「自分の成績を活かしたい!」という方はぜひ参考にしてくださいね。

目次

GPAとは?国内大学の93%が導入している成績評価制度!

冒頭でも述べたとおり、GPAとは簡単に言えば成績評価制度の一種です。

もともとはアメリカの大学などで使われていた制度で、日本でも1998年頃から普及化が進み始めました。

それまでの日本の大学では画一的な評価制度を持っておらず、学生の成績を客観的に評価するのが難しかったのですね。

また、2005年段階での導入率はわずか35%しかありませんでしたが、文部化科学省が2018年に行った調査によると、国内大学の実に92%がGPAを導入するに至っています。

引用:文部科学省『国内大学のGPAの算定及び活用に係る実態の把握に関する調査研究報告書』

上記のとおりで、むしろ導入していない大学を探すほうが難しいほど、GPAは一般化されています。

GPAの算出方法

GPAの算出方法

GPAを算出するための算出方法は、以下のとおりです。

(Aの単位数×4+Bの単位数×3+Cの単位数×2+Dの単位数×1)÷総単位数=GPA

ここでは、公式サイトで非常にわかりやすく紹介されている桜美林大学を例に見ていきましょう。

桜美林大学では、A〜Fまでの5段階評価がなされており、「A」に4.0、「B」に3.0、「C」に2.0、「E」に1.0、「F」に0が付与されます。

引用:桜美林大学『GPA制度』

まず、自分が獲得した科目の単位数とGPを掛け算し、1科目あたりのポイント数を算出します。

たとえば、キリスト教入門の場合、2(単位数)×3.0(成績B)で6.0ポイント獲得という計算になりますね。

その後、獲得ポイントの合計を単位数で割り算すれば、GPAが導き出せます。

1.GPAを算出する際は「成績の表示形式」と「付与されるGPの値」に気をつけよう!

GPAを算出する際は、以下の2つに気をつける必要があります。

  • 大学によって成績の表示形式が異なる
  • 大学によって成績ごとに付与されるGPの値が異なる

たとえば桜美林大学では、最高評価を「A」としていますが、京都大学での最高評価は「A+」です。

また、桜美林大学での「A」はGP4.0に換算されますが、京都大学での「A+」は4.3に換算されます。

このように、大学によって成績表示や付与されるGPが異なるため、自分の大学ではどのようなGPA制度が導入されているかを調べてみましょう。

2.GPAを計算する場合は、ツールを使うのがおすすめ!

