
【納得内定】冬採用を行う企業の特徴や探し方、成功に導くための必須対策を解説
- 就活は行っていたけど、内定がもらえずここまで来てしまった……
- 内定は持っているけど納得いかない。今から就活をやり直したい
- 公務員を受けていたけど結果が出ず、民間企業に変更したい
このように大学4年の12月時点で内定が決まらないと悩んでいて、冬採用のチャンスを掴みたいと考える人もいるでしょう。
冬採用は学生にとって卒業までのタイムリミットも近く、厳しい面があるのも事実。
冬採用で内定のチャンスを掴むには、冬採用の特徴やポイントをしっかり理解しておく必要があります。
そこでこの記事では、冬採用を実施する企業の特徴や探し方、内定を獲得するための対策、気を付けるべき注意点について解説します。
この記事を読めば、冬採用を行っている企業を探す方法がわかり、成功するためにすぐ動き出せるようになりますよ。
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目次
冬採用とは12〜3月にかけて行われる採用活動のこと
就活において冬採用とは、12〜3月にかけて行われる採用活動のことです。
冬採用は、春採用や夏採用、秋採用とは異なる特徴があるので、早速見ていきましょう。
企業数が圧倒的に絞られる
冬採用では、他の時期に比べて採用活動を継続している企業数が、圧倒的に少なくなります。
ほとんどの企業は内定式までに新卒採用を終えるようスケジュールを組んで、採用活動を行うからです。
採用ハードルが上がる
冬採用は他の時期と比べてハードルが上がり、決して受かりやすいとはいえません。
冬採用の倍率は企業によって異なるので、明確にはわかりませんが、目安としては以下のように算出できます。
就活生全体を40万人と考えると、2021年12月時点で就職活動を続けているのは4.8%の19,200人と計算できます。
また、2022年11月時点の積極採用中の企業は3,700社(※1)でした。
※1)マイナビ2023参照
大卒者の有効求人倍率は1.5倍程度なので、冬採用のハードルは他の時期と比べて高いといえるでしょう。
選考フローが短くなる
冬採用の選考フローは通常の選考と比べて短いことも特徴です。
卒業までの時間が短く、企業も早く人材を確保したいと考えているので、選考フローが短くなっています。
そのため、エントリーしてから内定までは通常よりスピーディーに進んでいきますよ。
冬採用では、早め早めの行動を心がけて内定獲得を掴みましょう。
冬採用を実施する企業の特徴3つを紹介
なぜ就活終盤の冬まで採用を継続しているのでしょうか?そこで、冬採用を行っている企業の特徴を紹介します。
- 内定辞退者が出てその補充を行いたい企業
- 採用予定人数が足りなかった企業
- 戦略的に採用を行っている企業
冬採用を実施する企業の特徴が理解できれば、隠れ優良企業を見つけやすくなりますよ。
それぞれ解説します。
1.内定辞退者が出てその補充を行いたい企業
内定辞退者が想定より出てしまい、その補充を行うために冬採用を行うケースが多くあります。
採用予定人数に達したけれど、予想以上に内定辞退者が多かった場合ですね。
上記のような企業は働く環境が悪いわけではなく、ライバルより少しだけ人気がないだけなので、狙い目の企業といえます。
2.採用予定人数が足りなかった企業
企業は採用予定人数と採用基準を満たすように採用活動を行いますが、予定した人数を集められなかった場合、冬採用を行います。
人手が足りず大量に人材を採用する企業や、知名度の低い企業が行っている場合が多いです。
冬採用を行っている企業=ブラック企業と決めつけず、優良企業を見極めて積極的に応募していきましょう。
3.戦略的に冬採用を行っている企業
冬採用を実施している企業の中には、戦略的に採用を行っている企業もあります。
このような企業はより優秀な人材を採用できることを期待して、一年を通して採用を継続しているのです。
そのため、事前に企業の評判などを見て見極めるようにしましょう。企業の評判を見るためには、「エンライトハウス」や「OpenWork」などを活用してみてください。
注意点として、口コミサイトは退職者や転職検討者の投稿が多く、ネガティブなバイアスがかかっているので、鵜呑みにし過ぎないようにしましょう。
ただし、口コミの多くがネガティブな場合は、避けたほうが無難です。
冬採用を実施している企業の探し方5つ
冬採用を実施している企業の探し方を5つ紹介します。
- 就活ナビサイトでチェックする
- 中小規模の合同企業説明会に参加する
- キャリアセンターに相談してみる
- 逆求人型の就活サービスを利用する
- 新卒向け就活エージェントを利用する
ぜひ、自分に合う方法で探してみてください。
もし一人で就活を行うのが難しいと感じたら、就活エージェントにサポートしてもらいましょう。
それぞれ解説します。
1.就活ナビサイトでチェックする
冬採用の実施する企業を探すために、マイナビやリクナビなどの求人サイトを利用するのは有効な方法です。
大手の就活ナビサイトのほうが、多くの求人を載せているので、冬採用を実施している企業をより多く見つけられますよ。
マイナビやリクナビでは、冬採用の時期になると「冬採用の企業特集」を組んでくれているので、ぜひ活用してみてください。
また、ナビサイトだけでなく企業のホームページを直接見て探すのもいいでしょう。
2.中小規模の合同企業説明会に参加する
中小規模の合同企業説明会に参加して、冬採用を実施する企業を探すのも良い方法です。
冬採用の時期は就活終盤で多くの参加者が見込めないため、大規模な合同企業説明会は開催されません。
参加企業に興味のない企業があったとしても、実際に話を聞いてみたら魅力的だったということもあります。
いろいろな企業の話を聞くことで、自分が興味のある分野や企業に求める条件がはっきりする可能性もあるので、ぜひ参加することをおすすめします。
3.キャリアセンターに相談してみる
各大学にあるキャリアセンターに相談して、冬採用を行う企業を探すのもいいでしょう。
それぞれの大学には、学生に向けて無料で就職をサポートしてくれるキャリアセンターが必ずあります。
就活に関する悩みを聞いてくれたり、書類添削、模擬面接などの対策を手伝ってくれたりなど、さまざまなサービスを無料で行ってくれます。
企業は求人サイトや就職エージェントだけでなく、「ここの大学の学生を採用したい」と思う大学にも求人を出しているもの。
4.逆求人型の就活サービスを利用する
逆求人型とは、企業側からあなたに「選考を受けてみませんか」とスカウトが来るタイプの就活サイトのことです。
企業からスカウトという形でオファーが来るため、冬採用を実施している企業を探す手間が省けますよ。
逆求人型就活サービスにはさまざまな種類がありますが、中でもOfferBox がおすすめ。
OfferBoxでは、大手からベンチャーまで幅広い企業からオファーが来ます。
自己分析ツールのようなプロフィールの作成支援機能も充実しているため、オファー数を増やせるでしょう。
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5.新卒向け就活エージェントを利用する
就活エージェントは、プロの就活アドバイザーがマンツーマンであなたをサポートしてくれるサービスです。
しかし、「就活エージェントといっても多くてどれを選べばいいかわからない」という人もいると思います。
選び方に悩んでいるなら、「就活キャリア」を利用してみませんか?