「自分の大学のGPAはわかったけど、実際に計算するのが面倒…」という方はCASIOが運営するサイトkeisanを使うのがおすすめです。

こちらで紹介されている『K大学GPA計算』では、自分の成績ごとの単位数を打ち込むことによって、GPAを簡単に算出できます。

引用:keisan『K大学GPA計算』

成績の表示形式は秀〜不の5段階評価で、最高評価の「秀」にはGP4.0が付与されています。

登録やダウンロードは不要なうえ、利用料も無料なので、実際に自分のGPAがいくつなのか調べてみてはいかがでしょうか。

GPAの平均値は2.7

GPAの平均は、大学によって大きく異なります。

たとえば、先ほども紹介した桜美林大学の2018年度平均GPAは2.49でした。

引用:桜美林大学『桜美林大学 Fact Book 2019』

これに対し、駒沢大学の2018年度平均GPAは2.04でした。

引用:駒沢大学『2018年度学修成果(正課授業における単位取得状況)』

このように、GPAの平均は大学によって大きく異なるため、まずはあなたが通っている大学の平均GPAを調べてみましょう。

ちなみに、2008年にベネッセが行った調査によると、当時の大学生の平均GPAは2.7でした。

引用:ベネッセ教育総合研究所『大学生の学習・生活実態報告書』

もし、「自分の大学の平均GPAがわからない」という方は、この2.7という数値を基準にしてくださいね。

GPAを重視している企業は少ない

先ほども紹介した文部科学省の報告書では、大学を対象としたGPA導入理由のアンケートも行われています。

引用:文部科学省『国内大学のGPAの算定及び活用に係る実態の把握に関する調査研究報告書』

このアンケート結果によると、GPAの導入理由に「企業から求められることが多いから」と回答した大学は、わずか14.9%しかありませんでした。

これは、GPAを重視する企業が少ないことの裏返しだといえるでしょう。

また、リシュ活が行った調査によると、「採用選考で学業を重視していると感じた企業の割合は?」という質問に、「なし〜1割」と回答した学生は51.6%でした。

引用:リシュ活『2019年新卒採用における履修履歴活用実態調査結果』

これもGPAを重視する企業が少ないことの証拠だといえますね。

ただし、この調査にも表れているとおり、学業を重視する企業は年々増加する傾向にあります。

そのため、「これから卒業する自分にとっては、無関係でないかもしれない」と頭の片隅に留めたほうがいいでしょう。

なお、GPAを重視する企業が少ない理由は、以下の記事で解説しています。

企業がGPAを求めるようになった理由

企業がGPAを求めるようになった理由としては、以下の3つが挙げられます。

企業によって理由は様々でしょうか、共通していえるのは「就活生を多角的に評価したいから」というものでしょう。

前述のとおり、以前までの日本の大学は評価制度が統一されていませんでした。

しかし、GPAの普及が進んだことにより、学生の成績も参考材料として信頼に足るものへと変化したわけです。

1.卒業できるかどうかの判断材料にするため

企業がGPAを求めるようになった理由1つ目は、卒業できるかどうかの判断材料にするためです。

新卒採用において、内定者が留年することは企業にとって大きな損失です。

内定者が卒業できなければ、そのまま内定取り消しにせざるを得ず、これまでの労力がすべて水の泡になりかねないからです。

そのため、採用担当者は「この学生はきちんと卒業できるのだろうか…?」という不安を常に抱えているのですが、これを確かめるためにGPAは使われます。

また、大学によっては卒業要件に最低GPAを設けていることもあるため、不安な方は大学のシラバスをチェックしましょう。

2.きちんと学業に取り組んでいたのか確かめるため

2つ目は、きちんと学業に取り組んでいたのか確かめるためです。

こちらは1つ目の理由に近いものがありますね。

そもそも、真面目な学生ほどGPAを意識する傾向にあるため、数値を見ることによってその人の誠実さを判断することができます。

また、落とした単位が多いと「この人は仕事で困難に直面した時に投げ出してしまうかもしれない」と判断される恐れがあるので注意しましょう。

3.学生を足切りするため

3つ目は、学生を足切りするためです。

そもそも足切りとは、企業が求める水準に満たない学生を早い段階で除外することを指します。

一般的には学歴フィルターなどが有名ですが、実はこのGPAも足切りの参考材料として使われることがあります。

というのも、応募者が集まりやすい大企業では、すべての学生を逐一評価することが難しいからですね。

そのため、あらかじめ学歴や成績などのボーダラインを設けておき、その水準に満たない学生を足切りすることで優秀な学生に充てる時間を増やす目的があるわけです。

学歴フィルターや乗り越え方については、以下の記事で解説しているので、参考にしてください。

GPAと並んで重要視されている履修履歴

GPAと並んで重要視されている資料に、履修履歴が挙げられます。

履修履歴とは簡単にいえば、その学生が履修した講義や単位数、評価が記載されたデータのことです。

一見すると、GPAだけで足りるように思われるかもしれませんが、履修履歴のチェックには以下のメリットがあります。

履修履歴をチェックするメリット

  • その学生がどんなことに興味を持っているのかがわかる
  • その学生の行動基準がわかる

たとえば、先ほど例に出した桜美林大学では、「キリスト教入門」や「心理学」といった人の心を対象とした講義を履修していました。

引用:桜美林大学『GPA制度』

もちろん、こういった情報はGPAでも多少は明らかになりますが、履修履歴はさらに「その人のやりたかったこと」を示すものとなっています。

つまり、GPAではわかりにくかったその学生の「人柄」が現れやすいわけですね。

GPAの低さに悩んでいる人はガクチカをアピールしよう!

  • 「GPAって思ったよりも重要ではないみたいだね」
  • 「でも万が一、志望先でGPAを尋ねられたらどうしよう……」

GPAの低さに悩んでいる人は、このような悩みを抱えているのではないでしょうか。

しかし、そもそもGPAとは学生を評価するための材料の1つでしかありません。

つまり、ほかにアピールすることさえ用意できれば、GPAの低さを補うことができるわけですね。

このアピール内容としておすすめなのが、ガクチカです。

ガクチカとは、「学生時代に力を入れたこと」の略で、主に以下のようなことをアピールします。

ガクチカの例

  • 「私はITと英語の勉強に力を入れました」
  • 「私が学生時代に打ち込んだことはアルバイトです」
  • 「大学3年生の時にボランティアに打ち込みました」

ポイントは、自分が培ってきたことだけではなく、価値観や人柄などもアピールできること。

しかも、「GPAが低いのはガクチカを頑張っていたからです」とフォローできるため、まさに一石二鳥だといえるでしょう。

ガクチカの詳しいエピソード作りや伝え方は、以下の記事で解説しているので、これを読めばGPAに関する悩みを解消できますよ!

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まとめ

GPAは、国内大学の92%が導入している成績評価制度ですが、その一方で重視している企業は極めて少ないといえるでしょう。

しかし、最近では履修履歴という形で、就活生の価値観や人柄を把握しようとする動きが表れています。

そのため、今後は就活のみならず、学業のほうにも気を払う必要が出てくるでしょう。

もし、「忙しすぎて、ESがなかなか提出できない…」という方は、逆求人型の就活サービスもおすすめです。

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