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冬採用で内定を獲得するための対策4つ
冬採用で内定を掴むための対策を4つ紹介します。
- 今就活を行っている理由を明確に説明できるようにする
- 面接までに就活の軸を定めておく
- 業界・企業選びの幅を広げる
- 志望動機を磨いて面接に臨む
倍率の高い冬採用で内定を得るには、きちんと対策・準備することが大切です。
では、それぞれ解説します。
1.今就活を行っている理由を説明できるようにする
企業からの「なぜこの時期(冬採用)まで就活をしているのか?」という質問に対して、スムーズに説明できるようにしましょう。
そのため、あらかじめ回答を考えておき、その疑念を払拭させることが面接通過に必要です。
正直に答えることが大事ですが、「単に内定が取れずに今も就活を続けている」といったネガティブに聞こえる回答は、避けましょう。
上記の理由の場合、「納得できるまで就活を続けたいから」といったポジティブな印象を与えるような回答を準備してください。
2. 面接までに就活の軸を決めておく
倍率の高い冬採用を勝ち抜くためには、就活の軸を明確にすること、すでに決まっている人は就活の軸を見つめ直すことが重要です。
就活の軸に沿って志望動機を作ることで、説得力を持たせられるうえ、自分自身も志望動機を作成しやすくなるメリットがあります。
その結果、どこの企業からも内定がもらえないといった状況に、陥りやすくなってしまいかねません。
就活の軸を明確にしてから企業選びを行い、あなた自身の魅力的な志望動機を伝えて内定を獲得していきましょう。
就活の軸の決め方がわからない人は、こちらの記事で就活の軸の決め方や業界別の軸について紹介しているので、参考にしてみてください。
3.業界・企業選びの幅を広げる
少数の企業に絞りすぎるのではなく、業界・企業選びの幅を広げて受けることも重要です。
冬採用は一企業あたりの募集人数が少ないため、少数の企業に力を入れるよりも母数を増やして内定を掴むチャンスを増やすほうが、早く就活を終えられます。
4.志望動機を磨いて面接に臨む
冬採用では、志望動機を磨いて面接に臨むことが内定獲得のために重要なポイントとなります。
企業が冬採用を実施するのは、自社の採用予定人数の充足が目的のため、特にこの時期は内定を出したら必ず入社してくれる人に内定を出したいと考えます。
「御社に入社したい!」という気持ちや熱意をどれだけ伝えられるかが、求められますよ。
どの企業でも当てはまる志望動機ではなく、「この業界の中でもなぜ御社なのか?」といった具体的な志望動機を言えるよう磨くことが必要です。
志望動機をうまく書けない人は、こちらの記事で説得力のある志望動機を書くための4つのステップを紹介しているので、あわせて見てみてください。
冬採用で気を付けるべき注意点3つ
冬採用で起こりやすい気を付けるべき注意点を3つ紹介します。
- 予定より早く募集が締め切られる可能性がある
- ブラック企業も紛れている可能性がある
- 焦って自分とミスマッチな企業に入社しやすい
特に冬採用においては、募集自体が少ないので早め早めの行動と、企業の見極めが重要ですよ。
では、それぞれ解説します。
1.予定よりも早く募集が締め切られる可能性がある
冬採用では、予定よりも早く募集が締め切られる可能性があります。
そのため、「募集締め切りまで余裕があるから後回しでいいや」などと考えていると、後悔することも。
気になる企業がある場合は、採用情報をこまめに確認し、できるだけすぐに応募していきましょう。
2.ブラック企業も紛れているリスクがある
冬採用を行っている企業の多くは、先述したような企業ですが、中には長期間に渡って採用を継続しているブラック企業が紛れている恐れもあります。
事前に先程紹介した口コミサイトなどを参考に、評判を見て見極めるようにしましょう。
3.焦って自分とミスマッチな企業に入社しやすい
冬採用では、焦って自分とミスマッチな企業に入社しやすいので、注意しましょう。
卒業までのタイムリミットがあるので、早く入社したいという気持ちから自分に合わない企業でも入社しやすくなります。
多くの学生が新卒で就職後、3年以内に転職をしている実情があるので、焦って合わない企業に決めずに、納得できる企業に入社しましょう。
就職浪人という手段はおすすめしない
最後に、内定がもらえなかったなどの事情から就職浪人という手段を取る人もいますが、あまりおすすめしません。
就職浪人とは、大学などの学校を卒業するまでの段階で就職先が決まらず、卒業後に就職活動を続ける状態のことです。
就職浪人は一般的に、新卒ではなく、大学を卒業したけど一度も就職をしたことがない既卒として扱われる傾向にあります。
ぜひ、大学在学中に納得した企業から内定をもらえるよう、頑張りましょう。
まとめ
この記事では、冬採用を実施する企業の特徴や探し方、内定を獲得するための対策、気を付けるべき注意点について解説しました
冬採用は選考フローが短く、予定よりも募集の締め切りが早まるといった他の時期とは異なる特徴や注意点があるので、事前に把握しておきましょう。
冬採用は学生にとって卒業までのタイムリミットも近く、焦りやすいです。しかし、今回紹介した対策をしっかり行えば、志望企業からの内定を掴む確率がぐっと上がりますよ。
冬から就活を始めて少しでも早く終わらせたい人は、「就活キャリア」に相談してみてください。